http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/155.html
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http://ameblo.jp/eiichiro44/entry-11250056851.html
ドイツ人は、命乞いされても「ツケ」には厳しい。その独善的なナショナリズムは、ユーロをリードする資格は無きに等しい。
ギリシャ年金受給者が議会前で自殺、「ごみ箱あさりたくない」
離脱拒否の緩和拒否。ブンデスバンクのバランスシートを悪化させたくないドイツは、ECBにも吹き込んでいる、周辺国もギリシャ情勢に関しては、見てみぬフリだ。
トロイカのコンディショナリティ(融資基準)を達成できないのはギリシャだが、達成できないギリシャをユーロに抱え込んでいるのはドイツ。自分達にとって都合の悪いルールは無視、建前上の厳格さを貫き通すドイツは、傲慢そのものだといえる。昨年末より「一層のユーロ売り」を抱えていた投資家は、ギリシャ抱え込みのためにルールを捻じ曲げてきたドイツにしてやられた事になる。
ドイツは、他国での自殺者増加より、自分達の「帳簿」の方がはるかに重要のようだ。取り立ても過ぎると、説得力と支持を失う事になるだろう、ドイツのやってる事はそれと同じ、経済問題から人権問題へ発展しつつある。物議は一層広がり、ドイツの「実質上の孤立」は深まるばかりだといえる。
ギリシャがいてもユーロは駄目、しかしながらドイツがいてもまた然り。ドイツのスタンスが変わらない限り、ユーロの混迷が収まる事はない。
●ギリシャにはユーロからの離脱が最善の選択肢=独シュピーゲル誌
http://jp.reuters.com/article/jp_eurocrisis/idJPTYE84D00820120514
[ベルリン13日ロイター] ドイツの有力誌シュピーゲルは1面に「アクロポリスよ、さらば。ギリシャがユーロを去らなければいけない理由」と題する論説を掲載し、ギリシャにとってユーロからの離脱が最善の選択肢かもしれないと論じた。
ドイツ国内ではギリシャがユーロから離脱する可能性に備える動きが高まっており、企業や政界の関係者は、ユーロ圏はギリシャが離脱しても存続できるとの考えを示している。
だが、シュピーゲル誌は論調を一歩進め、ギリシャのユーロ離脱は前進する唯一の方法だと指摘。黄昏時のギリシャの古代遺跡にユーロ硬貨がばらまかれた図とともに「あらゆる懐疑的な見方に対し、我が社のエディターはこれまで、ギリシャのユーロ残留を支持してきた。しかし、先の総選挙以降は意見を変えた」とした上で、「ギリシャは通貨統合に参加できるとほど成熟しておらず、今もそれは変わっていない。改革を通じて財政を健全化する試みは失敗した」と述べた。
さらに「ユーロからの離脱が彼らの利益になることは明らかだ。ユーロからの離脱だけが、長期的に自立するチャンスを彼らに与えることになる」と論じた。
●ギリシャの問題は欧州の問題でもあり世界の問題でもある(鍵はドイツの姿勢か・・)
http://blog.livedoor.jp/mkubo1/archives/51338923.html
・・ユーロ離脱だと、EUの格付けも下がる可能性が出てきています。
スペインのCDSは高値更新中。
ギリシャの問題ではありますが、ユーロ圏の問題でもあるということですね。
世界の景気も明らかにギアを落としたというか、ブレーキをかけたというか…
世界の問題でもあるわけですね。
先日、戻るきっかけについて5つ上げました。
これ、意外に重要ですから、繰り返しておきます。
1、 ★ドイツの姿勢の変化
2、 ECBによる景気刺激策の金融緩和
3、 FOMCでのQE3、もしくは、緩和を示唆すること
4、 日本の原発再稼動(電力問題)
5、 中国の利下げ
さっそく、5が実現しました。
といっても、準備預金率を0.5%引き下げただけで、厳密には、利下げでは、ありませんが…今後、2と3に注目です。
世界的に、金融緩和へ舵を切る可能性が出てきています。
(すでに、オーストラリアなど実施していますよ)
欧州のおかげで、世界があおりを食っているのですね。
ブレーキをかけた分、もう一度、アクセルを踏むためには、金融緩和というアクセルを踏むしかないのでしょう。(抜粋)
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