http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/885.html
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http://www.mmc.co.jp/gold/market/toshima_t/list.html
日本経済新聞社が18年にわたり「日経ゴールドコンファレンス」という金国際会議を主催していた頃のエピソード。夕方のカクテル・パーティーで、某日銀高官が壇上に立ちスピーチしたときのことだ。「我々中央銀行関係者は、金価格を自分たちの通信簿として見ております」と語った。「金融節度が保たれる限りは、国民が代替通貨としての金などを買うこともないはず。金高騰は金融政策不信(筆者注:特に量的緩和の副作用への懸念)を映すわけで、通信簿の評価が低いということを肝に銘じている」という発言趣旨であった。
金融政策の限界そして副作用を、身をもって感じてきたのが、ほかならぬ、「通貨の番人」たち。筆者は「団塊の世代」であるが、リタイアした「通貨の番人」たちが、時折、事務所に退職金の資産運用相談に訪れる。そこで、背筋がヒヤッとするのは、彼らが、「退職金を円で持ちたくない。金を買いたいが、どうすればよいか。」と額に皺よせて沈痛な表情で語りかけてくるときだ。「番人」として守ってきたはずの通貨を、一個人の本音としては持ちたがらぬ。
平たくいえば、輪転機を廻して紙幣を「追加供給」し続けてきた人たちが、「刷れる紙幣」より「刷れない金」を選好する現象。なんともやりきれぬ。
●400円割れに向かうシャープと経営危機(日銀総裁が危惧したある危機・・)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
シャープの株価は406円まで売られており、新株発行価格である550円から140円以上も低い株価になってきており、市場は払込みが行われないとみていることになります。
即ち、シャープを救った提携が幻に終わり、本当の危機がシャープに迫ってきていると言えるのです。
このまま提携話が破談となれば、シャープは債務超過に陥りかねなく、メインバンクである三井住友銀行は重大な危機に陥ることになります。
今、一部で三井住友銀行にまつわるうわさがあちらこちらで出てきており、今日の日経新聞広告にありましたが、一部の月刊誌が三井住友の融資先企業につき詳しく報じている事例もあり、メインバンクである三井住友が動けないところに、危機が襲えば、シャープはいったいどうなるでしょうか?
シャープの危機は日本の危機に直結します。
エルピーダを救えず、シャープを救えない日本の金融システムはどうなっているのか?と海外から見られれば、
日本の金融機関への「貸しはがし」が一気に進みます。
日銀総裁が危惧した「市場取り付け」が発生すれば、海外から膨大な資金を借りている邦銀など一瞬で機能停止することになります。その危機がシャープ株に出てきているかも知れません。
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