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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3MEUC6JIJUP01.html
5月6日(ブルームバーグ):6日投票が行われたドイツ北部のシュレスウィヒ・ホルシュタイン州議会選挙で、メルケル首相率いる与党キリスト教民主同盟(CDU)は、ここ約半世紀で最悪の得票率に落ち込んだ。最大野党である社会民主党(SPD)による連立政権実現の可能性が出てきた。
ドイツ連邦政府でのメルケル首相の連立相手の弱体化が再び目立った今回の選挙結果は、国内最大の人口を抱えるノルトライン・ウェストファーレン州で5月13日に行われる議会選挙の行方を決めるものだ。世論調査ではSPDが同州議会選で最大議席を確保する見通しだが、地方選挙での同党の実績を受けて、欧州の債務危機収束に向け歳出拡大を求める同党の全国レベルの主張にメルケル首相が耳を傾けることはなさそうだと、世論調査会社フォルザのマンフレッド・ゲルナー氏は指摘する。
ゲルナー氏は地方と連邦政府で世論の支持の方向が異なることはよくあるとした上で、「危機に対処するためのドイツの政策はベルリンで決定するものであって、シュレスウィヒ・ホルシュタイン州やノルトライン・ウェストファーレン州で決めるものではない」と語った。
シュレスウィヒ・ホルシュタイン州議会選挙で、CDUの得票率は30.9%で第1党となったものの、1950年以来で最低にとどまった。連立相手である自由民主党(FDP)は、2009年の前回選挙のほぼ半分となる8.2%に落ち込み、同州議会でCDUとFDPの連立政権を再び樹立するには不十分となった。ドイツ公共テレビ局ZDFが6日午後7時55分時点で伝えた。
一方、最大野党のSPDの得票率は30.2%で、4つの政党で連立を組む可能性が高まった。SPDは、従来の同盟相手で得票率で3位となった緑の党(13.2%)などと連立政権を結成する公算が大きい。
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