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昨年末の記事がきっかけで「投資信託の未来」みたいなテーマで小話。
話したことをごく簡単にまとめると…
10年前と今とでは投資信託の位置づけはだいぶ変わったと思う。
企業の情報も手に入れやすくなり、株式の売買手数料も安くなった今、投資信託はわざわざお手伝いさんを雇ってまで儲けたい人のためのもの。
とくに日本株のアクティブ・ファンドなんて本質的に必要のない商品。
これぐらい厳しく考えて商品設計しないと生き残れないよ、という話。
よーく考えると必要のない商品・サービスがいろいろあるよね。
たとえば英会話学校をはじめとする英語学習関連のビジネス。
グローバル化だから英語できないと役立たず、って変な圧力に押され、いつか必要になるかもしれないから、とお金を払ってしまう。。。
なぜかその「いつか」が来なさそうな人が英会話学校に通っている。
最近一番変なのが婚活ビジネス。
なんで他人にお金払ってまで結婚しなきゃいけないのだ。
親からの圧力か、はたまた少子化を問題視する世の風潮か?
先進国は失業者だらけ、新興国の食文化の変化で食糧危機も?
って考えていくと、結婚せず子孫を残さないのも変だとは言えない。
英語と婚活は人の心の弱さにつけ込んだ極端な例だけど、うちの商品・サービスもホントは世の中に必要ないものかも?って考えぬくと、同業他社とちょっと違うものが生まれるかも。
今は元気ないけどこの30年、何度も世界を席巻した任天堂は、それらを「究極的には不要な娯楽というものを生み出す会社」 と位置づけて、常に新しい面白さを探し続けているんだよ
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