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NTTは、クラウド事業を軸にした海外戦略を打ち出す一方で、国内ではスマホ向け放送や地域医療の連携など、今までとは違った方法で顧客を獲得する方針を示した。NECは、環境・クラウドを軸に、顧客の要望を素早く研究者に伝え、実際の製品に反映する仕組みを目指している。
企業が新しい商品を開発する時に、最重要視するポイントは一体何だろう。まず、考えられるのは顧客のニーズをつかんだ商品であるか。そして、それが収益につながるかということだろう。
顧客のニーズとは何なのか。あまりにも、利便と効率ばかりが優先され過ぎ、それによって大切な何かが置き去りにされてはいないだろうか。
消費者は、新しい商品を取り入れることで、自分の生活がどう変化するかということを、考える人は少ない。生活第一と言うが、ただ便利になり、楽になった。で終わってしまっては、生活に人間らしい充実感がなくなってしまう。そして、これからも利便と効率のみを優先する商品開発が繰り返される。
そうではなく、人々が今どのような生活環境にあるのかを本当に理解し、ニーズを察知できているだろうか。また利便と効率だけを追い求めると、仕事と暮らしが空洞化し、自然を破壊してはいないだろうか。
引っ越しをするとよくわかるが、家の中に不要なものがどれだけあることか。誰もが経験したことがあるはずだ。いらないものを増やす使い捨てではなく、本当に必要なものだけを組み込んだ、生活モデルの構築が求められる。
その上で、自然と融合でき、生活の見直しにつながる商品開発が必要ではないだろうか。
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