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(回答先: 太陽光買取42円は高過ぎる―相次ぐ電池メーカー破綻が示す環境激変 すさまじい値崩れ 太陽光バブルを作って、財政を悪化 投稿者 MR 日時 2012 年 4 月 30 日 15:47:08)
太陽光がある程度以上広まると、太陽光の設備以外のコストがかかるようになる。それは変電所であるとか、スマートメーターといってもいいのかも知れないが通信機器付の電流電圧制御装置だ。また、太陽光があまりに広まった場合、大規模な蓄電池も必要になる。
太陽光と風力はそれこそ時々刻々と電気出力が変動する。普通の個人宅の屋根でやっている太陽光ぐらいなら、そのまま送電線につないで、特に追加設備は必要ない。なぜなら、一般家庭で消費する電力量の変動のほうが太陽光自体の発電量の変動よりも大きいので、一般家庭用の送電システムで制御できてしまうからだ。または現在の家庭からの太陽光発電量は微々たる量で無視できるといったほうがいい。
でもメガソーラーとか、または町内の家庭のほぼすべてに太陽光がつくようになれば、それによる電力量の変動は無視できない。
現在の送電システムは大まか三段階に分かれている。
1.巨大発電所
2.各市町村
3.電柱
ということだ。ところが、たとえば、各家庭にくまなく太陽光が入った場合、日照が強くなったその瞬間に、その町いったいが一気に発電しだすことになり、それに合わせて、電柱レベルから各市町村の変電設備や大本の巨大発電所の変電設備も出力を変える必要がある。
これをやらないと多分最悪の場合、送電設備が壊れてしまうはずだ。そうなれば大規模停電になる。
太陽光は特に日照の変化で出力が一気に上がったり下がったりするので制御が難しいはず。
だから太陽光の設備費だけのコストではなくて、送電設備のコストやバックアップ電源のコストがかなりかかることになる。
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