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スペインと伊の銀行、国債購入「火力」尽きつつある
5月2日(ブルームバーグ):イタリアとスペインの銀行は欧州中央銀行(ECB)の3年物オペで借り入れた資金を使い果たしつつあり、従って自国国債を購入する「火力」が尽きかけている。英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)が指摘した。
RBSの金利ストラテジスト、ハービンダー・シアン、ビアジオ・ラポーラ、サイモン・ペックの3氏(ロンドン在勤)は4月30日付の顧客向け文書で、イタリアの銀行はECBの長期リファイナンスオペ(LTRO)で調達した資金の46.4%相当を既に使い、スペインの銀行は42.3%が利用済みだと指摘した。ストラテジストらは昨年12月−今年3月についてのECBのデータに基づいてリポートをまとめた。
リポートでは、銀行がECB資金のほぼ半分を高利回りの国債に投資する計画だと仮定した場合、イタリアの銀行の国債購入用資金の残額は3月末時点で60億ユーロ(約6300億円)程度、スペインの銀行は160億ユーロになっていたと概算した。
LTRO資金の65%を国債購入に充てる計画であれば、残額はそれぞれ310億ユーロと460億ユーロだという。また、3月の購入ペースを基にすると、これはスペインの場合で1.6カ月、イタリアは1カ月弱の期間、購入を続けられることを意味するとアナリストらは指摘。「これまでの積極的な購入によって欧州諸国の国債購入に充てるLTRO資金の残りは少なくなっている。国内銀行による国債市場下支え効果はさらに弱まるだろう」と書いている。
原題:Spanish, Italian Banks’ Firepower to Buy Debt Waning, RBSSays(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先: Paul Dobson pdobson2@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Daniel Tilles dtilles@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/02 18:45 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3E1XB6KLVR401.html
ロンドン外為:ユーロ下落、製造業縮小や独失業増で
5月2日(ブルームバーグ):ロンドン時間午前の外国為替市場でユーロは下落。4月のユーロ圏製造業景気指数改定値が9カ月連続の活動縮小を示したことや、ドイツの同月の失業者数が事前予想に反して増加したことが嫌気された。欧州中央銀行(ECB)が3日の政策委員会後に追加利下げに傾きつつあることを示唆するとの観測もユーロ売り材料。
ロンドン時間午前10時43分現在、ユーロは対ドルで0.7%安の1ユーロ=1.3145ドル。一時は0.8%安となった。対円は0.4%安の1ユーロ=105円56銭。
原題:Euro Falls 3rd Day Versus Dollar as Europe ManufacturingShrinks(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Anchalee Worrachate aworrachate@bloomberg.net;東証 Monami Yui myui1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Daniel Tilles dtilles@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/02 19:10 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3DXJF6TTDT601.html
4月のユーロ圏製造業景気指数45.9、下方修正−9カ月連続縮小
5月2日(ブルームバーグ):ユーロ圏では4月の製造業活動が9カ月連続で縮小した。域内経済の低迷が深刻化しつつある兆候が増えた。
マークイット・エコノミクスが2日発表した4月のユーロ圏製造業景気指数の改定値は45.9と、3月の47.7を下回り、2年10カ月ぶりの低水準。先月23日発表の速報値は46.0だった。同指数は50が活動拡大と縮小の分かれ目。
原題:Euro-Region Manufacturing Contracted for Ninth Month inApril(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Jennifer Ryan jryan13@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/02 17:15 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3DYNO6TTDSI01.html
ギリシャ長期ソブリン格付けをCCCに引き上げ−S&P
5月2日(ブルームバーグ):格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はギリシャの長期ソブリン信用格付けを「CCC」に引き上げた。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M3E3CC6KLVR401.html
[2日 ロイター] S&Pは、ギリシャの長期・短期のソブリン格付けを「SD(選択的デフォルト)」から「CCC/C」に引き上げる。長期格付けの見通しは安定的。格上げは債務交換が完了したため。
*以上はスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が発表した声明
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE84104420120502
スペインが最大25億ユーロの中期債入札、利回り大幅上昇の見通し
2012年 05月 2日 10:37
[マドリード 1日 ロイター] スペイン政府は3日に最大25億ユーロの3種類の中期国債入札を実施する。利回りは前回入札から大幅に上昇する見通しだ。また市場は、欧州中央銀行(ECB)が供給した資金がそろそろ底をつき、スペインの金融機関の国債購入意欲が薄れている兆候がないかどうかを注視する見込みだ。
今回の入札は、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が先週、スペインの信用格付けを「A」から「BBB+」に2段階引き下げてから初めて実施される入札となる。
また、スペイン統計局が30日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%減と、2四半期連続で減少し、スペイン経済は再度、景気後退(リセッション)に突入した。
スペインの金融機関はECBが昨年12月と今年2月に実施した3年物の流動性供給オペに積極的に応札した。スペイン中銀が発表した最近のデータは、金融機関がオペで調達した資金の大半が高利回りのソブリン債買い入れに充てられたとの情報を裏付ける内容だった。
データによれば、スペインの金融機関の国内債保有比率は昨年11月時点に全体の13%強だったのに対し、3月にはほぼ30%に急上昇した。同様に、11月に56%近くあった非居住者の保有比率は3月までに38.8%に低下した。
キャピタル・エコノミクスの欧州担当エコノミスト、マーク・ミラー氏は「ECBの資金供給メカニズムがなければ、借り入れコストは今よりずっと高くなっているという主張は筋が通っている」と指摘。「今年後半、来年初めと時間が経過するに連れ、国債の利払い費が大問題になり、スペインが将来的に何らかの救済を必要とする確率が高まる可能性がある」と警告した。
中期債入札でのスペイン政府の発行予定額は15億─25億ユーロ(19億9000万─33億1000万ドル)。償還期限は2015年7月、2017年1月、2017年7月。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE84100I20120502
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