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美人投票と株式市場の深い関係 株価変動を支配する「ファットテール」
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/801.html
投稿者 MR 日時 2012 年 5 月 01 日 03:09:55: cT5Wxjlo3Xe3.
 

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120418/231139/?ST=print

日経ビジネス オンライントップ>企業・経営>「気鋭の論点」

美人投票と株式市場の深い関係 株価変動を支配する「ファットテール」

• 2012年5月1日 火曜日
• 楡井 誠


 株式市場は企業価値を反映する鏡である。その鏡は、企業の刻一刻と移り変わる将来性を抜かりなく映し出す。市場参加者という無数の匿名な観察者は、経営者が直視したくないような醜い欠点まで、冷酷にあぶりだしては評価に算入していく。
 市場はまた社会プロセスとして例外的なほど機敏で迅速だ。1986年にスペースシャトルチャレンジャー号爆発事故が起きた後、政府調査委員会が事故原因 について、Oリングとよばれる小さな部品であったことを特定するのには数ヶ月を要した。ところが市場においては事故のわずか21分後に、シャトル関連企業 の中で唯一、値がつかない企業としてOリング供給企業が識別されていたのである(注1)。“Market knows”(市場は何でも知っている)などと、冗談半分、本気半分に崇められたりもする所以だ。
 その市場が大きく見通しを外すことがある。バブルの発生と崩壊は良い例だが、そこまで巨大な事例でなくとも、個別企業や産業などが、とりたててさしたる ニュースもないのに大きく値を上げたり下げたりする。実際のところ、「外すことがある」どころではない。株価の実際の振幅と理論値の振幅を比較してみれ ば、実際の振幅の方がいつでも大きい。株式市場は、長い目で見れば企業価値の水準をよく捉えるのだが、短期的には過熱したり冷えきったりとブレまくるので ある。
優勝するのは、誰も美人と思っていない人に
 株式市場のそんな気まぐれな振る舞いが、美人コンテストに似ている、とジョン・メイナード・ケインズは言う。ただし、普通の美人コンテストではない。ケ インズの美人投票では、賞をもらうのは優勝した美人ではなく、その美人に投票した人である。このゲームでは、優勝した美人が本当の美人であっても良いけれ ど、そうである必要もない。重要なのは、みんなが投票した美人に、自分も投票していることである。
 ところが、ほかのみんなも同じように他のみんなと同じ美人に投票したいと思っている。その結果、圧倒的多数を集めて優勝した美人のことを、本当のところ誰も美しいとは思っていなかったといった珍事が、普通に起こることになる。
 もしも、みんながそれぞれ正直に自分が美人だと思った人に投票していれば、「多くの人の賛同を得た」という意味で客観的な美人を選ぶことができただろ う。同様に株式市場でも、個々のトレーダーがファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に関わる情報を地道に収集して投資判断をしているならば、株価は客観 的な企業評価となり得る。トレーダーによる自己利益の追求が社会的に有意義な情報を生み出す、これこそ市場の情報集約機能である。ところが、奇妙な美人投 票が示すように、市場の性能には若干の綻びがある。
注1 Maloney and Mulherin (1998), “The Stock Price Reaction to the Challenger Crash,” SSRN 141971.
 そしてこの綻びが、市場の「外し方」に法則性を与えている可能性がある。株価振動の分布は裾部分の確率が高い、いわゆる「ファットテール」に従うことが 知られている。図1には、TOPIXの日次変動率(始値と終値の対数の差)の度数分布図が示されている。TOPIX日次変動率の典型的なばらつきの大きさ (標準偏差)は約2%なので、同じ標準偏差を持つ正規分布で度数分布図を合わせてみよう。すると、±5%あたりから急に外れてくることが見て取れる。これ がファットテールである。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120418/231139/zu01.jpg
 世の中の多くの現象は正規分布に従う。これは、ある現象が、様々な独立した要因にウェイトづけをしたものの総和として起こるとき、その総和が正規分布に 従う性質(中心極限定理)を持つからである。だから、例えば受験偏差値も正規分布に従う。平均は偏差値50に対応し、平均から標準偏差で1外れることは、 偏差値で10増減することに対応する。したがって標準偏差の5倍も外れる現象というのは、偏差値で言えば100以上か0以下という、大概な成績を取るくら い珍しい。しかしTOPIXを見ると、標準偏差の5倍(つまり約10%の株価変動)以上の変動が起こる頻度は0.25%もある。通常ほとんど起こらない珍 事が、株式市場では1年に1日は起こるというのだ。
規則性はどの国の市場にも当てはまる
 株価振動のテールの場合、単に正規分布より重いだけでなく、べき則(power law)とよばれる顕著な法則性をもつ。図2では、平均変動率からのぶれを標準偏差で割った値を横軸に、そのぶれ以上の変動が起こる確率を縦軸に表してい る。これによれば、標準偏差の3倍以上の大きさの変動が起こる頻度は1%、標準偏差6以上は0.16%、9以上は0.06%であり、図のように両対数プ ロットを取ると直線で合わせることができる。しかも、傾き3くらいの直線で合わせることができるというこの規則性は、TOPIXのみならずどの国の市場を みても当てはまるようなのだ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120418/231139/zu02.jpg
 とすると、株価の変動は、国によらず時代によらず、また変動の大小にもよらず、同じメカニズムから起こっているのかもしれない。日々の上げ下げも100 年に一度のクラッシュも、同じ市場の綻びから生じるのかもしれない。ケインズの美人投票を手がかりに、市場の構造を観察することからこの規則性を説明して みよう。
 値が上がったときは、誰かが市場のコンセンサス以上の値段で買っていることを意味する。それをみて他のトレーダーは、コンセンサスに織り込まれていない ポジティブな情報をこの買った誰かが手に入れたに違いない、と推測するだろう。したがって、他のトレーダーはこの値動きを自分の情報に取り込み、買いに傾 く。
 しかしトレーダーの推測はそこで終わらない。みんながこの値動きをみて自分の情報を更新したはずなのに、そこで値が止まっているならば、一斉に買いに走 るほどには、他のみんなが持っていたその株に関する事前情報が良くはなかったはずだ。トレーダーはそう推測し、他のみんなが事前にもっていただろう情報に ついての新しい情報、つまり「みんなの事前情報は大して良くなかった」という情報を、自分の情報に取り込む。
他人と違う行動をとることが、社会のリスクを軽減する
 この推測の連鎖の帰結として、最初の1人の買いがもたらしたポジティブな情報は、それを見ても静観したままである他のトレーダーによって均される。これ は、個々のトレーダーが平均的トレーダーの行動に追随しようとするケインズの美人投票の状況に他ならない。美人投票の状況、すなわち1人の買いがもたらす 情報のインパクトが平均して1人のトレーダーの追随買いを誘う程度であるとき、最終的に収束するまでに何人のトレーダーが追随するだろうか?この追随買い の大きさが、実はべき則に従うことを示すことができる。(注2)
 本来、よく機能する市場では、価格が「みんなの平均的な考え方」を吸い上げてくれるはずだ。しかし美人投票では、みんなが価格に頼りすぎてしまうせい で、かえって誰の考えも吸い上げられない、という逆説が生じる。つまり、「価格がみんなの考え方を映している」という信頼によって、一人一人が持ってい る、小さくはあるが貴重な情報が捨て去られてしまう。市場は確かにみんなの行動の平均を映し、そして多くの場合妥当な価格を形成するのだが、個々人の行動 が実はみんなの行動の平均に依拠しているために、一旦外すと極端に外してしまうという危うさをはらんでいる。テールのべき則は、この「外し方のメカニズ ム」を示唆している。
 市場も投票も、大勢の人間が知恵を出し合い合意する必要のある様々な意思決定に、優れた解を与えてくれる社会制度である。しかしその制度が時に、金融危 機や選挙における地滑り的大勝のような、大きな社会変動を引き起こしてしまう可能性を美人投票は示している。そのような過度の変動を未然にふせぐ一つの方 策は、個々人が自分で情報を集め、自分ならではの判断を下し、他人と違う行動を取ることを恐れないように仕向けることだ。なぜなら、個々人がそれぞれの独 立な偏りに従って、てんでばらばらの行動を取るとき、個々のエラーは大きくなっても、社会全体のエラーは格段に小さくなるからである。(注3)
注2) この分布のべき乗数は1.5となる。追随買いするトレーダーの数の分布がいかにして株価変動の分布に変形されるかについて、詳しくは Nirei, “Beauty Contests and Fat Tails in Financial Markets”(「一橋大学ワーキングペーパー」、2011年)を参照してほしい。
http://www.ier.hit-u.ac.jp/ifd/doc/IFD_WP76.pdf
株価のべき則については Gabaix, Gopikrishnan, Plerou and Stanley, “Institutional Investors and Stock Market Volatility” (「Quarterly Journal of Economics」、 2006年) が別の説明をしている。
http://qje.oxfordjournals.org/content/121/2/461.full.pdf

注3)この点、Surowiecki (2005年), “The Wisdom of Crowds,” Anchor (小高尚子訳『「みんなの意見」は案外正しい』角川文庫)が示唆に富む。
http://www.randomhouse.com/features/wisdomofcrowds/


「気鋭の論点」
経済学の最新知識を分かりやすく解説するコラムです。執筆者は、研究の一線で活躍する気鋭の若手経済学者たち。それぞれのテーマの中には一見難しい理論に 見えるものもありますが、私たちの仕事や暮らしを考える上で役立つ身近なテーマもたくさんあります。意外なところに経済学が生かされていることも分かるは ずです。
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楡井 誠(にれい・まこと)
一橋大学イノベーション研究センター准教授。1994年東京大学経済学部卒業。96年、同大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。2001年米サンタフェ研究所ポストドクトラル・フェロー(〜2004年)。
2002 年米シカゴ大学経済学博士(Ph.D.)。2004年米ユタ州立大学経済学部助教授、2006年カナダのカールトン大学経済学部助教授、2008年から現 職。研究対象は企業のダイナミクス、投資および景気循環、価格付け行動と物価、金融市場のアノマリー、資産所得分布など。
http://www.squeezedbooks.com/articles/the-wisdom-of-crowds.html
The Wisdom of Crowds
• Written By: Squeezed Contributor
• 2-4-2012
• Categorized in: Innovations, Leadership
Key Points
The thesis of the book, as the author states at the beginning:
under the right circumstances, groups are remarkably intelligent, and are often smarter than the smartest people in them. Groups do not need to be dominated by exceptionally intelligent people in order to be smart.
Summary
Part I
Chapter 1
The book begins with a series of examples of “crowd wisdom”, ranging from the TV show “Who Wants to be a Millionaire?” and its “ask the audience”, to the stock market indicating the company most likely to be at fault hours after the Challenger disaster. These cases all demonstrate the four conditions that comprise wise crowds - independence, diversity of opinion, decentralization, and a way to aggregate the results. Similar results are to be found in sports betting, and in Google’s results, determined by examining the number of links pointing to any given page. One way to take advantage of this wisdom of crowds is through the use of ”prediction markets”, such as the Iowa Electronic Markets, where people buy and sell probabilities as if they were stocks. In the right circumstances, prediction markets are an excellent way of turning the knowledge of many people into reasonably accurate predictions.
Chapter 2
The importance of diversity is covered in the second chapter. A crowd can’t be wise if everyone always picks the same answer as everyone else. Examples include product markets, where there is usually an initial wide range of different attempts in a new market, which is quickly winnowed down to the successful designs; and honey bees, which send out scouts in all directions, but only return to those areas where flowers have been found. Diversity is important to “wise crowds”, because it expands the range of possible solutions proposed. In large groups, diversity comes naturally, but in smaller groups, it’s necessary to support and actively encourage it, to avoid the dangers of “groupthink”. When people give in to their conformist tendencies, and are afraid to stick their necks out, the quality of decisions suffers.
Chapter 3
Independence of action and thought is important for the wisdom of crowds. If everyone thinks alike, then they’re less likely to arrive at a good answer to a given problem, because they’re less likely to fall into “groupthink”. “The more influence we exert on each other, the more likely it is that we will believe the same things and make the same mistakes”.
American Football coaching is cited an example of the “herd mentality”, based on the work of David Romer examining the “best 4th down strategy” (pdf). It turns out that statistically, most teams would be better off trying to make the touchdown or 1st down, rather than going for the field goal, in many cases. However, since the accepted wisdom is to kick, going against the grain of the relatively small pool of decision makers (professional football coaches) would not be an easy choice to make consistently, especially for the risk averse.
Herding behavior often occurs because people seek safety in numbers, but it can lead to problematic results when independence is required. “Information cascades” are what occurs when an initial decision is made by a few people, and then more or less accepted uncritically by more and more people. This isn’t necessarily a recipe for disaster, as we can’t all evaluate everything in our lives, but must trust others to come to good conclusions. However, at times, it can be disastrous when the original information and decisions were wrong, but continue to be accepted by an ever-wider circle. Luckily, for most people, the more important a decision is, the more likely they are to examine the facts themselves, rather than simply fall in line. Information cascades actually work reasonably well much of the time, but the basic problem is that they are a sequential, rather than parallel process. If you’re trying to harness the wisdom of crowds, you must attempt to have all decisions made at the same time, rather than one at a time.
Chapter 4
This chapter covers decentralization - where it works, where it doesn’t and what can go wrong. Decentralized, aggregate behavior is a key aspect of things like free market economies, flocks of birds, and is something that has been touted as a virtuous way of running a company as of late, with small, self-organizing teams. Decentralization allows people, or more generally, components of a system, to act freely and independently of one another, and still interact to produce coordinated results.
Linux is cited as an example of a decentralized system with a central aggregator - Linus Torvalds. As most people know by this point, Linux is worked on collaboratively by many programmers throughout the world, but often, different people come up with competing solutions to the same problem. This is good at finding and testing diverse approaches to see, in practice rather than in theory, which one actually works the best. Ultimately, however, the ‘best’ solutions are not selected by popular vote, but by Linus, who is responsible for taking the results of the decentralized development process, and aggregating them into something useful by selecting the ‘best’ bits and pieces.
Also discussed is the decentralization of the intelligence community, and the negatives involved in the difficulty of sharing information, cited as one factor in the failure of the intelligence community to predict and prevent the 9/11 attacks. The problem, however, was not decentralization, but decentralization with no way to aggregate the results into something useful.
One such way of aggregating information was a proposed futures market based on potential events in the Middle East, and elsewhere, which was, however, not allowed to get off the ground due to squeamishness about the idea of buying and selling bets about, say, a leader’s chance of being assassinated in any particular year. This market could have been a useful tool, perhaps not in predicting precise events, but in collecting information about the general state of things in places where information is at times difficult to gather, and unfettered freedom of expression suppressed.
Chapter 5
This chapter covers what are known as “coordination problems”, which are defined as problems that don’t necessarily have an objectively “correct” answer, but which are framed in terms of coordinating actions with everyone else’s actions. For instance, driving on a freeway requires that you coordinate your speed and actions with those of other drivers, and possibly even the time of day when you drive in order to avoid getting stuck in traffic. Groups are not guaranteed to come up with optimal solutions, but often do.
One solution to coordination problems is central planning - having one omniscient authority that makes some calculations and tells everyone how to act as a consequence. This is, however, often not possible, feasible, or desirable.
Coordination problems are often quite difficult to solve, with one example being a bar, where, if it’s more than 60% full, no one enjoys themselves, but do if it’s under that capacity. Several computer models have been built with agents that follow simple strategies and do manage to coordinate well enough to keep the bar at around 60%.
In some cases, cultural references help us solve coordination problems, both by giving us reference points (ask two people to meet at a given time without communicating the time to one another, and they’ll likely pick 12 noon), or norms, such as “drive on the right”. Conventions also lower the amount of thinking you have to do about certain situations - it’s easier just to follow the rules or guidelines rather than make a conscious decision after weighing all the possibilities. This often frees us to think about more important things.
Corporations are supposed to operate in order to maximize profits, and should be immune to things like social conventions - yet it turns out that they’re not nearly as rational as might be imagined. One example cited is movie theaters, which charge the same price for the latest hit, as for flops that are on their way out. Charge too much for hits, and you risk losing out on concessions, where movie theaters actually make a lot of their money, but by that logic, lowering the price for less popular movies would get more people into the theater.
Markets can also be effective coordination mechanisms. Experiments conducted with students, who know only the maximum price they will pay, or minimum they will sell for, show prices rapidly converging on an optimal price, even though that price is higher than buyers would like, and lower than what sellers would prefer. Real markets often lack lots of information, and indeed the students found the experiment “chaotic and confusing” - and yet, the market worked. Markets aren’t perfect, of course, but they are often the best, if not perfect, way of coordinating disparate buyers and sellers.
Chapter 6
Cooperation problems are superficially similar to coordination problems, but with a key difference: coordination problems can be solved with all players acting in their own interests, whereas cooperation problems require players to “look at the bigger picture”, as part of an organization or society.
Behavioral studies have demonstrated that people will forego a reward in a simple game in order punish someone perceived to be playing unfairly, even when doing so does not benefit them at all. In other words, people, being social animals have a sense of ‘fairness’, even if this isn’t rational in economic terms. This extends to a sense that rewards should be correlated to efforts and accomplishments, and this sense is part of the reason why large organizations can exist in the first place.
Trust is often secondary to long term relationships in terms of promoting ‘fair’ behavior: if you know you’ll see someone again and again, you’re less likely to attempt to cheat them.
Capitalism works in part because it’s possible to trust those beyond an established circle of friends and family, and only works where there are institutions that promote this trust. When you are reasonably certain that you can buy a product and that it will work as advertised, you don’t need to inspect in detail each and every thing that you purchase. This makes the flow of goods and services, and increases the general welfare of a society.
Chapter 7
This chapter discusses the idea of ‘coordination problems’, using traffic as an example, beginning with a discussion of London’s “congestion pricing”. Because traffic was so bad, a market-based solution was found that pushed people to evaluate their access of downtown London via a car: during the day, it costs a certain amount of money to drive into central London. This accomplishes two things: rather than dictating to drivers what they can and cannot do, it leaves everyone free to do as they so choose, but puts a direct cost on accessing the downtown area during certain hours. People who really do need to go there at that time will pay the money, but find the roads less crowded. Other people, without such strong necessities, will take the time to walk, cycle or use public transportation. London is hardly alone in using such a system; Singapore has used congestion charges since the 1970ies, although clearly implementing that kind of unpopular policy is easy in an authoritarian country.
The discussion continues, touching on the subject of traffic flow, and the ideal conditions that produce, a smooth, steady flow, rather than traffic jams, or erratic start and stop conditions. Surprisingly, having just the right amount of cars on the freeway is important: two many creates obvious problems, but two few causes problems as well; with two few cars, people tend to speed up and slow down more erratically than with a steady stream of traffic.
Links
The book’s web site: http://www.randomhouse.com/features/wisdomofcrowds/
Wikipedia page on the book: http://en.wikipedia.org/wiki/The_Wisdom_of_Crowds
Recommended Resources
For a more in-depth, comprehensive summary of The Wisdom of Crowds, check out GetAbstract.com

 

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コメント
 
01. 2012年5月01日 05:24:26 : 3GvQManOgg
株は上がればいいと思ってはいけない。当然下がれば悪いわけでもない。価格が正当に評価されていることが重要なのだ。やせたい人がやせて見える鏡を自然に株式市場は創り出す。これに乗っかって、不要な体力を消耗してきたのも株式市場だ。
市場参加者は常に真っ平らな鏡を望まないと、ろくなことはない。

02. 2012年5月01日 09:28:24 : cqRnZH2CUM

AKBを推すオタクたちにとって、自分のオシメンの順位が上がることの方が、オシメン自体の客観的な魅力がもたらす満足度より、重要になっていると仮定すると

なぜAKBの選抜メンバーが、アレであるのかが、なんとなく納得できる

株に限らず、様々な日常の世界でも、やはり心理的な同調効果がファットテールを生み出し、予想もできないバブルを作り出す

それもまた世界の面白さかもしれない


03. 2012年5月01日 10:57:10 : v7a8Ab2mMw
 元記事そのものがバカバカしい。市場関係者から言えば当たり前過ぎるくらいのこと。

 意味している事をハッキリ言ってしまえば全ての市場は「不完全市場」だということ。

 完全市場なら市場価格はすべて正規分布になるはずた。
 だれもが正確な「情報」を公平に所有し、市場価格の基準となる「物指し」が正確なら「高ければ売り」、「安ければ買い」と言う価格裁定が入るから、暴騰や暴落は置きにくくなる。

 しかも現実には、株式市場のみならず、ほとんどすべての市場で正規分布からはずれたファット・テールは発生する。
 原因はハッキリしている。現実の市場は「未熟な不完全市場」で、おまけに「情報」は偏り「独占」されている。
 だれもが正確な「情報」を公平に所有している分けではない。

 さらには市場価格の基準となる「物指し」そのものが間違っていたり違っていることも少なくない。
 基準となる「会計」そのものものも素人が完全に理解するのは無理。しかも信憑性が疑わしい事例なんぞ山のようにある。

 最も厄介なのは市場での「売買行為」そのものが「価格」に影響を与えることだ。
 価格変動について「相関の無い市場」などありえないし、「価格の変動」そのものが相関する。
 ファットテールが発生する理由は実際の価格変動が「べき分布(パレート分布)」に従うからで、「買うから上がる、上がるから買う」、「上がっているから売らない」、「売るから下がる、下がるから売る」といった群集心理の発生がその原因だ。

 金利や株価、為替の変動は相互に関連性があり、いずれかの価格変動が相互の価格に影響し、それが一方通行的な価格変動を助長している。
 
 流動性と市場の厚みを確保する理由から認められている「先物」や「信用」、「オプションなどの投機手法」や「レバレッジ」の拡大は、現実には市場価格の投票者の「力関係」の歪を作り出しており、実需の数十倍から数百倍の仮需(投機)が価格決定の主導権を握る状況を作り出しており、これが大きなファット・テールを作り出す原因のひとつになっている。

 同じような思考方法で行動する機関投資家やコンピュータが仮に10パーセントの価格変動をロスカットやロスストップラインに設定するとどうなるか・・・
 10パーセントを超えたラインで急激な価格の暴落や暴騰が発生する。
 つまり市場参加者の機関化、ハイテク化は暴騰や暴落を増やすだけで、これは健全な資本主義にとっては「有害」以外の何者でもない。
 適切な規制をしないならば、資本主義は金融市場から崩壊してゆくだけだ。


04. 2012年5月01日 13:05:57 : cqRnZH2CUM

>元記事そのものがバカバカしい。市場関係者から言えば当たり前過ぎる

その当たり前のことを理解してないのに、理解したつもりになっている市場参加者が、同じように行動して消えていくのだろうね


>市場参加者の機関化、ハイテク化は暴騰や暴落を増やすだけで、これは健全な資本主義にとっては「有害」
>適切な規制をしないならば、資本主義は金融市場から崩壊してゆく

以前に比べれば金融機関へのレバレッジ規制など強くなっているから

短期的な暴騰や暴落が増えても、大きなレバレッジで市場を強く歪ませない限り、あまり「健全な資本主義」にとって問題はないのでは?



05. 2012年5月01日 13:11:11 : cqRnZH2CUM

例えばflash crashにはまって損を重ねるようなアルゴリズム(を使う投資家)は、淘汰されて消えていくことになる



06. 2012年5月01日 13:42:41 : v7a8Ab2mMw
 Flash Crashの原因は良く分かっていない。
 そういうあなたは分かっているのかかい?
 知ったかぶりもいい加減にしたらどうですか。

 アルゴリズム売買はレバレッジと組み合わせる事で、間違いなく株価を操縦することができる。

 その筋では常識。

 ただ、操縦する幅が小さいのと、時間が極く短いから問題にならないだけ。
 時々、5パーセントルールに引っかかる程にやりすぎて、金融庁にお灸を据えられるが、罰金が高々数億円なので、「やった者勝ち」でなくならない。
 しかもマスコミもそれを大々的に取り上げない。

 FLASH CRASHは、コンピュータ同士の「見せ板」の騙しあいとポジションの上限がトリガーになっておきると言われている。
 HFTをはじめとするアルゴリズム売買が原因と言われており、いつ日本で発生しても不思議ではない。
 問題は国債などの債券市場までアルゴリズム売買が導入されていることで、いつか国債市場でフラッシュ・クラッシュが起きるのではないかと危惧する向きは少ない。


>>短期的な暴騰や暴落が増えても、大きなレバレッジで市場を
>>強く歪ませない限り、あまり「健全な資本主義」にとって問題はないのでは?

 あなた学生か学者か知らないが、バカも休み休みいいなさいよ。
 「短期的な暴騰や暴落」が頻発すると市場参加者がどのように「変化」するか、分かっていないね。子供みたいな事をいいなさんな。

 市場にはバランスや厚みが必要で、それには参加者が多数いることが必要。

 しかし短期的に暴騰や暴落を繰り返すリスキーな市場になると、長期(実需)で投資する投資家はいなくなり短期(投機)目的の参加者ばかりになる。

 株式市場が鉄火場になり、株式を保有していることが博打と同じになったのでは、企業も個人もだれも本気で株式を長期保有(投資)しようとは思わない。

 それは、市場を安定的な資金(資本)を調達するための市場とする株式会社(株式の供給者)からみれば、悪夢のような世界になる。

 株式市場はハイリスク・ハイリターンの世界だが、本来の目的と理想は長期的な株価の上昇が続くことで、短期的な暴騰、暴落は本来の投資家(長期保有)を締め出すことになる。

 それは産業の勃興や企業活動の活性化に寄与するたけに必要な低コストの安定的な資本の調達という目的に反することになる。


07. 2012年5月01日 14:34:07 : cqRnZH2CUM

相変わらずの思い込みだな

>アルゴリズム売買はレバレッジと組み合わせる事で、間違いなく株価を操縦することができる。

常に操縦できるわけではない

crash時にアルゴリズムでレバレッジをかけて安値で大量に空売りし続けて大損をするリスクもある

損失が膨らめば、淘汰されることになる

柳の下に泥鰌がいつまでもいるわけではない

>短期的に暴騰や暴落を繰り返すリスキーな市場になると、長期(実需)で投資する投資家はいなくなり短期(投機)目的の参加者ばかり

それも程度次第だ

現状でも、変動規制がある
BISやボルカーRのように、レバレッジ規制等も強まっている

抽象的に規制せよと言っているだけでは意味がない
メリットでデメリットを比較して具体的に何をどう規制するかだな


08. 2012年5月01日 16:15:52 : v7a8Ab2mMw
>>それも程度次第だ

言葉遊びしてるね。

>>短期的な暴騰や暴落が増えても、
と書いたのは、あんただよ。
まさか暴騰とか暴落が数パーセントとかの小さい幅とかいうのかい。
ばかばかしいね。
言葉の使い方がおかしくない?


09. 2012年5月01日 16:30:59 : cqRnZH2CUM

抽象的な議論を繰り返しても意味はないよ

>適切な規制をしないならば、資本主義は金融市場から崩壊してゆくだけだ。
>市場にはバランスや厚みが必要で、それには参加者が多数いることが必要。

実際、ボルカーRで規制が強まれば、日本などの機関投資家は排除され、
流動性は低下し、取引コストは増加する

つまり規制は諸刃の剣だということ

繰り返すが
抽象的に規制せよと言っているだけでは意味がない
メリットとデメリットを比較して具体的に何をどう規制するかだ


10. 2012年5月01日 16:39:19 : v7a8Ab2mMw
少し前だが、外資系のやりたい放題の例(株価操縦の疑いがある事例)

金融庁メール配信サービス

◎モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント・リミテッドに係る大量保有報告書等の不提出に対する課徴金納付命令の決定について
http://www.fsa.go.jp/news/23/syouken/20110809-1.html

◎モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信株式会社に係る大量保有報告書等の不提出に対する課徴金納付命令の決定について
 http://www.fsa.go.jp/news/23/syouken/20110809-2.html

◎モルガン・スタンレー・インベストメント・カンパニーに係る変更報告書の不提出に対する課徴金納付命令の決定について
 http://www.fsa.go.jp/news/23/syouken/20110809-3.html

◎パナソニック電工株式会社社員による内部者取引に対する課徴金納付命令の決定について
 http://www.fsa.go.jp/news/23/syouken/20110809-4.html

◎パナソニック電工株式会社社員からの情報受領者による内部者取引に対する課徴金納付命令の決定について
 http://www.fsa.go.jp/news/23/syouken/20110809-5.html


モルガン・スタンレーが処分された事例の中身と課徴金の額
大陽日酸株式会社

株式会社アクセル

ミライアル株式会社

大崎エンジニアリング株式会社

東映アニメーション株式会社

株式会社新川

大崎エンジニアリング株式会社

株式会社東京都民銀行

株式会社新川

富士機械製造株式会社

これだけやった課徴金の額は たったの637万円。


扶桑化学工業株式会社

株式会社鈴木

株式会社遠藤製作所

株式会社アクセル

富士機械製造株式会社

これだけやった課徴金の額は たったの119万円。

 こんなばかげた程に小額の課徴金でルール違反をしなくなるなんてのは、あり得ないと思いますがね・・・・。


11. 2012年5月01日 16:40:30 : cqRnZH2CUM

書き間違え

ボルカーRで主に海外の機関投資家が心配してるのは、米国の金融機関が排除される方だった


12. 2012年5月01日 16:45:15 : cqRnZH2CUM

>>10

日本的に課徴金を懲罰的な金額に変えて、元記事みたいな「当たり前過ぎる」ことすら理解してない無知な投資家を守るというのも一つの手だが

一般投資家も、見せ玉に騙されて操縦されず、

逆に底値で買って相手に損させるくらい勉強することも必要だろうね


13. 2012年5月01日 16:50:08 : cqRnZH2CUM

>>10

しかし上の例はアルゴリズム取引とレバレッジとは無関係の単なる法律違反だな


こういう場合は 
>>11 日本的に=>米国的に 
厳しくしてもいいだろう


14. 2012年5月01日 20:19:37 : 3z9WzxSED6
>>13
あんたもヘリツクツが好きだね。

 自分が勝っているように印象を与えたくて、意地になっているように見えるよ。
そこそこ、面白いけど・・・
 良く見ると全部、5パーセントルールに抵触するまで「買占め」をして株価を吊り上げ、5パーセントまで買い超ししたことを届け出ると「売り逃げ」できなくなるので、届け出ていない事が明確。
 ほとんどの銘柄が株価が上昇したのちに暴落している。

 こんなのが生成堂々とまかり通っているのが、日本のマーケットの現状。

 それにしてもさ、あんたどうしてこういう取引が「アルゴリズム取引とレパレッジ」と無関係だといえるのさ?

 根拠もなしに無関係とか断定してるとただの「自己中」にしか見えないよ。


15. 2012年5月02日 00:32:05 : cqRnZH2CUM

>>14 自分が勝っているように印象を与えたくて、意地になっている

それはこっちのセリフだw

法律違反で、利益を出しているなら、懲罰的な課徴金を出せばいいだけの話


>どうしてこういう取引が「アルゴリズム取引とレパレッジ」と無関係だといえるのさ

逆だろ
規制すべきだと言いたいなら
関係あること
課徴金では解決できないこと
を、規制する側が、立証するのが筋だ

殺してないことを立証できないから死刑だという愚かな理屈だな



16. 2012年5月02日 09:26:40 : v7a8Ab2mMw
>>15
>無関係の単なる法律違反だな
どうして断定できるのか?

あなたは、実際の市場や実態を知らない事が良〜くわかったよ。
株式市場は実際はインチキ。

机上の論理で判断しているね。

上記の銘柄の株価チャートを良く見ることね。
大口の買いで一本調子で上げた後にドスンと暴落。
それこそレバレッジを過度にかけたからじゃないの。

HFTを使って超高速売買を使ってインチキをしたとしても、金融庁にはそれを解明できる程の技術力は無い。
それに立証したところで、大口の取引先が日本市場から撤退したら痛い。

司法の原則は「疑わしきは罰せず」だから、具体的な証拠が無い限りはお目こぼしが実態。
そのような実態を知らないのか、知っていても知らんしているのか。


17. 2012年12月25日 11:59:15 : cWUkNhcEYk
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19. 2012年12月25日 12:05:55 : mP0Z0SotNw
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