http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/790.html
Tweet |
関電に未来はあるか 根強い不信感で八方ふさがり
産経新聞 4月28日(土)20時29分配信
拡大写真
冬の節電について会見する八木社長(右)(写真:産経新聞)
【経済裏読み】
先日、ある中小食品メーカーの社長と話をしていて、この夏の電力不足に話がおよび、「関西電力は大丈夫ですかね」と聞かれた。「大丈夫とは?」と聞き返すと、「関電は本当に電力がないんでしょうか」という。
[フォト] 「死んでおわびするのか」大阪府市エネルギー戦略会議で早期再稼働を批判
やはり…と思った。同じように思っている人は、たぶん少なくないのだろう。本当はあるのに、原発を再稼働させるために隠しているのではないか…。関電に対する“不信感”はけっこう根強い。
理由はこの冬の節電要請にある。あれほど危機感をあおって「節電、節電」といっておきながら、深刻な事態にはならなかった。表面上はなくても、いざとなれば発電できる能力があるのではないか。どこかからもってこれるのではないか…。そう勘ぐりたくなる気持ちも分からないでもない。
いまや関電は“袋だだき”の状態である。想定した需給見通しより電力が余ったら、胸をなでおろすどころか、「節電を要請しすぎだ」「不便を強いられた」とたたかれる。いや、それだけではすまない。「それなら原発はいらない」である。
かといって予想より需給状況が厳しくなり、それこそ大規模停電なんて事態にでもなれば、「見通しが甘かった」とたたかれるのは間違いない。
どっちにころんでもたたかれる。原発再稼働に慎重な自治体と賛成の経済界の両方から「もっと正確な情報を出せ」と迫られる。関電は本当に電力を隠していないのか、あるいはそうでないのか…むろん、定かには分からない。
今夏、もし「停電」という事態になったら、いったいどんな言葉でたたかれるのだろう。そのとき、「だから足りないといったのに」と反論したところで、納得してもらえるだろうか。いや。電力会社が背負う「電力供給責任」の名のもとに、激しく責められるだろう。
そんな事態を回避するために原発を稼働させたい。しかし、容易に認めてもらえない。それでも電力を供給しなければならず、頼みは火力発電になる。その結果、燃料費が急増して経営は大赤字。ならば電気料金を値上げしたいが、それはダメといわれる…。
どこに進もうとしても、待っているのは艱難(かんなん)辛苦。いまや八方ふさがりの関電に、未来はどうひらけるのだろう。(佐久間史信)
【関連記事】
ライフ清水会長が政財界メッタ斬り 首相の“上から目線”納得できぬ
関西電力、前期最終赤字は2293億円に 今期は予想立たず
孫社長「たいがいにせい!」 “政商”批判に激高
原発再稼動 話し合い平行線…橋下市長は新税提案
京都市も大阪市の「原発廃止」には同調せず
最終更新:4月29日(日)19時32分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120428-00000551-san-bus_all
関西電力、前期最終赤字は2293億円に 今期は予想立たず
2012.4.27 15:49
記者会見する関西電力の八木誠社長=27日午後、大阪市北区の関西電力本店【拡大】
企業の注目ニュース
アサヒ、カルピス買収へ 味の素から
任天堂、課題山積で赤字転落
オリエンタルランド、営業益で過去最高更新
運動中は着ないでね… 世界初の休養時専用スポー…
関西電力が27日発表した2012年3月期連結決算は、最終損益が過去最悪の赤字2422億円となった。2011年3月期は最終益が1231億円だったので、前年より3653億円悪化した。
前期決算は売上高は1.5%増の2兆8114億円と増収だったが、営業損益は2293億円の赤字、経常損益も2655億円の赤字だった。営業損益段階では前々期より5032億円も悪化した。
節電により販売量の減少に加えて、原発停止により火力発電を増やしたことで、燃料費がかかったため、収支が悪化した。
今年度についは、原発再稼動などで不透明要素が多いとして、業績予想を見送った。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120427/bsd1204271550010-n1.htm
【話題】 駒澤大学の山口浩准教授 「夏の電力ピーク時にテレビ放送を休止してはどうか」★2
1 :依頼@ちゅら猫φ ★:2012/04/30(月) 13:07:59.34 ID:???0
原発事故の影響で、今夏も全国的な電力不足が懸念されている。
そんな中で、電力を食うテレビ放送の一時休止を求める声も相次いでいるが、放送界の反応は冷ややかなようだ。
事故後、初めての夏を迎えたときも、節電を呼びかけるテレビ局に疑問を感じ、
いっそ放送を一時休止にすればいいとの声が、ネット上で渦巻いた。
そして、2度目の夏を迎えようとしている今、原発稼働が難しい中での電力不足が報じられ、
再び放送休止論が沸き起こりつつある。
「夏の電力ピーク時にテレビ放送を休止してはどうか」。駒澤大学の山口浩准教授は2012年4月24日、
こんなタイトルでブログを書いた。
山口准教授はその中で、テレビとエアコンで家庭の消費電力のかなりの割合を占めており、
電力需要がピークになる午後2〜4時に放送を休止すれば、相当な節電効果があると説いた。
そして、エアコンを消して外出し、街中で過ごすようにすれば、さらに効果が期待できるとしている。
非常事態の時は、ラジオに役割を果たしてもらえればいいという。
もっとも、放送を休止しても、テレビでゲームをしたり、DVDを見たりすると効果がなくなってしまう恐れも指摘した。
そこで、テレビ局がそうしないようキャンペーンを張ってもらえばいいとし、そのためにも、自ら身を切る勇気を見せてはどうかと提案した。
スポンサーも、放送休止に協力すれば、企業イメージのアップにつながると言っている。
この提言は、早速反響を呼んだ。コメント欄には、「あり得ない!」「私なら、録画したドラマ観そう」といった声もある。
しかし、「大賛成」「再放送の連続、意味のないお笑いが多すぎる」「それで何か困るとも思えないな」などと賛同する向きは多い。
放送界でも、放送休止論に理解を示す発言も一部で出ている。フジテレビ系「とくダネ!」司会の小倉智昭さんは、昨年4月14日の放送で、
民放各局が輪番制で午後の時間帯に放送休止する対策もあり得るとの考えを示した。
節電について、「テレビ局はどうなんだという話が絶対出てきます」とも言っていた。
2 :ちゅら猫φ ★:2012/04/30(月) 13:08:09.82 ID:???0
>>1より
しかし、これまでのところ、放送界では、表立った動きは見られない。
民放連の会長室広報担当者は、取材に対し、「現時点で、対策は検討していません。今後についても未定です」と話す。
11年のときも、輪番での放送休止を求める意見などが寄せられたというが、特に検討はしなかったとした。
「電力がピークのときに節電するといっても、それで放送を中止にした方がいいとはなりません。
テレビには、電力の需給状況を視聴者に知らせる役目が大きいと思っていますから。
本来の役目を放棄すれば、そちらの方が問題になるでしょう」
テレビ局側でも、11年夏は、エレベーターの一部を停止するなど節電に努め、
前年夏比で15%減の節電義務を果たしたとし、「放送を休止しなくても対応ができた実績があります」と言っている。
あるシンクタンクの調査結果によると、エアコン1台分の節電効果が130ワットに対し、
液晶テレビの方は220ワットもあった。
テレビ局は、なぜテレビをこまめに消せと呼びかけないのかという指摘も出ているが、
民放連の担当者は、「クーラーを使えば、消費電力量はテレビの比ではないはずです」と説明し、
呼びかける必要はなかったとしている。
NHKの広報部では、放送休止などを検討しているかについて、「現時点では、番組編成の上でお伝えできるものはありません。
どのような電力供給になるのか分かりませんので、お答えしようがないです。節電対策をやることになれば、何らかの形で発表します」と答えた。
http://www.j-cast.com/2012/04/30130577.html?p=all
>>2以降へ続く
前 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1335750333/
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。