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日銀、金融緩和で資産買い入れ基金を5兆円増額して70兆円に 決定会合
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120427/fnc12042713000013-n1.htm
2012.4.27 12:59 産経新聞
日銀は27日の金融政策決定会合で、国債などの資産買い入れ基金を5兆円程度増額して70兆円にするなどの追加金融緩和を決定した。景気下支えのために政策金利を0−0.1%とするゼロ金利政策は、全会一致で維持を決めた。
同時にまとめた「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で消費者物価指数上昇率の予想が平成25年度まで0%台にとどまり、当面の目標とする1%に届かなかったことを踏まえ、デフレ脱却への強い意志を示すため、追加緩和に踏み切った。
基金の増額には、日銀が市場により大量の資金を供給することで金利のさらなる低下を促し、円高の是正企業の設備投資などの資金需要を掘り起こす狙いがある。また、基金が買い入れる国債の償還までの年限を現在の「2年以下」から、「3年以下」に拡大することも決定。基金の増額とあわせ、より長い期間の金利の低下を促す。
日銀は1月時点で、消費者物価指数の前年度比上昇率を24年度0・1%、25年度0・5%と予想。最近の原油高などを反映し、それぞれ小幅に上方修正したが、日銀が「物価安定のめど」として当面の目標に掲げている1%に達しなかった。
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日銀 追加の金融緩和を決定
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120427/t10014765111000.html
4月27日 13時11分 NHK
日銀は、27日に開いた金融政策決定会合でデフレからの脱却を急ぐためにもう一段の後押しが必要だとして、金融市場に大量の資金を供給するための基金の規模を5兆円増やして70兆円に拡大する追加の金融緩和を決めました。
日銀は、27日、金融政策決定会合を開き、景気の現状や物価の見通しについて議論しました。
その結果、景気の現状は、全体として横ばいながら東日本大震災からの復興に伴う需要が拡大し、個人消費も底堅く「持ち直しに向かう動きが明確になりつつある」という見方を示しました。
しかし、日銀が目標としている消費者物価の上昇率が1%に達し、デフレからの脱却が見通せるようになるにはしばらく時間がかかるという見方で一致しました。
このため日銀は、デフレからの脱却を急ぐためにもう一段の後押しが必要だとして、金融機関から国債や投資信託などを買い取って金融市場に大量の資金を供給する基金を5兆円増額して70兆円に拡大することを決めました。
また、日銀はこれまで償還までの期間が2年以下の国債を買い取って来ましたが、その対象を3年以下の国債まで広げるほか、買い取り期限も半年延長し来年6月まで続け、金融緩和を強力に推進する日銀の姿勢を明確にしました。
日銀が追加の金融緩和に踏み切るのは、ことし2月以来です。
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