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ブルームバーグ消費者信頼感指数、1年余りで最大の落ち込み 米新規失業保険申請件数、予想上回る悪化
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/759.html
投稿者 MR 日時 2012 年 4 月 26 日 23:55:48: cT5Wxjlo3Xe3.
 


ブルームバーグ消費者信頼感指数、1年余りで最大の落ち込み
  4月26日(ブルームバーグ):米国の消費者信頼感指数は22日終了週に、1年余りで最大の落ち込みとなった。家計と消費環境に対する見方が悪化した。
26日に発表された週間のブルームバーグ消費者信頼感指数はマイナス35.8と、前週のマイナス31.4から悪化。2011年3月以降、最大の落ち込みとなった。同指数を構成する3つの項目別指数では、消費環境の指数が2カ月ぶりの低水準に低下し、家計の指数は昨年9月以来の大幅な下げとなった。
ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミスト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は「景気が上向き始めない限り、消費者心理が大幅に改善することは難しいだろう」と指摘。「雇用は伸びているが、十分なペースではない。今4−6月(第2四半期)は消費ペースが鈍る恐れがある」と述べた。  
週間のブルームバーグ消費者信頼感指数は低下したものの、これで11週連続でマイナス40の水準を上回った。
項目別指数は全てが低下。消費環境の指数がマイナス41.5(前週マイナス36.8)、景況感の指数はマイナス66.4(前週マイナス64.3)、家計の指数はプラス0.4(前週プラス6.8)にそれぞれ悪化した。
ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為に抽出した18歳以上の消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き取り調査を基に算出される。指数の範囲はマイナス100からプラス100。誤差率はプラス・マイナス3ポイント。
原題:Consumer Comfort in U.S. Falls by the Most in More Than aYear (抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Shobhana Chandra schandra1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2012/04/26 22:55 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M32IBS6TTDTN01.html

米新規失業保険申請件数:1000件減の38.8万件、予想上回る 

  4月26日(ブルームバーグ):米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週から1000件減少して38万8000件。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は37万5000件だった。前週は38万9000件(速報値38万6000件)に修正された。
原題:More Americans Than Projected Filed Jobless Claims LastWeek(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:Washington Timothy Homan thoman1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2012/04/26 21:36 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M336WJ6VDKIA01.html

3月シカゴ連銀全米活動指数は悪化、3カ月移動平均も低下
2012年 04月 26日 23:37  

ビジネス
4月ユーロ圏総合PMI、トレンド判断は尚早=ECB副総裁
[26日 ロイター] 米シカゴ地区連銀が26日発表した3月の全米活動指数(CFNAI)はマイナス0.29となり、前月のプラス0.07から悪化した。

3カ月移動平均(CFNAI─MA3)はプラス0.05と、前月のプラス0.37から低下した。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE83P00Q20120426


#バーナンキ予想がまた外れて、GSAMオニールの予想が当たり、2度あることは3度?
 

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コメント
 
01. 2012年4月26日 23:59:46 : Pj82T22SRI

白川が言っていたように、理論的には緩和で雇用や投資が伸びることはないから、やはり心理的な効果だけではダメという順当な結果なんだろうが

日本の政治や金融政策への影響はどうなるかだな


02. 2012年4月27日 22:55:53 : 3CNLte9sGM

米GDP速報値:第1四半期は2.2%増に減速、設備投資が縮小 

  4月27日(ブルームバーグ):第1四半期(1−3月)の米経済成長率は市場予想を下回った。
米商務省が27日に発表した第1四半期(1−3月)の実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)速報値は前期比2.2%増だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は2.5%増だった。昨年第4四半期は3%増だった。
個人消費は2.9%増と、前四半期の2.1%増から加速。市場予想は2.3%増だった。GDPへの寄与度は2ポイントだった。一方、企業の設備投資は2.1%減と、9四半期ぶりにマイナスに落ち込んだ。在庫を除いた最終需要は1.6%増にとどまった。
インフレ調整後の可処分所得は第1四半期に0.4%増、前四半期の1.7%増から大きく縮小した。貯蓄率は3.9%(前四半期4.5%)に低下した。
原題:Economy in U.S. Expands at 2.2% Annual Rate, Less ThanForecast(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Shobhana Chandra schandra1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2012/04/27 22:44 JST


03. 2012年4月28日 10:59:43 : Pj82T22SRI
米金融システム、いかなる欧州の緊張にも耐え得る=財務長官
2012年 04月 28日 09:44 J 
トップニュース
ドル下落、米GDP受け追加緩和観測強まる=NY市場
成長促進はドイツ危機対策の柱、EU首脳会議でも協議=報道官
伊入札は利回りが1月以来の高水準 スペイン格下げ響く
第1四半期の米GDP速報値は前期比2.2%増、前期から減速
[ワシントン 27日 ロイター] ガイトナー米財務長官は27日、欧州が危機対応を誤れば米経済の成長は減速しかねないが、米金融システムはそうしたいかなる圧力にも耐え得るとの考えを示した。

米ナショナル・パブリック・ラジオの番組「マーケットプレース」とのインタビューで語った。

同長官は「欧州から受ける可能性のある、予測可能なプレッシャーに対し、米金融システムはそれに耐え得るだけの非常に強力な状態を保っている」と語った。

また、欧州のソブリン債危機への対応は全般的に進ちょくしているとし「金融市場に再び一定の平静をもたらす試みにおいて、過去数カ月間で大きな進展があったと考える」と述べた。

来週行われる米中戦略経済対話を前に、米中関係の評価について聞かれた長官は、人民元が実質13%値上がりしていることに触れ、「以前と比べて改善しており、米国にとって非常に好ましい」などと語る一方、依然課題は残ると指摘。「中国における諸改革の基本的方向性は、根本的に米国の利益に資する」と話した。


04. 2012年4月28日 11:02:59 : Pj82T22SRI

そろそろ米国にも火が点いてきたか
となるとその次はECB
市場は、この循環を織り込んでいるな

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE83Q09S20120427 
2ドル下落、米GDP受け追加緩和観測強まる=NY市場
2012年 04月 28日 08:12 JST  
トップニュース
成長促進はドイツ危機対策の柱、EU首脳会議でも協議=報道官
伊入札は利回りが1月以来の高水準 スペイン格下げ響く
第1四半期の米GDP速報値は前期比2.2%増、前期から減速
スペイン経済、2014年まで好転せず=経済相
[ニューヨーク 27日 ロイター] 27日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが対円とユーロで数週間ぶり安値に下落。第1・四半期米国内総生産(GDP)速報値が予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)の追加緩和観測が強まった。

この日実施されたイタリア国債入札が無難に消化され、ユーロ圏周辺国債への懸念が和らいだことからユーロは上昇した。

第1・四半期GDPは年率換算で前期比2.2%増となり、ロイターがまとめたアナリスト予想の2.5%増を下回った。民間設備投資の減少や在庫積み増しペースの減速が響き、前期の3.0%増から鈍化した。

投資家が5月4日に公表される4月の米雇用統計を意識するなか、取引高は抑えられた。第1・四半期GDPがどちらの方向に修正されるのかを見極める上で、雇用統計は重要な手掛かりになる。

フォレックス・ドットコムのシニア為替ストラテジスト、ダニエル・ファン氏は「GDPは予想を下回り、FRBがQE3(量的緩和第3弾)に踏み切る可能性が高まった」と指摘。市場はスペイン格下げには反応薄だったとし「FRBが動くとの期待でリスク資産が上昇の勢いを維持している。QE3の可能性が強まっていることは、ドルにとっては悪材料だ」と話した。

ロイター・データで、ユーロ/ドルは終盤、0.24%高の1.3240ドルとなった。一時3週間ぶり高値となる1.3270ドルをつけた。この日の安値は1.3155ドル。週間ベースでは0.356%上昇。2週連続で上昇した。

ドル/円は終盤、0.79%安の80.37円。一時米経済指標が重しとなり、80.35円まで下落し、4月半ば以来の安値をつけた。週間ベースでは、1.447%下落した。

円はドルとユーロに対してしっかりで推移。日銀が27日開いた金融政策決定会合で、資産買入基金による長期国債買い入れ額を10兆円拡大するなど、追加緩和を決定したことについて、大胆というよりも漸進的な措置との見方が広がった。

日銀の政策決定を受けて、国内輸出業者が円買いに動いた。市場関係者は、日銀の追加緩和は、ドル/円を3月につけた11カ月ぶり高値に押し上げるには十分ではなかったと話した。

市場では、スイスの準公的機関がユーロ買い・スイスフラン売りに動いたとのうわさが聞かれた。これはユーロを対ドルで支援したという。

ユーロは対スイスフランで、前日比ほぼ変わらずの1.2011スイスフランとなった。この日の安値は1.2001スイスフラン。

ドルは対スイスフランでも3週間ぶり安値をつけた。

ポンド/ドルは、0.51%高の1.6256ドル。10営業日連続で上昇した。


05. 2012年4月28日 12:57:27 : 3CNLte9sGM
米国債:10年債利回りが下げ縮める、一時1.88%まで低下

  4月27日(ブルームバーグ):米国債市場では、10年債利回りが一時付けていた12週ぶり低水準から下げを縮める展開。欧州債務危機の悪化懸念から相場は上昇していたが、1−3月(第1四半期)の米国内総生産(GDP)統計を手掛かりに上げ幅を縮小した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のエコノミストが開発した金融モデルに基づくタームプレミアム(期間に伴う上乗せ利回り)は、米国債がここ7週間で最も割高な水準付近となっていることを示している。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)は、GDPの伸びが市場予想に届かなかったことから、金融当局による景気刺激策は依然として選択肢だとの見方を示した。その上で、実施の差し迫った必要性はないとも述べた。
みずほセキュリティーズUSAの米国債トレーディング責任者、ジェームズ・コンビアス氏(ニューヨーク在勤)は「この水準では米国債への強い買い意欲は湧かない」とし、「利回りをもっと押し下げるには、新たな材料が必要だ。現在、十分低い水準にある」と続けた。
ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後4時31分現在、10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.93%。一時1.88%と、2月3日以来の低水準を付けた。同年債(表面利率2%、2022年2月償還)価格は1/32上げて100 19/32。10年債利回りは20日に1.99%を付けて以降、6bp下げている。
2年債利回りは一時0.25%と、2月10日以来の低水準を付けた。また30年債利回りは3.06%に下げた。
CRTキャピタル・グループの米国債戦略責任者、デービッド・エーダー氏は「価格は上向いてきているが、追随買いに勢いがない。これは市場が飽きつつあることを示唆している」と述べた。
タームプレミアム
タームプレミアムはマイナス0.66%を付けた。4月23日にはマイナス0.67%と、終値ベースでは3月6日以降で最も割高な水準を付けていた。マイナスのタームプレミアムは投資家が適正水準を下回る利回りでも積極的に受け入れていることを意味する。
10年債は週間ベースでは6週連続高と、昨年6月以来の長期上昇局面。欧州債務危機の深刻化懸念が背景にある。バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数によれば、米国債のリターンは3月31日以降、プラス1.4%となっている。一方、S&P500種株価指数の同期間のリターン(配当の再投資を含む)はマイナス2.7%。
2%未満
米国みずほ証券のチーフエコノミスト、スティーブン・リチュート氏(ニューヨーク在勤)は「2%を下回る利回りが続くような材料が欧州から出てくる限り、2%未満の水準は続く」とし、「米国の経済指標でこの状況がひっくり返るようなことはないと思う」と続けた。
米商務省が27日に発表した第1四半期の実質GDP(季節調整済み、年率)速報値は前期比2.2%増だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は2.5%増だった。
PIMCOのエラリアンCEOは、「成長減速トレンドが続いた場合は、金融当局は再び市場と米経済を支えようと措置を講じるだろう」とした上で、「現在は、その差し迫った必要性はないようだ」と付け加えた。
原題:Treasury 10-Year Yield Rises From 12-Week Low as U.S.Expands(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Susanne Walker swalker33@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net
更新日時: 2012/04/28 06:50 JST


06. 2012年4月30日 17:43:16 : 3CNLte9sGM
米短期金利連動債、今発行し始めるのはリスク−ハーベイ教授 
  4月30日(ブルームバーグ):米デューク大学フュークワ経営大学院のキャンベル・ハーベイ教授は約20年前に債務コストを減らすため、短期金利に基づき表面利率が変動する証券の発行を米政府に助言したが、今こうした短期金利連動債を発行し始めることは税者者の負担を増やす過ちを犯すことになると指摘した。
同教授は17日の電話インタビューで、「歴史的な低金利環境の中で、財務省はリスクを招く短期金利連動債を避けるべきだ。金利が上昇すれば、短期金利連動債は政府をリスクにさらす。利払いのため歳出が大きく増える」と述べた。
ミラー財務次官(国内金融担当)は2月1日の記者説明会で、財務省が四半期資金調達需要を5月2日に公表する際、短期金利連動債に関する計画の詳細を発表する可能性があると述べていた。
ハーベイ教授が米議会の委員会に対し、指標となる短期金利を基に定期的に表面利率が変更される証券が政府の債務コストを減らすことになるとの見解を伝えてから19年余りたって、米国債発行諮問委員会(TBAC)がこうした短期金利連動債券を全会一致で承認していた。
短期金利連動債は、1997年に導入されたインフレ連動債(TIPS)以来初となる新たな米政府証券。バンク・オブ・アメリカ(BOA)によれば、短期金利連動債の年限は当初、恐らく1−3年となる。表面利率はフェデラルファンド(FF)金利などの短期金利か米証券保管振替機関(DTCC)の米国債翌日物レポ取引指数に基づき定期的に変更されるという。
10年物の米国債利回りは27日に1.94%と、前週から3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。1年前は3.36%だった。3カ月物証券の金利は先週、0.09%。6カ月物は0.14%。
原題:Father of Treasury Floaters Says Now Worst Time to BeginSales(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Liz Capo McCormick emccormick7@bloomberg.net;ワシントン Meera Louis mlouis1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net
更新日時: 2012/04/30 10:11 JST

07. 2012年4月30日 17:51:45 : cqRnZH2CUM
今週の米指標:4月の非農業部門雇用者、前月比16.5万人増か 
  4月29日(ブルームバーグ):今週発表の米経済指標では、4月の雇用者数の伸びが加速し、失業率は8.2%にとどまったとみられる。5カ月で最も小幅な伸びとなった3月に比べ労働市場の改善が示されるとエコノミストらはみている。
米労働省が5月4日に発表する4月の雇用統計で、非農業部門雇用者数はブルームバーグがまとめたエコノミスト64人の予想中央値で前月比16万5000人増が見込まれている。3月は12万人増だった。また、別の指標では、製造業とサービス業の拡大ペースの鈍化が示されるもようだ。
雇用者数の一段の増加と賃金の伸びは個人消費の維持に必要だ。米商務省の27日の発表によると、1−3月(第1四半期)の個人消費は2.9%増と、2010年末以降で最も速いペースで伸びた。失業率が3年以上にわたって8%を超えていることは、米連邦準備制度理事会(FRB)が借り入れコストを14年遅くまで低水準にとどめる方針を維持している一因だ。
ドイチェ・バンク・セキュリティーズの米国担当シニアエコノミスト、カール・リカドンナ氏(ニューヨーク在勤)は、「米経済は雇用創出が不可避のペースで成長している。生産拡大のためには、企業は雇用を増やす必要がある」と語った。
政府機関を除く民間部門の雇用者数は前月比17万人増と3月の12万1000人増から伸びが加速する見込み。4月の失業率は前月から横ばいの8.2%と予想される。失業率は09年2月以降、8%を超えたままで、この水準の失業率が続くのは1948年の月次失業率の統計開始以後で最も長い。
製造業とサービス業
商務省が30日に発表する3月の個人消費支出(PCE)は前月比0.4%増と、7カ月ぶりの大幅な伸びとなった2月の0.8%増の半分にとどまったもようだ。3月の個人所得は前月比0.3%増が見込まれている。2月は0.2%増だった。
米供給管理協会(ISM)が1日発表する4月の製造業景況指数は53と、3月の53.4から低下する見通し。同指数は50を上回ると製造業の活動拡大を示す。同じくISMが3日発表する4月の非製造業総合景況指数は55.5と予想される。3月は56だった。
原題:Employment Probably Picked Up in April: U.S. EconomyPreview(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Shobhana Chandra schandra1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2012/04/30 09:55 JST

08. 2012年5月01日 13:28:42 : 3CNLte9sGM
タカ派とハト派の米地区連銀総裁、追加緩和不要との考えで一致
2012年 05月 1日 12:24 

仏大統領選、決選投票に向けオランド候補の優勢続く=世論調査
企業の決算期変更が相次ぐ、IFRS不透明もグローバル化へ対応
イタリア政府が増税回避策、サービス削減で4400億円捻出へ
日本とのTPP事前協議、米大統領が継続の方針示す
[ロサンゼルス 30日 ロイター] ハト派とされるサンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁とタカ派として知られるダラス地区連銀のフィッシャー総裁は30日、金融政策をさらに緩和する必要はないとの見解を示した。ただ、両者とも、早急に利上げすべきとの考えは示さなかった。

先週末に発表された第1・四半期の米国内総生産(GDP)伸び率は前期比2.2%と、昨年第4・四半期の3.0%から減速したほか、4月のシカゴ地区購買部協会景気指数(PI)など最近発表された米国の指標も、第2・四半期に成長がさらに減速する可能性を示している。

フィッシャー総裁は、ロサンゼルスで行われた雇用に関するパネルディスカッション後にロイターに対し「まだ出口に向かう準備はできていない」と述べた。

一方、6月末に終了するツイストオペの延長には反対する考えを表明。ただ、金融引き締めを求めることも避け、「今後の経済状況を見守る必要がある」と語った。

一方、ウィリアムズ総裁は独ハンデルスブラット紙とのインタビューで、失業率が大幅に上昇したり、経済成長が鈍化した場合には、金利をさらに引き下げる必要が生じる可能性があるとしながらも、「現在は経済に関して1月時点よりも楽観している」と発言。

消費や可処分所得が回復しており、不動産市場にも明るい兆しが見えるとして、「今のところ、追加金融緩和の必要はない」と述べた。

ウィリアムズ総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を保有しているが、フィッシャー総裁は持っていない。

フィッシャー総裁は繰り返し追加緩和に反対の姿勢を示しているが、それは景気回復力が強まったとの見方よりも、超低金利政策は雇用を押し上げる効果はほとんどなく、議会に対して財政赤字や債務問題への取り組みを避ける口実を与えているだけだとの考えに基づいている。

同総裁は「FRBによる金融緩和は、議会に対して『野菜を食べた方がいいが、食べなくともマネーのクッキーをあげるよ』と言っているようなものだ」とコメントした。

また、FRBの債券買い入れプログラムは債務コストを押し下げ、議会に財政問題への対処を迫る価格メカニズムが機能しなくなっているとして、「議会には子供がいる。彼らをしつけなくてはならない」と述べた。


09. 2012年5月01日 13:32:49 : 3CNLte9sGM
3月米個人消費の伸びは所得の伸びに及ばず、貯蓄率が上昇
2012年 05月 1日 01:03 
仏大統領選、決選投票に向けオランド候補の優勢続く=世論調査
企業の決算期変更が相次ぐ、IFRS不透明もグローバル化へ対応
イタリア政府が増税回避策、サービス削減で4400億円捻出へ
日本とのTPP事前協議、米大統領が継続の方針示す
[ワシントン 30日 ロイター] 米商務省が30日発表した3月の個人所得・支出統計によると、個人所得と消費は共に前月から若干増加したものの、消費の伸びは所得の伸びに及ばず、消費者の間で貯蓄志向が高まっていることが浮き彫りになった。米経済は第1・四半期を軟調な基調で終えた可能性がある。

個人所得は前月比0.4%増となり、予想の0.3%増を若干上回った。個人消費支出は0.3%増。予想の0.4%増を若干下回った。物価調整後の個人消費支出は0.1%増、可処分所得は0.2%増。

ブラック・ベイ・グループのマネジング・プリンシパル、トッド・ショーンベルガー氏は「ガソリン価格上昇が消費支出に影響した」と述べた。

3月の貯蓄率は3.8%となり、前月の3.7%から若干上昇した。

GFTフォレックスの調査部門を率いるキャシー・リエン氏は「所得の伸びが消費の伸びを上回っているとの観点からは、消費者が貯金をそれほど取り崩していないとみられることから、トレンドとしては良好」と指摘。「市場では消費の加速が歓迎されるが、現在の状況下では、家計の債務水準を引き下げるとの観点から、これは健全なトレンドだ」と述べた。

同氏は、今回の結果は米連邦準備理事会(FRB)の政策に特に影響を与えるものではないとしながらも、「FRBは量的緩和第3弾(QE3)実施の選択肢は持ち続ける」との見方を示した。

個人消費支出(PCE)価格指数は前月比0.2%上昇。前年比では2.1%の上昇となり、上昇率は1年ぶりの低水準となった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%は依然として上回っている。

食料とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前年比2.0%上昇。2008年11月以来の大幅な上昇となった。


10. 2012年5月02日 00:38:28 : 3CNLte9sGM
米主導のTPP、中国を巻き込めない=専門家
China Real Time Report
2012年 5月 1日 15:37 JST

 ピーターソン国際経済研究所(PIIE)シニアフェローのアルビンド・スブラマニアン氏は、自由貿易主義者であり、米国を拠点とする中国経済の専門家だ。ではなぜ米主導の環太平洋連携協定(TPP)に反対するのか。

 TPPはオバマ政権の通商政策の目玉だ。日本も調印する可能性がある。米国とアジアの関係をさらに深め、米国で何年もなかった大型の貿易協定になりそうだ。

画像を拡大する

Agence France-Presse/Getty Images
TPP抗議活動(4月25日、東京)
 狙いは巨大な非参加国の中国にも向けられている。TPPは国有企業、為替取引、独占禁止政策、通常の貿易取引に関する規則を策定するもので、これが国際的規範になるとみられる。うまくいった場合、中国は加盟するか、いずれそうした慣行を受け入れるだろう。

 しかし、スブラマニアン氏は、うまくいかない、あるいは、他の施策ほどはうまくいかないと主張。「中国は、自国が参加していない交渉で決まった規則に歩調を合わせることには合意しないだろう」とみる。

 中国が交渉参加に合意すれば大きな影響力を持ちそうだ。ブラジル、欧州、インド、その他の国の参加で中国の力が薄まる多国間協議にしたほうがいい。

 第3の可能性は、中国がTPPについて、自国を経済的に「取り囲む」敵対的動きだとみるようになることだ。「TPPにより、中国は貿易制度を根本的に寸断しかねないような地域主義に陥る恐れがある」とスブラマニアン氏は指摘する。

 ただ、TPPの代替策も有望ではない。同氏によると、世界貿易機関(WTO)の多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)は「消滅寸前」だ。同ラウンドは10年以上続いているが、いつまでたってもまとまる兆しがない。

 スブラマニアン氏は、国際通貨基金(IMF)において米国や欧州と同様の地位を中国に与える、人民元を国際通貨として推進する、中国を市場経済国に認定して同国がアンチダンピング措置に対応しやすいようにする、といった可能性を示唆している。米中戦略・経済対話(次回は3日から北京で開催)の地位を高め、欧州、日本、ブラジル、インドも参加させることも提唱している。

 目的は、自国の台頭を他国が歓迎していると中国に感じさせるほか、他国を巻き込むことで中国のパワーを弱めることだ。しかし、スブラマニアン氏はこう警告している。「最終的に覇権主義、ないしほぼ覇権主義の中国による支配という無慈悲な行いに至る可能性は目に見えて残っている」

記者: Bob Davis

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11. 2012年5月02日 01:46:29 : 3CNLte9sGM
米ISM製造業景況指数:4月は54.8に上昇、在庫は縮小 

  5月1日(ブルームバーグ):4月の米製造業景況指数は前月比から拡大のペースが加速した。生産や受注が伸びをけん引したが、受注残や在庫はマイナス圏に落ち込んだ。
米供給管理協会(ISM)が発表した4月の製造業総合景況指数は54.8と、前月の53.4から上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は53だった。同指数で50はサービス業活動の拡大と縮小の境目を示す。
レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのチーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は、「製造業部門はまだ堅調だ」と述べ、「米国の製造業のパフォーマンスは欧州諸国を上回るだろう」と続けた。
項目別に見ると生産は61に回復。前月は58.3だった。新規受注も58.2(前月54.5)に上昇した。輸出受注は59と前月の54から上昇した。雇用も57.3と、前月の56.1上回った。
一方、受注残は49.5と前月の52.5から低下。在庫も48.5(前月50)に下げた。顧客在庫は45.5だった。
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Alexander Kowalski akowalski13@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/02 00:54 JST


12. 2012年5月02日 03:32:11 : 3CNLte9sGM
4月の米ISM製造業景気指数は改善:識者こうみる
2012年 05月 2日 02:55

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[ニューヨーク 1日 ロイター] 米供給管理協会(ISM)が発表した4月の製造業統計は、景気指数が10カ月ぶりの水準に改善した。第2・四半期に入って経済の勢いが鈍る兆候もみられるなかで、依然一定の回復力をうかがわせる内容となった。

4月の景気指数は54.8で、前月の53.4から上昇、市場予想の53.0を上回った。50が景気を見極めるうえでの分岐点となる。市場関係者の見方は以下の通り。

●製造業の踊り場脱却示唆

<オークブルック・インベストメンツの共同最高投資責任者、ピーター・ヤンコフスキース氏>

製造業部門で過去数カ月間に見られた若干の足踏み状態から脱しつつある可能性を示している。(前日の)シカゴ地区購買部協会景気指数を受けて浮上した観測に逆行する内容だ。雇用指数は非常に強く、雇用の伸びに持続の基盤があることを示唆している。

(このところ)欧州をめぐる懸念が再燃し、米経済指標は精彩を欠いているが、きょうのISM製造業指数の傾向が続けば焦点は米経済に戻り、市場にとってはプラスとなる。

●悲観論をやや修正、回復軌道に深刻な懸念なし

<ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)の北米為替戦略部門責任者、ニック・ベネンブローク氏>

このところ楽観論から悲観論にシフトした経済に対する見方が、ISM製造業指数により、その中間に落ち着く可能性がある。現時点で米経済の回復軌道に関し深刻な懸念を抱く真の理由はないことをデータは示唆している。

バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長のハト派的発言と精彩を欠く前週の国内総生産(GDP)統計を受け、経済のみならずドルに対しても悲観的な見方が広がっていた。そのため底堅いISMデータは、この流れを若干変えるかもしれない。

そうはいっても、さらにISMサービス業指数および雇用統計の内容を見極める必要がある。


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