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#日銀包囲網さらに狭まる
日銀、経済情勢に応じてさらに緩和すべき=篠原IMF副専務理事
2012年 04月 20日 11:53 JST 記事を印刷する | ブックマーク | 1ページに表示 [-] 文字サイズ [+]
ビジネス
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BRICS、IMFへの資金拠出めぐり発言権強化を主張
[ワシントン 19日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)の篠原尚之副専務理事は19日、ロイターとのインタビューに応じ、日銀には資産買い入れなど非伝統的措置を取る余地が依然ある、と述べ、その時々の経済情勢に応じて、金融をさらに緩和すべきとの見方を示した。
篠原副専務理事は「日本経済全体をみると、インフレの懸念は感じられない。むしろデフレが悪化する恐れがある」とし、人口問題や成長率の弱さを指摘。日銀の金融政策について「そのときどきの(経済)情勢に応じて金融をさらに緩和すべきだ。非伝統的な措置をとる余地は大きい」と語った。
日銀がとり得る措置については、いわゆるQE(量的緩和)、資産の買い入れが望ましいとし、マネタイゼーションの懸念については「中期的な観点から財政再建を進めることを前提として緩和していく、これは当然のこと」と説明。「問題は財政再建に向けたクレディブルな道が示されてないことだ。こういう状況下では日銀はさらなる緩和を躊躇するだろう」と指摘した。
IMFの融資能力強化については「日本が非欧州国の中で先陣を切り、リーダーシップをとったことは非常に効果があった」と評価。「新興国の中にはいろんな観点からまだ検討を続けている国があるが、いくつかの国は明確なコミットメントまでいかなくても、方向として(資金拠出を)検討してくれると思う」との認識を示した。
世界経済については「景気の先行指標をみていると回復基調にあるが、脆弱な感じがする。不確実性が高い。(世界経済にとっての)一番のリスクは欧州情勢により市場で再びストレスが高まることだ」とした。
また、中国経済について「若干成長率は落ちてきたが、ソフトランディングできる感じがする。もちろんハードランディングのリスクを完全には否定しないが、その可能性はかなり低い」と語った。
日本経済については「復興需要の影響で2%程度の成長とIMFでは見ている。成長率自体は悪い数字ではない」との見方を示す一方、「根っこにあるさまざまな問題は片付いていない。労働人口が減っている中、成長を維持するのが難しくなっている。財政の持続可能性についても大きなクエスチョンマークが市場でついている。デフレ圧力もある。そういう根本問題に変化はない」との認識を示した。
(ロイターニュース 木原麗花;編集 石田仁志)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE83J00O20120420
日銀法改正、財務金融部門会議での検討を指示=民主政調会長
2012年 04月 19日 20:04
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[東京 19日 ロイター] 民主党の前原誠司政調会長は19日夕の定例会見で、日銀法改正について、野党や党内で改正議論が出ていることを踏まえ、「しかるべき時期に、(民主党の)財務金融部門会議でも日銀法改正について議論していただきたい」と述べ、検討を指示したことを明らかにした。
日銀法改正をめぐっては、みんなの党が4月10日に改正案を国会に提出しているほか、自民党でも財務金融部会で検討を開始した。民主党の有志議員で作る「円高・欧州危機等対応研究会(会長:小沢鋭仁元環境相)」でも、19日午後に開いた会合で日銀法改正について議論を行った。
改正案の争点は、物価目標を政府が決定して日銀に指示し、目標を達成できなかった場合の説明責任を日銀に求めることや、衆参両院の同意があれば総裁ら執行部を解任する権限も持たせることなど。
政権与党の政調下部組織である財務金融部門会議での検討テーマに格上げされたことで、改正議論に拍車がかかる可能性が出てきた。ただ、党内では「日銀法改正など許せない」(藤井裕久元財務相)といった意見もあり、行方はわからない。
<成長マネー供給拡大策中間報告で、日銀による成長資金供給力強化を提案>
また、民主党の成長戦略・経済対策プロジェクトチーム(PT)は19日、名目3%・実質2%成長実現に向け、日本再生に向けた成長ファイナンスの供給拡大策について中間報告を取りまとめた。今後の調整次第で修正余地は残るが、中間報告では、成長マネーの掘り起し策として「日本銀行による成長資金協力強化」を提言している。
この詳細について、前原政調会長は27日の日銀の金融政策決定会合をにらみ、「ここで(内容を)申し上げると、日銀に対して、間違ったメッセージが伝わってはいけない」と述べ、現時点で金融政策への言及は控えた。
(ロイターニュース 吉川 裕子)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE83I05D20120419
古川経財相:「物価めど」早期実現へ手段検討を−日銀金融政策
4月20日(ブルームバーグ):古川元久経済財政相は20日午前の閣議後会見で、デフレ脱却が政府と日本銀行の最優先の課題だとした上で、日銀が掲げる中長期的な物価安定のめどの早期実現へ向け、日銀の責任で手段を検討するよう政府として期待すると述べた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、同相が日銀はより償還期間の長い国債を購入することが可能だと述べたことについては、個人的な考えで政府の要望ではないと語った。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 氏兼敬子 Keiko Ujikane kujikane@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:小坂紀彦 Norihiko Kosaka nkosaka1@bloomberg.net
更新日時: 2012/04/20 10:59 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2R9IH6KLVR401.html
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