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BRICS、IMFへの資金拠出めぐり発言権強化を主張
2012年 04月 20日 10:21
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BRICS、IMFへの資金拠出めぐり発言権強化を主張
[ワシントン 19日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)の資金増強について各国からの拠出表明が続いているが、ブラジルは19日、前提条件として新興国の発言権強化を主張した。BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの主要新興5カ国)での会合後に述べた。
同財務相は「われわれはまだ数字を用意していない。改革実施という前提条件がまだ満たされていないためだ」と述べた。
IMFの資金増強問題では、中国、ロシア、ブラジルからの支援が非常に重要になる。
ラガルド専務理事は、ユーロ圏債務危機対策として少なくとも4000億ドルの増強を目指している。これまで欧州や日本の拠出表明により3200億ドルが確保されたが、残りはBRICSに期待したいところ。
専務理事は19日、IMF/世銀春季総会開幕の記者会見で、世界経済の回復はぜい弱で、高いリスクが存在するとの見方を示し、「ユーロ圏が潜在的リスクの震源地」と述べた。
また、今回の会議での大幅な資金増強合意に期待を示した。
20日は20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の最終日となるが、19日の夕食会ではIMF資金増強問題が中心トピックとなった。
ある主要新興国の関係者によると、BRICSは拠出に傾いているが、世界金融の状況を反映させた発言権強化と、本国による承認という2つのハードルに直面している。
また、増強分の資金の使い方をめぐる投票について、カナダがIMF理事会内での欧州の影響力を弱めようとしていることも状況を複雑化させる要因となる可能性があるという。
ラガルド専務理事は会見で、新興国の発言権強化は優先課題とし、加盟国との個別協議で取り上げる方針を示した。その上で「加盟国の経済状況をより反映させる必要がある」と述べた。
また、ユーロ圏は「過去数カ月間に重要な措置」を講じ、「ファイアウォールを大幅に強化した」と評価。不十分な部分もあるが、ユーロ圏を守るための強い決意を示していると述べた。
欧州銀の資本増強をめぐっては、ユーロ圏全域で欧州安定メカニズム(ESM)や欧州金融安定ファシリティー(EFSF)が各国政府を通じて資本増強を支援することが可能だと指摘した。
その上で、IMFが提案しているのはESMやEFSFが政府を経由せずに銀行の資本増強を支援することであり、それには欧州全体での監督強化を伴うことが可能かつ必要との立場を示した。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE83J00I20120420?sp=true
IMF資金強化目標4000億ドルの達成は可能=安住財務相
2012年 04月 20日 12:05 JST
[ワシントン 19日 ロイター] 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席した安住財務相は19日、国際通貨基金(IMF)の資金強化について「当初からの日本とIMFの働きかけもあり、(目標)4000億ドルの達成が可能になってきたことで、世界経済に安心感を与えることができると思う」と述べた。
同相によると、会議では「少なくとも10数カ国」が資金拠出の意向を示したという。そのうえで「今はだめでもいずれかの時点で(資金を)出すと表明した国の額を足し合わせると、当初の4000億ドルを上回る可能性がある」との見通しを示した。
また、日米財務相会合では、ガイトナー財務長官と欧州問題について協議したという。各会議の終了後、記者団に述べた。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE83J01M20120420
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