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ヘッジ・ファンドは、日本国債の空売り、先物売り、売りオプショ ン、CDSで巨大利益の機会を待っている。 8月頃が危険
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/585.html
投稿者 TORA 日時 2012 年 4 月 11 日 07:52:10: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu261.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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ヘッジ・ファンドは、日本国債の空売り、先物売り、売りオプショ ン、CDSで
巨大利益の機会を待っている。 2012年8月頃が、危険だと感じています。

2012年4月10日 火曜日

◆大きく変化した日本国債の売買市場 3月21日 吉田繁治
http://archive.mag2.com/0000048497/index.html

■5.ヘッジ・ファンドは、日本国債売りの準備をしているのか

◎ヘッジ・ファンドや英米系の銀行(代表が、悪名が高くなったゴールドマン・サックス)が行う債券や株の売買で利益を上げる方法は、

(1)最初は、目をつけたものを買って、価格を上げ、
(2)連れ買いが起こってピークに達したと見たとき、
(3)空売り、先物売り、売りオプション、あるいはCDSを仕掛けて下げることです。

連れ買いは、例えば、一般を相手にする金融雑誌やマスコミが、「**は上がる」という記事を溢れさせるときです。

この時が、相場のピークになる。投資家で言えば、個人が買いに走るようになる時期です。

事実、ゴールドマン・サックスは、ギリシア債で以下のような、犯罪的な方法をとっています。後では告発を受け、事実を認めて相手に与えた損に相当する罰金を払ったのです。

(1)最初、ギリシア国債を買う。保証保険のCDSもかけて買い、ギリシア政府の債務をオフ・バランスにし、EUには嘘の財政データを出させる。これが、債務の飛ばしです。

(2)顧客である投資家(及び銀行)には、ギリシア債は、財政は健全だが金利が高く、利益があるとして売る。あるいは、ギリシア債にCDSをかけ、デフォルトのとき支払われる保証保険を、国債額面の2%程度の低い料率で買う。

(3)通じている、子会社のヘッジ・ファンドに、ギリシア債を空売りさせておく。先物売り、売りオプションでも同じ効果である。

(3)機会を見て、ギリシア政府の債務は、嘘であることを、マスコミにリークして暴く。自分たちも、驚いたように装う。 ギリシア債は市場で売られて下がり、金利は瞬く間に10%に向かい高騰した。

(4)国債が下がると、保証保険のCDSの価値は上がる。例えば2%だったCDSの価格は、国債が下がってその金利が10%くらいになると、4倍くらいに上がる。

国債がデフォルトしてもCDS証券をもっていれば、額面の100%の回収が保証されるからです。

(注)ヘッジ・ファンドの設立では、投資の私的組合とされるので、運用の中味を公開せねばならない規制は、日米欧に、ありません。8000本の全部の本拠は、当局が監視できないオフショアです。

投資顧問業のAIJの、投資内容とお金がどこへ行ったのか、金融庁には未だに分からないのは、このためです。わが国にも、年金の運用を請け負っている投資顧問業が265社もあります。

〔CDSの利益〕
1兆円の国債にかかった保険料率2%のCDS(購入価格は200億円)は、その国債の金利が10%に上がると(国債価格が例えば30%も下がると)、4倍付近の800億円の市場価値に上がります。

600億円が利益になります。CDSはその国債を持っていなくても、かけることができ、売買ができるのです。

CDSは、第三者がかけた生命保険に似ています。保険がかかった人の生命の危機(=デフォルトの危機)が高まると、保険金1億円が受け取れる生命保険証券の価値は、上がるでしょう。あたかも、分からないように毒をのませた保険金殺人です。実際に、ギリシア債で、以上が行われたのです。

〔他の利益〕
CDSと同時に、国債価格が下がると、空売り、先物売り、売りオプションにも巨大利益が出ます。オプションの証券そのものも、独立した金融商品として売買ができるのです。

以上が、本当のことを暴けば、デフォルトが確実なギリシア債を対象に、ゴールドマン・サックスが2010年に行っていたことです。

■6.日本国債の売りの機会はいつか?

ヘッジ・ファンドは、日本国債の空売り、先物売り、売りオプション、CDSで巨大利益の機会を待っているように思えます。

拙著『国家破産』でも書いたことですが、米国の住宅証券(RMBS)で、2007年に$150億(1兆2000億円)の利益を、ひとりで上げたピムコのジョン・ポールソンは、グレゴリーサッカーマンに書かせた書籍(『史上最大のボロ儲け』)の中で言っています。

「住宅証券の後は、先進国のソブリン・リスク(国債のリスク)が巨大利益を上げる機会になる」 PIIGS債がこれでした。

ただし、ポールソンは、2011年は、米国債の下落に賭けた投機で、大損をしています。

1年に120兆円は発行される米国債の下落に賭けたポジションをとっていたためです。世界で最も多く、100兆円くらいのドル国債をもつ中国が、ドル下落を懸念し、ドル国債を売ると予想したからです。

(注)現在は、2011年の、1年24兆円の円高介入(ドル債買い)のため、日本の財務省が世界で最大の、米国債の持ち手です。$1.3兆へと、2011年に$3000億も増やした「外貨準備」がこれです。政府財政は巨大赤字で、お金がないと言いながら、増税を言う財務省は、一体、何をしているのか? 24兆円も、米国に差し出したことに等しいのです。日本の財務省は、一度も、ドル債を売り越した年度がありません。貸して、売らなければ、米国に貢いだことと同じです。

ところが思惑に反し、FRBがQE2(60兆円枠)で米国債を買い支えたことが、市場では、ドル国債買いの動きを呼んだのです。

普通は、中央銀行が、直接に国債を買うことは、買い手が消えたことを意味しますから、その国の国債は売られます。

しかし、2011年のドル債に限っては、これが、逆に、新興国からのドル債買いも生んだのです。

日本国債が、空売りされる時期はいつか?

ヘッジ・ファンドが買い越したため、この危険が、2010年以前よりはるかに高まったのです。 国内では、日銀以外に、売られる国債を買い受けることができる金融機関はない。すでに、目いっぱい国債を買っているからです(約800兆円)。

ヘッジ・ファンドが、短期金利が0.1%しかない日本国債を、黙って保有し続けることは、あり得ません。

円安になると、国債価格は同じでも、海外で円国債をもつことは、例えば10%の円安の分、ドルから見ればすでに損をしています。

◎今後の円安は、本当は、国債残がGDPの2.2倍の日本にとって、困った事態を招きます。円安とは、海外から円国債が売られることでもあるからです。

2012年8月頃が、危険だと感じています。


(私のコメント)


ゴールドマンサックスがどのようにしてギリシャ国債をおもちゃにして儲けて来たか、吉田繁治氏のマグマグに書かれていますが、この手口は90年代の日本株の売り崩しにも使われた手法だろう。最初にギリシャ国債を保険をかけて買い上げて優良国債に見せかける。ユーロ建てだし為替リスクが無いからフランスやドイツの銀行が大量に買った。金利が高くユーロ建てだからつい手が出る。

しかしゴールドマンサックスは子会社を通じて空売りさせて先物も売らせる。時機を見てゴールドマンサックスは売り材料を出してきて現物を売り浴びせて、ギリシャ国債は暴落して金利は急騰して10%にもなった。空売りや売っておいた先物やCDSでぼろ儲けする。まさに90年代日本株を売り崩した手口と同じだ。

ゴールドマンサックスはアメリカ財務省とは一身同体だから、ゴールドマンサックスのやっていることはアメリカ政府の意思でもある。同じような事はイタリア国債やスペイン国債にも仕掛けて儲けている事でしょう。アメリカ政府の別組織でもあるIMFは、ヨーロッパの金融危機には極めて冷淡に対応している。アメリカ政府はゴールドマンサックスを使ってユーロを解体させるのが目的だ。

90年代のバブル崩壊も日本株を買い上げておいて、子会社を使って空売りや先物売をして、悪材料を出して現物を売り浴びせる。情報はアメリカの財務省から入ってきますが、日本の株式市場の状況は大蔵省から筒抜けで入ってくるから情報操作はやりたい放題だ。ゴールドマンサックスが今度仕掛けてくるのは日本国債らしい。だからヘッジいファンドは日本国債を買い捲っている。

おそらく子会社を通じて空売りや先物売や安いCDSを買い捲っていることだろう。日本の財務省の官僚たちや日銀の官僚たちはアメリカの手先みたいなものだから、情報はアメリカの財務省に筒抜けだろう。と言うことはゴールドマンサックスにも筒抜けになっている。問題はいつどのように日本国債の悪材料をばらして来るかですが、吉田氏は今年の8月ごろと予想している。

しかしギリシャ国債とは違って日本国債は自国通貨建てだから、外資が国債を売り浴びせてきたら日銀が全部買ってしまえばいい。どうせ3ヶ月ものの短期国債だから直ぐに償還されて金利の上昇やインフレは小規模に収まるのではないだろうか。仕返しにアメリカ国債を売り飛ばして買い支えればアメリカ政府にとっては自業自得になる。しかし日本政府当局は米国債を売り飛ばすことをした事がない。アメリカの手先だからだ。

ゴールドマンサックスもいつも成功しているわけではなく、米国債売りには失敗している事が記事にも書かれていますが、ゴールドマンサックスの意向と財務省やFRBとの意向が正面衝突したからだろう。日本や中国は米国債を売らずにかえって買ってきましたが、その為に金利が低下して米国債は上昇した。FRBが60兆円もの米国債を買い、その米国債を日本や中国が引き取ればアメリカ政府の財政が助かった。

アメリカのヘッジファンドは、ロボットトレーディングで1秒間に数千回もの売買を繰り返して相場を思いのままに動かしている。だから外資系証券の株式市場の売買シェアが6割だと言ってもロボットトレーディングによる1秒間に数千回もの往復売買がカウントされているからだ。まさに機関銃と単発銃の違いであり個人投資家とは勝負にならない。このように情報を操作してロボットトレーディングで株価操作されたのでは個人は手も足も出せない。

情報操作の手口も吉田氏の記事にもあるように、「米国では、先月、消費が好調と言われたかと思えば、その一週間後には、まだ住宅価格が下がっていて、世帯負債が年収の130%なので、消費は弱いという記事が出る始末(ウォールストリート・ジャーナルなど)。」と言った具合であり、ヘッジファンドはやりたい放題だ。

果たしてゴールドマンサックスによる日本国債の売り崩しは成功するだろうか? その為に外資は日本国債を買いあさっているのだろうか? むしろユーロ債もダメ、米国債もダメだから日本国債を買ったのではないだろうか? ユーロが落ちついて米国債に金利の上昇で日本国債が売られて円も安くなった。日本国債が暴落すると言うことは円も暴落することであり、円が安くなれば世界中が日本製品で溢れることになりますが、韓国や中国が危なくなる。

私が吉田氏と根本的に意見が異なるのは、ギリシャ国債は自国通貨建てではなく、日本国債が自国通貨建てであり外資が売り崩そうとしても日銀が買えば意味は無い。90年代の株式市場で成功したことが日本国債で成功するとは思えない。市場規模があまりにも違いすぎて中央銀行にヘッジファンドが戦いを挑んでも、中央銀行には印刷機でいくらでも円を刷ることが出来るから勝てるわけが無い。

一時的に金利上昇があっても数ヶ月で収まるはずだ。むしろ日銀が1%のインフレターゲットを発表したにも拘らず、「日銀は、インフレターゲット1%と言い(政策目標)、65兆円の資産買い受け基金で、マネーを供給しています。2012年1月12日の総マネー供給は、139兆円でした。3月10日は145兆円で、まだ増加供給資金は+6兆円留まっています。」と言うように、日銀は有言不実行だ。だから株は下がり円が上げている。

 

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コメント
 
01. 2012年4月11日 08:39:18 : cqRnZH2CUM

今年に関しては国債が暴落して金融不況になったり、ドル円が3倍といったことにはならないだろう

ただし重要なのは
日本の産業や国民の実質生活水準と直結している
商品価格(貴金属、原油、食糧など)だ

こちらは上昇傾向にあり、今後も人口が先進国の数倍である新興国の
経済成長とともに、上がっていくことになる

長期的に考えれば、衰退する先進国通貨との比較で考えるのは誤りであり

いずれにせよ、衰退していく日本で国債が数年以内に暴落するか、

劇的な円安インフレに陥ることは確実であり、無策な政府を頼れない現実では

銀行も企業も、それぞれ準備をしていくことが合理的な判断となる


02. 2012年4月11日 08:43:50 : oSZcRwAH1o
「衰退していく日本」よりももっと速いスピードで欧米が衰退するけどね。

日本はもう20年失われた衰退後の姿。それでも世界3位の経済大国。
欧米はこれから「失われた年月」が始まる衰退前の姿。

だから津波と放射能でボロボロの日本円がずっと史上最高水準を続けている。
76円が81円になったから円安とか寝言を言うなよ。ついこの前まで百数十円が
普通だったんだからね。


03. 2012年4月11日 08:45:55 : v7a8Ab2mMw
 ロボットトレーディングを封じ込めれば、相場操縦はできなくなり、マクロの経済や企業の実態による売買が主流になるのだが、誰もそれを言い出さないのが、不思議で仕方ない。
 かつトービン税など導入しなくとも、かつて日本にあった「有価証券取引税」を復活させれば、イチコロである。
 90年代のバブル崩壊はソロモンブラザーズの空売りファンドが日本国債の現物を大量買付けし、それをブン投げて長期金利の急騰を演出したのが契機になっているのは、その筋には良く知られている。
 とにかく近年の日銀は日本経済をメチャクチャにしている。
 90年代では、バブルが膨らみ過ぎるまで放置し、バブルが膨らみ過ぎると今度は「バブル潰し」でやり過ぎたし。
 バブル崩壊後はデフレにまで追い込んで、産業空洞化のお手伝いまでしてしまった。
 過去の経緯を見ると日銀こそが米国金融資本の手下としか思えない。
 バカ過ぎて呆れている。

04. 2012年4月11日 08:48:09 : cqRnZH2CUM

>。ヨ米国では、先月、消費が好調と言われたかと思えば、その一週間後には、まだ住宅価格が下がっていて、世帯負債が年収の130%なので、消費は弱いという記事が出る始末(ウォールストリート・ジャーナルなど)。」と言った具合であり、ヘッジファンドはやりたい放題

これはHFTやヘッジファンドとは関係ない

単なるファンダメンタルの問題


05. 2012年4月11日 08:53:54 : cqRnZH2CUM

「有価証券取引税」や通貨取引への課税を行えば、

バブルは起こりにくくなるから

ブラジルみたいに景気が加熱して投資資金がどんどん入ってくるときにはいいだろうが

不況下で行えば、株は下落し海外からの投資は日本を避けるから、あまりメリットはない

短期的・投機的な取引のみを減らすには、一定期間以内の取引にのみ課税するというのが効果的


06. 2012年4月11日 09:34:19 : v7a8Ab2mMw
>>不況下で行えば、株は下落し海外からの投資は日本を避けるから、
>>あまりメリットはない
マーケットについての理解が足りないののでは?


このような規制の目的は行過ぎた「空売り」による価格下落を防ぐのが狙いです。
>>株は下落し海外からの投資は日本を避けるから

どうして避けるのですかね。短期的には下げるでしょうが、それは数秒以下のバブル取引がなくなるだけでしよう。
 見かけの偽装取引が減って数十分の一以下になったとしてもそれは出来高のバブルがはがれただけ。
 証券会社の手数料は実際の約定ベースだから、取引高が減った分がそのまま減収になる訳でもありません。

 なくなるのは、相場操縦と利鞘稼ぎの「投機」トレードだけでしょう。
 市場にとっての大問題は長期の「投資資金」が入ってこなくなることですが、それは低税率の取引税では影響されません。

 最大の問題はファンダメンタル無視の「空売り操縦相場」の跋扈で、それが実需の投資資金を追い出す結果を招いていることだと思うのですが。

 ヘッジファンドなどがコンピュータを使った超高速売買に執着するのは、少ない資金で相場を大きく動かせるからです。
 つまり事実上イカサマができるような状況になっています。

 コンマ以下の超高速で売っては、買いのオペレーションを繰り返すと、少ない資金で回転売買をすることができます。
 これは借入れなどにより資金を増加させる「レバレッジ」と同じ効果があります。
 このような売買手法を政府や日銀は持っていません。
 超高速売買の手法を持っていない相手に対しては資金を数倍〜数十倍余分に持っているのと同じ効果を持ちます。

 言い換えればヘッジ・ファンドは機関銃で武装しているのに、政府や日銀はピストルしか持っていないと言うことです。
 相場を動かす「資金ピストルの弾」は政府や日銀の方の方が大量に持っていますが、それを短時間に実際の市場に大量に投入する手段(機関銃)を当局は持っていないということです。

 相場は一定の時間内に投入される資金量で決まります。これがHFTの超高速売買で相場を操縦できる理由です。

 ところが有価証券取引税が導入されるとどうなるか、例えば0.1パーセントの税率でも1000回繰り返せば100%になり、元金がなくなります。

 もともと、株とか債券とかの市場は経済の成長を担保するためのもので、空売りなどで利鞘を稼ぐだけの市場行為は資本主義の精神から言っても容認されないものです。
 空売りはバブルの発生を予防したり、行き過ぎた価格形成を予防する視点で認められているに過ぎなせん。


07. 2012年4月11日 11:56:54 : cqRnZH2CUM
>>06

ちゃんと読もうよ

一律の課税がダメだと言っているのだ

>>05 短期的・投機的な取引のみを減らすには、一定期間以内の取引にのみ課税するというのが効果的


08. 2012年4月11日 12:30:48 : cqRnZH2CUM
>>06 コンマ以下の超高速で売っては、買いのオペレーションを繰り返すと、少ない資金で回転売買をすることができます。 これは借入れなどにより資金を増加させる「レバレッジ」と同じ効果

HFTとレバレッジは全く違うよ

少し考えてみればわかることだ

HFTは流動性が高い市場で、取引量を占有する効果はあるが、レバレッジのように

売り買いの方向性を変えることはできない

逆に言えば当事者にとってのリスクが低く、市場に流動性を与えるという意味では別に否定すべきものでもない


09. 2012年4月11日 12:35:43 : cqRnZH2CUM

だから規制(課税)すべきなのは、HFTではなく、高いレバレッジをかけて市場に歪みをもたらし、最終的には金融機関に大きなリスクを与える先物、オプション取引などということだ

10. 2012年4月11日 14:24:02 : v7a8Ab2mMw
 HFTは相場を動かすのに強力な効果がありますよ。

 超高速で売りを全部買ってしまうと、次の売り注文が出てくるまで値段が上がったままです。
 相手が新たに売り注文を出さなければ、そのままです。
 もし、相場を抑えたければ、新たに売り注文を「超高速」で出さないと防ぎきれません。
 市場の価格は売りと買いのバランスで決まりますから、相手が大量の売り注文を出してくるまでの間、相場は上がったままです。

 相場は売り買いのバランスで決まりますから、1株でも相手よりも多い注文を超高速でぶつけることができれば、最小限の資金で相場を吊り上げることができます。
 超高速取引では一方的に売りもしくは買いだけを仕掛けることはありません。
 上がった時点でこれも「超高速で利食い」します。

 超高速で常に相手よりも多い注文を出すことで相場のリーダーシップを取ることができます。
 大きな資金を得てもっていても、一方通行的に相場が動かないように手作業で注文を出したり引っ込めたりすることは事実上、不可能です。

 超高速で回転商いがすることが出きれば、一度買ったものが上がった相場で売り、さらにその資金で上値を買って吊り上げるといったことができるようになります。
 つまり少ない資金で単位時間当たりの資金投入量を増やすことができます。
 これがレバレッジと同じ「効果」を持つとする理由です。

 大きな資金を持っていれば買占め、売り崩しができるのと同じ理由です。

 相場を操縦することができるというのはこのような理由からです。


11. 2012年4月11日 16:29:41 : 0CRchCj8vU
皆様こんにちワン!またまたやって参りました!

お馴染み、哀れな、あおり屋で御座います!

どうぞお引き立てのほどよろしくお願いします〜

・ ・$$?。 あたしゃ願い下げですがねェ。


12. 2012年4月11日 19:04:59 : EL38FRNAQw
まわりくどい話しやね。
米国債を買い支えているのは、言いなりの日本政府。
その日本の経済基盤をがたつかせるような金融手呂を米国の手先であるゴールドマン・サックスなんかが、言いなりの日本にわざわざ仕掛けてくるわけ?

日本に保有する米国債を売れと云っているのかな?
さらなる米ドルの下落や暴落も狙ってるわけ?

もう日本には、これ以上米国債は買って欲しくないという話しなんだろうね。


13. 2012年4月11日 20:17:53 : IOzibbQO0w

>>10  超高速で売りを全部買ってしまう

まだわからないのか
これは別に超高速でなくても、同じことだ
単にポジションが大きくなっているだけ

> 大きな資金を持っていれば買占め、売り崩しができるのと同じ理由です。

全然違う

自分でシミュレーションしてみればいい


14. 2012年4月11日 20:22:30 : IOzibbQO0w

>>10 超高速で回転商いがすることが出きれば、一度買ったものが上がった相場で売り、さらにその資金で上値を買って吊り上げるといったことができる

できないよ

自分で何を言っているのか理解してないみたいだな。。


15. 2012年4月11日 20:33:02 : IOzibbQO0w

HFTとは相場の操縦ではなく、瞬間的な価格の歪みを捉える

つまり市場に流動性を供給して、歪みを正し利益を出す方法だから、

デイトレの高速版みたいなもので、そんなに簡単に利益がでるものではない

JPモルガンの某氏がやっているように、大きなレバレッジをかけ

ポジションを膨らませて市場を歪ませ(操縦し)、利益を得ようとする手法とは全く違う

http://algorithmtrade.blog110.fc2.com/blog-entry-139.html


一方、昔から多くの人々がレバレッジを使って市場操縦で儲けてきたが、大体最後は自滅し、
多くの損失を社会に残すことになるのは、日本のバブルや欧米不動産で明らかな話だ

本質的に重要なのはレバレッジ規制ということで
短期取引への課税は、テクニカルな問題に過ぎない


16. 2012年4月12日 02:11:25 : Y1hxlXJbHE

これまで幾度となく仕掛けては失敗を繰り返してるけど…

まあ、こういう一発狙いの輩は必ず存在し、それがマーケットのダイナミズム・活性化を促してもいる。

ただ、ギリシャなんかとはボリュームもマーケットの厚みも買い方(日本の金法・郵貯?)もケタ違いだから、メディア操作で煽り立ててと単純にはいかないでしょう。

数年前のS&Pの格下げの時もビクともしなかった…

マーケットは相対感で動いているから、日本のみが極端に悪化しない限り、現実味は非常に薄い。

最大のリスクファクターは災害かも…
もし、近いタイミングで富士山噴火あるいは東南海地震が起きたら、さすがにキツイでしょう。



17. 2012年4月12日 09:47:59 : v7a8Ab2mMw
相場の歪みとは何ですか?
良く分からないので、教えてくださいよ。
ファンダメンタルのことですかね。
個別企業の業績ですかね?
PERのことですか?
それともPBRの事ですか?
配当利回り?
キャッシュ・フロー?
それとも暖簾?
含み益?
これが全部正しく判定されて、相場に反映されているなんてありえない。
つまり、歪があるのか、ないのかも分からないのが本当じゃないの?

だれかHFTが流行る理由を教えてくださいよ?
そう言えば、ゴールドマン・サックスのスキャンダルがらみで、HFTがらみのシステムが流出した事件がブルーム・バーグで報道されていたけど、単なるツールならなんで、大騒ぎになったのか教えてくださいよ。


18. 2012年4月12日 09:59:10 : v7a8Ab2mMw
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2009/07/post-295.php

ウォール街
ゴールドマン一人勝ちの秘密兵器が流出
Adventures in Cybercrime

業界で圧倒的な強さを誇るトレーディング収益の源泉とされるプログラム「分散型リアルタイム高頻度取引プラットフォーム」が、元社員に盗まれていた。

2009年07月08日(水)17時58分
バレット・シェリダン


 金融業界の話をゾクゾクような面白い記事に仕立てるのは難しい。ところがここへきてジェームズ・ボンドやジェイソン・ボーンも顔負けのスリリングな事件が明るみに出た。

 7月3日、米ゴールドマン・サックスのセルゲイ・アレイニコフ前副社長がニューアーク国際空港(ニュージャージー州)で逮捕された。1カ月ほど前にゴールドマンを辞めたアレイニコフは、社交ダンスが得意なロシア人。本職はコンピューター・プログラマーで、ソーシャルネットワーキングサイトの「リンクドイン」のプロフィール欄には、ゴールドマンで「分散型リアルタイム高頻度取引プラットフォーム」の開発を指揮したとある。

 事情通によれば、このプラットフォームこそゴールドマンの秘密兵器。非常に高度なコンピューター取引システムで、市場データを元に100分の1秒の単位で株や債券を売買できるとされる。その仕組みはもちろん企業秘密だ。

 ニューヨーク証券取引所が公表している数字によれば、ゴールドマンはコンピュータートレーディングの分野で圧倒的な強さを誇るが、それにはこのプログラムが大きく貢献しているようだ。


 FBI(米連邦捜査局)が4日に連邦地裁に提出した訴状によると、アレイニコフは32MB(メガバイト)のプログラムを密かにドイツのサーバーにアップロードしたうえ、自宅のコンピュータに保存。本人は一連の作業の痕跡を消したつもりだったが、ゴールドマンのネットワークに彼のアクセス履歴が残っていた。


転職先に4億ドルの手土産か

 このニュースを最初に報じたのは、ロイターのマット・ゴールドスティーン記者。アレイニコフの逮捕から2日後の5日のことだ。

アレイニコフは、「自分が手掛けたオープンソースのファイル」だけコピーしようとしたが、誤って企業機密にかかわる部分も入手してしまったと、無実を主張している。仮にそうだとしても、もしゴールドマンが流出に気付いていなければ、数億ドルの価値があるプログラムを思うままに操ることができたわけだ。

 訴状によれば、ゴールドマンはこのプログラムの開発に「数百万ドル」を費やしたが、それにより毎年「巨額の利益」を得ていた(訴状ではアレイニコフの勤務先はニューヨークを拠点とする「金融機関」とされ、ゴールドマンの名は伏せられている。それでもアレイニコフの雇用歴を考えればゴールドマンであることは明白だ)。

 金融関係者に人気のブログ「ゼロヘッジ」がこのプログラムの価値についてオンライン投票を行ったところ、4億ドルを超えるとの見方が大勢を占めた。

 シカゴの会社に転職していたアレイニコフは、さらなる「陰謀」を計画していたのだろうか。ゴールドマン時代の年収は40万ドルだったが、転職先はその3倍の報酬を約束していたらしい。ヘッジファンドの元トレーダーらが創設したテザ・テクノロジーズという新しい会社で、「大規模コンピュータートレーディング」のシステム開発を行う予定だった。当然アレイニコフが貴重な「手土産」を持参して、新しいボスに取り入ろうとしたのではないかと疑いたくもなる。


19. 2012年4月12日 10:01:47 : v7a8Ab2mMw
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZKSI207SXKX01.html

元ゴールドマンのプログラマー、釈放される−連邦高裁が有罪判決覆す


2月17日(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループの元コンピュータープログラマー、セルゲイ・アレイニコフ氏が釈放された。同社から高速取引のコンピューターコードを盗んだとして有罪判決を受けたが、控訴審でこの判決が覆された。

アレイニコフ氏(42)は2010年12月に有罪判決を受けたニューヨーク市マンハッタンの裁判所を去る際、「たまには正義が勝つ」と記者団に言い残し、待っていた車にケビン・マリノ弁護士と共に乗り込んだ。

ロシア生まれで米国に帰化したアレイニコフ氏は産業スパイだなどとされ有罪判決を受けていたが、連邦高等裁判所は検察、マリノ弁護士双方による今月16日の口頭弁論後に下級審の判決は無効だとする判断を下した。デニス・コート連邦地裁判事は17日午前、アレイニコフ氏の釈放を命じた。

プリート・バララ連邦地検検事正の事務所で報道担当を務めるエレン・デービス氏は、連邦高裁の判断についてのコメントは控えた。


20. 2012年4月12日 10:06:07 : v7a8Ab2mMw
 どうしてコンピュータ超高速売買のプログラムにそんなに必死になるのか不思議ですね。
 しかも一審は有罪で二審は無罪。
 儲かるから秘密ですか。
 どうして儲かるのですかね。
 1000分の1秒単位の歪っていったいなんですかね。
 株とか債権とのか適正価格つて所詮は跡付けでしょうが、、、、、
 つまり価格操縦でもしなかったら儲からないのでは?

21. 2012年4月12日 10:18:40 : IOzibbQO0w
>>20

少しは自分で調べろよ


22. 2012年4月12日 19:56:09 : RQpv2rjbfs
額に汗しない人たちのやっていること。
すなわち虚業である、銀行、投資家、ヘッジファンド、役人、役人、役人
など、それから公務員は自らなにも生み出さない。

所詮はゼロサムゲームを行っている、どこかで儲けが出れば、何処かが損をする。

こういう事をやっている者たちからこそ、しこたま税金をとってやれば良い。
ケイマン諸島なんかに逃がしてはならない

国際的包囲網でもって税を徴収しなければならない。
そういっている政治家はいるのだが、残念ながら力がない。
みんなお金には弱いのだ。

しかし、いずれは蟻の時代が来ると信じる。
キリギリスの繁栄はつかの間だし、あんがい蟻の暮らしも悪くないように思う。
貧乏でもね。


23. 2012年4月13日 06:55:26 : 4EZFtSAfxQ
[やっておくべきこと・やってはいけないこと] 2012.04.12 / News U.S.
 http://www.news-us.jp/article/264053333.html

これから始まる大量逮捕劇 ...
下記の内容はアメリカ国民に向けられたものですが、
日本でも 同様の備えを しておくこと が 推奨されるでしょう。
後ほど日本人向けの対策についてまとめたいと思います。

[1] 72時間、理想的には30日分の備蓄をしておくこと
  国内の移動や、食糧、水、電気の供給がストップする可能性がある
  他国への旅行は3日間禁止
  爆破される危険性がある施設も、安全のため停止される

[2] 平静を保つこと 
  我々全員に対し極悪犯罪を犯した何千という犯罪者を、
  軍と法執行官が逮捕するので、それに協力する

[3] インターネットで情報を集めて学ぶこと
  逮捕する側が正しくて、逮捕される側が悪いということを、確信する

[4] ただ落ち着いて、コミュニティの必要を満たすよう、協力し合うこと
  パニックを起こさない
  お互いに敵対しない
  暴動を起こさない
  銀行に駆け込み、銃を乱射しない

[5] 奴ら全員が、そのリーダーたちと同じ程度に有罪だと考えてはいけない
  闇の勢力が、あなたやあなたの家族、人類に対して、ひどいことをしたと知るだろう
  中には、強要されて、あるいは拷問で脅されて、そのような行為を行った者もいる


24. 2012年4月13日 08:59:28 : p9B89YgNYw
日銀が協力しない限り成り立たない商売だろう

国債=円

円高で国債が暴落なんで馬鹿馬鹿しい


25. 2012年4月13日 10:05:36 : v7a8Ab2mMw
 相場の世界では価格操縦をしなければ、いつも勝者になることはできない。
ゴールドマンはいつも勝っている。
 100年とか1000年に一度といわれたサブ・プライムローンに端を発したリーマンショックに関連して実際に債権市場で発生したデフォルトはたったの3パーセント。

 無論、金融機関の総資産収益率に比べたら少なくはないが、日本のバブル崩壊で発生した不良債権とその処理率に比べたら、あまりにも少ない。
 株価や市場価格なんて実際には企業や国家の極く少ない一面しか見ないで価格が決定されている。
 極論すれば嘘とデタラメで決まっているとしか思えない。

 資本主義経済システムの核心は価格裁定にあると思うのだが、その価格裁定システムはあまりにも不完全。

 例えば環境への影響とか負荷。工業製品の原価は財を生産するのに必要な材料と労力だけで計算されている。
しかし実際には、将来の資源の枯渇にともなうコストや地球環境、気候の変化によるコストは全く含まれていない。
 それらは税金や公共的な支出という形でツケ回しされるが、発展途上国では、全く無視され、製品価格には転嫁されていない。
 つまり本当の意味での原価は繁栄されていない。

 市場価格の歪なんてのは、金利や現物価格との差とかのある一面にしか過ぎない。価格裁定(アービトラージ)なんてのは市場金利との差でしかなく、本当の適正価格との裁定とはいえない。


 市場参加者が大口の機関投資家のコンピュータ売買が主になり、意味不明の暴落、暴騰を欧米市場で引起こしていることはその筋では良く知られているが、なぜか日本のマスコミは知らん振りをしている。
 フラッシュ・クラッシュが頻繁に発生して問題を引き起こしていることは無視できない。
 少なくない市場参加者はHFTは相場操縦にも使える道具だと思っているが・・・・


26. 2012年5月07日 01:12:05 : sgolhP60mA
ファンドが日本国債を売って値が下がれば、日銀が買い支えるはず。もしそれをしないなら日銀も政府もグルだから、政府を倒すしかない。
ギリシャは政府もグルだった可能性が強い。

27. 2012年8月31日 19:16:08 : FJ4dNiMYm6
現在の日本国債の外人の持ち分は7、8%でしたっけ?
売り浴びせられても日銀や政府がちゃんとしてれば問題無いんですが、何人かおっしゃられてるように日銀や政府が米国の傀儡なら大変な事になりそうですよね。
気になるのは日本国債のCDSが右肩上がりな点ですね。
グラフを見ると2008年以降右肩上がりが続いてるように思います。
小泉改革で小泉やら財務省黒田やらが外国に日本国債を売ると言って実際に売り始めた頃と期を一にしてませんか?
それまでは外人の持ち分は非常に少なかったように思いますが。
それと気になるのは、韓国の国債が大幅に格上げされた事ですね。
何らかの関連があるように思います。
とにかく彼らは儲かる為ならどんな手でも使いますから要注意ですね。
政府・日銀がまともなら外人から買い戻してより安心出来ると言えるんですがね

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