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<孤立死寸前>ヤクルト配達員の通報で助かった 埼玉・入間
毎日新聞 3月23日(金)20時50分配信
埼玉県入間市の民家で、応答がないのを不審に思ったヤクルトの女性配達員(29)が同県警狭山署に通報し、
孤立死する可能性があった精神疾患の男性(45)が助け出されていたことが分かった。男性の世話をしていた母
親(75)はこの家の中で死亡しているのが見つかり、死後10日ほど経過していたという。
同署によると、配達員は男性方を週1回訪れており、22日午前に訪れた際、前回の訪問に引き続いて応答がな
く、新聞がたまっているのを不審に思い通報した。同署員が、1階居間で病死している母親と、2階の布団で寝て
いる男性を見つけた。男性の布団のそばにはカップラーメンの空き容器や水が入ったペットボトルがあった。親子
は2人暮らしで、近所づきあいはほとんどなかったという。
同署は2月10日に入間市内のヤクルト販売会社と協定を結び、防犯チラシを配布したり、異常があれば通報し
てもらう取り決めをしていた。同署は、放置すれば男性が餓死する可能性があったとみており、佐々木幸(こう)
副署長は「通報してくれたため、男性が亡くなる最悪の事態を免れた」と話した。【平川昌範】
横浜の孤立死:息子の通所、母親拒否 父親の死後、悔やむ区の担当者
横浜市旭区の住宅で昨年12月、病死した2人暮らしの母子が見つかった問題で、区内の障害者福祉施設に通っ
ていた息子(44)が昨夏の父親の死後、通所しなくなっていたことが旭区への取材で分かった。区側は通所を続
けるよう勧めたが、母親(77)は応じず、地域からの孤立を深めていったとみられる。区の担当者は「職員がも
っと頻繁に訪問できていればよかった」と話している。
旭区役所によると、重度の知的障害がある息子は週4回、送迎車で施設に通っていたが、昨年7月中旬に父親が
死んでから回数が減り、9月には通うのをやめた。施設から相談を受けた区の担当者は11月中旬までに計2回、
自宅訪問や区役所での面会で、「生活リズムを保つため、行った方がいい」と説得したが、母親は「本人が行き
たがらない」などと応じなかったという。
また、母親は年金、息子は障害年金を受給し、公共料金の滞納はなかった。神奈川県警旭署によると、病死した
2人が見つかった際、冷蔵庫に食物はあり、困窮した様子はなかったという。【杉埜水脈、宗岡敬介】
また孤立死か?死後2年以上の男性白骨遺体 埼玉
テレビ朝日系(ANN) 4月2日(月)13時51分配信
埼玉県蕨市のアパートで、住民の男性とみられる白骨化した遺体が見つかりました。死後2年以上が経過していると
いうことです。
近所の住民:「管理人も分からないし、どういう人が住んでいるかも分からない。この地域は人の交際が密なので、
そういうことは意外で、ビックリしている」
1日午後1時半すぎ、蕨市のアパートで「家賃が未納のため、訪問したら男性が白骨化していた」と管理会社の社員
から110番通報がありました。警察によりますと、遺体はこの部屋に住む無職の野口俊明さん(45)とみられ、ロフト
部分の布団の上で白骨化した状態で見つかりました。死後2年以上が経過しているということです。家賃は2008年ごろ
から支払われておらず、部屋に残っていた現金は十数円でした。警察がDNA鑑定を行うなど身元の特定を急いでいます。.
最終更新:4月2日(月)19時1分
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蕨の白骨遺体:水道も止められ 「孤立死」住民に戸惑い /埼玉
毎日新聞 4月3日(火)12時19分配信
蕨市塚越4のアパートで1日、死後2年以上が経過した男性の白骨遺体が見つかった。このアパートに住んでいた
無職男性(45)とみられるが、その後の蕨市の調べで、男性が電気に加え、水道も止められていたことが分かった。
都会の片隅で再び起きた「孤立死」に、地域住民は「なぜ」という戸惑いを隠せない。【田口雅士、狩野智彦、山本愛】
JR蕨駅から南東へ約1キロ。男性の遺体が見つかった木造2階建てのアパートは住宅街の一角にある。6部屋あ
るが空室も目立つ。
男性は数年前からアパート2階に住んでいたとみられる。町会長の男性(72)は「人の出入りが激しく、町会との
接点がなかった。市などには、1人暮らしや生活保護世帯について教えるよう申し入れているが、個人情報の保護が壁
になって把握が難しい」と言う。蕨市によると、男性は07年5月〜08年10月、生活保護を受給していた。受給が
止まった経緯について、市の担当者は「答えられない」と話す。
県警の調べでは、男性は同年末まで家賃を振り込んでいたが、その後は滞納していた。捜査関係者は「大家も病気で
入退院を繰り返しており、家賃の滞納に気付かなかったようだ」と打ち明ける。
半年後の09年6月、水道もストップする。蕨市は「今回は働き盛りの40代の男性単身者。単身世帯が急増する中で、
どの世帯も気を配っていたらきりがない」と言う。
さいたま市や川口市で孤立死が相次いだことを受け、蕨市は3月30日、水道メーターの検針などを委託している業者と、
住民の異変を察知した場合の通報体制をつくったばかりだった。アパート近くに住む男性(76)は「なぜ誰も気がつか
なかったのか。今後もこうした問題が出てくるだろう」とため息をついた。
4月3日朝刊
60代の3姉弟、自宅で脱水症状…配達員が発見
読売新聞 4月1日(日)9時19分配信
4月3日朝刊
60代の3姉弟、自宅で脱水症状…配達員が発見
読売新聞 4月1日(日)9時19分配信
横浜市神奈川区の住宅で3月30日夜、この家に住む60歳代のきょうだい3人が倒れているのを、集金に訪れた新聞配
達員の男性(30)が見つけ、県警に通報した。
いずれも軽症の脱水症状だったが、県警は孤立死となる可能性があったとしている。
神奈川署幹部によると、発見されたのは、いずれも無職の女性(66)と妹(63)、弟(60)。弟は運ばれた市内の
病院で統合失調症と診断された。居間に横たわっていた女性は、駆け付けた署員の問いかけに「疲れて寝ていた。大丈夫」
と答えたが、自力で排せつできない状態で、衣服は汚れていたという。県警は3人の生活状況などを調べている。
配達員は、この家の郵便受けに3日分の新聞がたまり、室内で女性が倒れているのを窓越しに発見。無施錠の玄関を開け、
「大丈夫ですか」と声をかけたが、反応がなく、通報した。
老齢加算訴訟:最高裁、福岡高裁に審理差し戻し
国の生活保護制度見直しによる老齢加算廃止は「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を保障した憲法など
に反するとして、北九州市在住の生活保護受給者39人が市に処分取り消しを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第2
小法廷(千葉勝美裁判長)は2日、受給者側勝訴とした2審・福岡高裁判決を破棄、一部の審理が不十分だとして同高
裁に審理を差し戻した。
老齢加算廃止を巡る訴訟は全国9地裁に提訴されたが、最高裁は2月、東京都民が起こした訴訟で合憲・適法との初
判断を示した。福岡高裁判決は唯一の受給者側の勝訴判決だったが、差し戻し審で判断が見直される可能性が高い。
福岡高裁判決は、厚生労働相が国の専門委員会の取りまとめを踏まえた検討をしていない点をとらえて違法としたが、
小法廷は「専門委の意見を踏まえた検討を経ていないとはいえない」と、逆の認定をした。その上で、厚労相の判断に
裁量権の逸脱があるかどうかなどについて高裁が審理を尽くしていないとした。39人のうち死亡した原告分の訴訟は
終結させた。【石川淳一】
毎日新聞 2012年4月2日 11時44分(最終更新 4月2日 12時35分)
[コメント]
上の例のように老人、そして生活保護の餓死が増加している事実を注目すれば、国民の文化の生活の観点から、この裁判の判断は、憲法違反ではないでしょうか。
余りにも無慈悲の判断だと感じますが。過去に、北九州にも餓死の事例があったのが忘れていますか。
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