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大手マスコミが報じない香港上海銀行の日本撤退(ひょう吉の疑問)
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/260.html
投稿者 堀川 日時 2012 年 2 月 26 日 10:13:42: YXgkZLRTFAguM
 

神戸新聞 より
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004836974.shtml

国内個人向け業務から撤退 英国金融大手HSBC 

 英金融大手HSBCグループの香港上海銀行東京支店は23日、日本での個人向け銀行業務から撤退すると発表した。
預入金額1千万円以上の顧客を対象にした「HSBCプレミア」の拠点を国内6カ所で展開していたが、7月31日で全ての営業をやめる。
 神戸では、2008年10月に三宮の神戸国際会館内に拠点を開設し、2年後に業務を大阪出張所に統合した。
既に口座の新規開設を停止しており、今後は顧客の資産を他行に移し替える手続きを進める。

 欧州危機を受けた世界的な事業再編の一環で、より高い収益が期待できる法人向け銀行業務や運用などに経営資源を集中する。(高見雄樹)

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JANJAN より
http://www.janjanblog.com/archives/64226

香港上海銀行が日本から撤退

2012年 2月 24日 22:02

高橋清隆

 香港上海銀行などを運営するHSBCグループ(本社・英国ロンドン)が日本から撤退することになった。
22日から同社ホームページとメールで発表している。
同行の撤退は、近くわが国に経済的混乱を仕掛けることを示唆する。

 ホームページトップ画面に「重要なお知らせ:HSBCプレミアサービスご提供中止について」と題する文書が掲載され、営業終了の日程が説明されている。
それによれば、最終営業日は名古屋出張所が4月27日、広尾支店や横浜支店など5店舗が7月31日。
8月1日以降も、日本橋HSBCビル(香港上海銀行東京支店)で限定的なサービスを継続する予定としている。

 同様の案内は24日、1000万円以上の資産運用を支援する「プレミアサービス」会員にもメールで送信された。

 HSBCは1865年に香港で創設された香港上海銀行が母体。
アヘンの売り上げを英国に送金するためで、設立時の役員には、ロスチャイルド、ベアリング、サッスーン、ジャーディン・マセソンなどが名を連ねている。
わが国で140年以上営業を続けてきた。

 世界権力との太い関係が頻繁に指摘されており、米国のサブプライム問題のときも、あらかじめ1兆円以上の損失引当金を計上するなど周到な準備をしていたことが分かっている。

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【私のコメント】

なにか変な動きだ。

香港上海銀行はその名前から中国の銀行と間違われるが、実は世界一のイギリスの銀行である。
上には書かれていないことだが、香港上海銀行の日本への進出は、実は幕末に長崎に来日したイギリス人武器商人トーマス・グラバーに始まる。
グラバーは来日当初から香港上海銀行の日本代理店を務めている。
今もグラバー邸の高台の下には香港上海銀行長崎支店が記念館として建っている。
そのトーマス・グラバーの庇護のもと1866年の薩長同盟を成立させたのが坂本龍馬である。
坂本龍馬の裏にグラバーあり。グラバーの裏に香港上海銀行あり。
香港上海銀行はグラバーを通して、また坂本龍馬を通して、日本の近代史に影響を及ぼした銀行である。
その銀行が突如撤退する。
しかもそのことを日本経済新聞はじめ他の全国紙が一切報じない。

中国に売りつけたアヘンの利益を本国イギリスに送金するために設けられた銀行であり、その設立当初から血なまぐささをもっている。
イギリスの金融資本とのつながり大であり、当時イギリス金融界を牛耳っていたロスチャイルド財閥との関係も取りざたされる。

そういう銀行が日本から撤退するとはどういうことなのか。
幕末から、明治、大正、昭和、平成とずっと日本にあり続けた銀行が突如撤退する。
しかもそれを日本を代表する経済紙も報じない。

なにかが暗躍していそうだ。

http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/22c64d1650d2940ba29c2096ef34ce25  

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コメント
 
01. 2012年2月26日 19:15:51 : mHY843J0vA

>日本経済新聞はじめ他の全国紙が一切報じない

これは事実誤認で、以前から大手の大衆向け経済メディアではオープンになっています

ただ撤退の判断は、日本が貧しくなっていき、今後、富裕層への厳しい課税で
儲からなくなることを予測しての行動であることは、明らかですね


http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819591E0E0E2E0E78DE0E0E2E0E0E2E3E09797E3E2E2E2
英金融大手のHSBCは、日本で金融資産1000万円以上の顧客を対象に展開する金融サービス「HSBCプレミア」事業から事実上撤退する。
23日に新規の口座開設の受け付けを停止するほか、3月には運用商品の販売も取りやめる。
金融資産2億円以上の富裕層向けサービスはスイス金融大手のクレディ・スイスに売却することを既に決めている。

ソース:日本経済新聞


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZSRVI1A1I4H01.html
 2月23日(ブルームバーグ):英銀グループ最大手HSBCが日本でのリテール(個人)富裕層向け事業から撤退することが分かった。このサービスを取り扱っていた全店舗を閉鎖する。欧州債務危機を背景に世界的に事業再編を進める中、2008年に日本で同業務に参入してから4年で退くことになる。

  HSBCは預かり資産1000万円以上が対象のHSBCプレミアを中止する。3月8日から新規の投資信託販売などを止め、7月末までに東京、名古屋、大阪の全営業店を閉じる。HSBCグループの全世界での事業再編の一環としている。同社が22日夜、顧客に電子メールで送った通知書をブルームバーグ・ニュースが入手し明らかになった。

  欧州危機が広がりを見せる中、HSBCでは新たな自己資本規制に備えるため日本、韓国、タイを含むアジア諸国で資産売却など業務縮小を進めている。日本では昨年12月、クレディ・スイスにプライベートバンキング事業を売却することで合意。1月にはコスタリカ、エルサルバドルなどでの事業売却を発表している。

  HSBCプレミアの中島ギフォード個人金融サービス本部長は、顧客向け通知書の中で、「この度、全世界におけるHSBCグループの事業再編の一環として、大変残念ではございますが、私どもは日本におけるHSBCプレミアサービスのご提供を中止することを決定しました」と述べた。

  HSBCは日本のリテール富裕層向け事業の売却を検討し、その入札手続きに入っていたことが、複数の関係者の話により1月に明らかになっていた。買い手が見つからない場合は、同事業の閉鎖もあり得るとしていた。

争奪戦

  HSBCは08年にHSBCプレミアを開始。10年に追加した大阪と名古屋を含め、丸の内、赤坂、広尾の東京都内や横浜に6拠点を構える。しかし、欧州危機を受けて同行のスチュアート・ガリバー最高経営責任者(CEO)は過去20年にわたる拡大路線を反転、現在は世界的に資産売却や人員削減を進めている。

  ロンドンに本拠を置くHSBCは140年以上に前に日本の金融市場に参入。アセットマネジメント(資産運用)や融資業務のほか、証券業務などを手掛けている。

  日本のリテール金融サービス市場では、1471兆円(9月末時点)に上る個人金融資産をめぐり、国内外の金融機関が争奪戦を繰り広げている。外国勢ではHSBCのほか、米シティグループや英スタンダードチャータード、国内勢ではみずほや三菱UFJなどの大手銀行グループが富裕層業務を積極的に展開している。

     「重要なお知らせ」

  HSBCが同業務からの撤退について説明した「重要なお知らせ」を顧客宛てに送ったのは22 日午後8時半ごろ。丸の内、広尾支店などの取引顧客にとって突然の知らせとなった。HSBCの担当者は同事業についての売却検討、撤退の可能性に関して1月に報道されて以降、そうした事実はないと顧客からの問合せに回答し続けてきたからだ。

  通知書は他行への口座移行手続きを促した上で「口座解約に伴う送金手数料は、無料とさせていただきます」と説明。「詳細につきましてはHSBCプレミアコールセンター(0120-777-369 24時間)までお問い合わせください」と記載している。

  連絡を試みると「ただいま電話が込み合っています。しばらくお待ち下さい」とのアナウンスが流れたまま、10分以上つながることはなかった。皇居近くの日比谷通りに面した丸の内支店では22日深夜、シャツターは降り、オフィスの電気は消えていた。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 日向貴彦 Takahiko Hyuga thyuga@bloomberg.net
更新日時: 2012/02/23 12:26 JST


02. 2012年3月14日 10:09:47 : Hd85RxmD6w
日経新聞には本誌で報じられましたよ。
あんまり深い話ではなく、単に本社のグローバル戦略の見直しであり、日本においてはマーケティングやセールスがお粗末だっただけです。
HSBCにとって、日本支社の売り上げのボリュームはほんの一握り・・・。全く影響はありません。
ただし、撤退するのは2008年に開始したリテールビジネスだけ(PBもですが)で、これまで140数年やってきている法人向けの銀行業務は続けるようですよ。

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