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インフレ目標1%、望ましい数字でない=民主円高対策チーム座長
2012年 02月 24日 21:41 JST
2月24日、民主党の円高・デフレ対策特別チーム座長の直嶋正行元経済産業相は、ロイターとのインタビューで、日銀が14日に決めた追加緩和と事実上のインフレ目標導入を「英断だと思う」と評価した一方で、物価上昇率1%を目指すとしたことには「望ましい数字ではない」と述べ、目標水準をより高めるべきとの考えを示した。写真は都内の日銀本店前で14日撮影(2012年 ロイター/Toru Hanai)
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[東京 24日 ロイター] 民主党の円高・デフレ対策特別チーム座長の直嶋正行元経済産業相は24日、ロイターとのインタビューで、日銀が14日に決めた追加緩和と事実上のインフレ目標導入を「英断だと思う」と評価した一方で、物価上昇率1%を目指すとしたことには「望ましい数字ではない」と述べ、目標水準をより高めるべきとの考えを示した。
直嶋座長は日銀の一連の決定を「評価している」としたが、欧州債務危機や米国のバランスシート調整など、世界経済は現状でも「リスク要因が多い」と分析。当面は日銀の決定の進ちょく状況や効果を見極めたいとしながらも「米国の一段の金融緩和や欧米景気の急減速など、場合によってはさらに一段の金融緩和が必要になることもあり得る」との見通しを示した。
その中で日銀がインフレ目標を1%に設定したことには「1%ではGDPデフレーターがマイナスになる可能性がある。デフレーターが明確にプラスとなるような水準を明らかにしてやるほうが、より効果的だ」と指摘。「1%はどうかと思う」と述べた。
円高阻止に向けた為替介入に関しては、ドルが80円台へ上昇した現時点では考えにくいとしながらも、今後再び円が上昇する可能性はあるとして「必要ならやるべき。望ましいことではないが、日本経済がマイナス(成長)になると、世界的にも影響は大きい。政府の意志として(実施)したほうがいい」との考えを示した。
民主党の前原誠司政調会長が、円高対策として政府に設立を求めている円建てファンドについては「今すぐ必要かは別として、国際的に理解が得られるやり方があれば、選択肢として考えていい」として、円高対策チームの検討対象になり得るとの考えを示した。「先行きは不透明なので、どういった状況になればどんな政策があり得るのか、という議論はしたほうがいい」という。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE81N00120120224
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