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オリンパス菊川前会長 ホリエモンを超えそうだ
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2012/2/17 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
不正の額も悪質性もケタ違い
きのう(16日)、東京地検特捜部と警視庁に逮捕されたオリンパスの旧経営陣。逮捕者は菊川剛前会長以下旧経営陣3人だけでなく、損失隠しスキームに協力した大手証券OB4人も道連れとなった。
直接の逮捕容疑は、7人が共謀し、2007年と08年の3月期に、純資産をそれぞれ約1100億円水増しした有価証券報告書を関東財務局長に提出した疑い。報告書の虚偽記載だ。菊川前会長を中心に旧経営陣3人が主導したとみられている。
損失隠しは10年以上にわたって繰り返されたうえ、その金額は1000億円以上。英国人元社長のマイケル・ウッドフォード氏を解任するなど隠蔽工作も悪質だった。
菊川らが裁判で有罪となったら、どれほどの刑になりそうなのか? 企業法務に詳しい弁護士はこう言う。
「かつて粉飾決算の罪は比較的軽めでした。執行猶予が付くことが多かった。しかし、ホリエモン事件がそれを変えた。粉飾額50億円の堀江受刑者は2年6月の実刑です。それと比較すれば、今回のオリンパス事件は、粉飾額が1ケタ、2ケタ多い。粉飾期間も長く、海外ファンドに含み損を移すヤリ口もかなり巧妙で悪質です。ホリエモン事件は国民の記憶に残っていますし、それとのバランスを考えれば、堀江受刑者より軽い刑は考えにくい」
2年、3年の実刑となる可能性が極めて高いということだ。
菊川に対しては既に複数の株主が複数の民事訴訟を起こし、億単位の損害賠償を請求している。今後も株主の集団訴訟は続く見通し。家宅捜索を受けた川崎市の自宅マンションを筆頭に身ぐるみはがされたうえに、長い刑務所暮らしが待っている。
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