http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/170.html
Tweet |
恥の上塗りの日銀
今までも何度も馬鹿げた日銀の政策を取り上げたが、まだまだ、懲りないようだ。
どこかのわけの分からない人達の馬鹿げた政策が、メディヤや、新聞などに取り上げら、それをいやいややっているというのが今の白川日銀だろう。
自主性や、自分の見識などなんら拝見できない代物である。
いまさら社債やら何やらの買い上げ金額を55兆から65兆に増やして、会見するほどのこともあるまい。
インフレターゲット(物価目標)を1%に宣言しても、やることは、今までどおり低金利過剰金融緩和を続けるだけだ。効果のあるわけではない。
巷のやかましい経済専門家や、学者の肩書を持った連中の口封じ程度になるだけだ。
アメリカの政策が、低金利の過剰金融緩和を2千14年度まで続けるという宣言を受け、さらにインフレターゲットをある程度決めたものだから、日本のスズメが騒ぎ、今回の愚かな決定を記者会見するお粗末を見せたのだ。
日銀の白川総裁の財務大臣へのごますりに過ぎない。これで途方もない退職金がもらえるのだから笑いが止まらないだろう。
我々巷は、さらなるデフレ、苦境の増大が増すばかり。
少なくとも55兆円の社債の購入により何か、日本経済に好影響があったのか。何もなかったはずだ。根拠もないのになぜ10兆円増やすのだ。間違った政策は直ちにやめるのが当たり前だ。
この20年間低金利過剰金融緩和で、デフレが続くばかりで、インフレのかすかな兆候も見えなかったが、今回、同じ政策を続けるのになぜ1%のインフレターゲットを設けるのだろうか。
今までも実は、日銀の内部では1%のインフレ目標を掲げていたのかもしれないね。それを今回わざわざ発表したのだろう。
何の根拠もない口の端だけの今回の日銀の政策発表と言えるだろう。日銀の総裁だけでなく、首相も民主党も一刻も早く交替させた方が日本経済のためだ。
確かな根拠があるのは、低金利により、この20年間
日本国内は、ずっとデフレが続いたということ。
さらに、2千2年頃から過剰金融緩和が、世界への円キャリーとなり資金が流出した結果、世界の資産価格が上昇し、アメリカのサブプライム問題を引き起こしたこと。それが世界恐慌を招いている。
世界不況の根源は日本にある事は自明であろう。その大原因は、日銀の馬鹿げた低金利、過剰金融緩和にあることはだれしも知っていることだ。
まだ恥の上塗りをするらしい。アメリカが日本の馬鹿げた低金利過剰金融緩和を採用し、今度はそれを又日銀が真似るという恥の上塗り二重塗りである。
デフレは個人預金を引き上げるという政策を取らなければ解消できない。インフレにするには、消費者や生産者の担保力を増やさなければならないのである。
低金利にするたびに、税金を引き上げるたびに、保険料や、公共料金を引き上げるたびに、我々の担保が失われ、貸し出し余力が失われるのである。
現在の低金利は、担保が減じるたびに、銀行員に貸出を増やせと発破を掛けているようなものなのだ。
絶対に前より貸出が増える分けがない。これは自明だろう。
麻生内閣から野田内閣まで無駄な事をしたというより、どんどん悪くしている。自然な崩壊過程より早く崩壊させている。破綻までそれほど長くない。
日銀総裁をさっさと代えろ。デフレ下では、日銀の独立性など無用だ。金融政策以外のものとの連用がなければデフレは解消できない。
一言主
http://blog.so-net.ne.jp/siawaseninarou/
http://www.eonet.ne.jp/~hitokotonusi
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。