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テレビ崩壊で巨額赤字へ 存亡の機に立つ家電メーカー
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/143.html
投稿者 ts 日時 2012 年 2 月 13 日 00:49:25: kUFLMxTYoFY0M
 

http://diamond.jp/articles/-/16087Close-Up Enterprise【第71回】 2012年2月13日

テレビ崩壊で巨額赤字へ 存亡の機に立つ家電メーカー

大手家電メーカーの業績が壊滅的な状況にある。2011年度第3四半期の決算で、各社とも通期業績の大幅な下方修正を発表。パナソニック、ソニー、シャープの3社で、通期の最終損益は合計1兆2900億円の赤字を見込み、まさに存亡の機に立たされている。

 まさに“悪夢”のような光景だ──。日本の大手家電メーカー3社(パナソニック、ソニー、シャープ)が揃って、主力商品だった液晶テレビの不振な どによ り、巨額赤字をふくらませる見通しとなった。死屍累々となった2011年度第3四半期(10〜12月期)の家電決算は、1日のシャープの会見で幕が開い た。

http://diamond.jp/mwimgs/3/3/600/img_335d05d12641191c7f3b75c1a065d47890171.jpg

「国内液晶テレビの想定以上の急激な市場悪化が起こった。金額ベースで(前年同期比)20%台です」。片山幹雄社長は開口一番、主力の液晶テレビ 「AQUOS」が置かれている悲劇的な状況について語り始めた。エコポイント需要によって支えられた一昨年の年末商戦から一転して、液晶テレビの売れ行き は激減し、頼みの国内マーケットの“底”が抜けたのだ。
 結果は黒字から一転、過去最悪の2900億円の最終赤字に転落すると通期見通しを変更。テレビや太陽電池、携帯電話事業も軒並み赤字になり、将来の利益回復を見込んだ繰り延べ税金資産1190億円の取り崩しを迫られた。

5割減産に追い込まれたシャープの堺工場 Photo:読売新聞/AFLO

 そんな苦境の象徴が、社運を賭けて09年10月に稼働させた堺工場(大阪府堺市)だ。世界最大級のマザーガラスを使い、液晶テレビなら40インチ 換算で1560万台の年産能力を誇る「モンスター工場」。当初はソニーや東芝といった大口需要家への供給も想定し、3800億円の巨費を投じた。
 ところが年率30%を超える価格下落とコモディティ(汎用品)化、そして為替環境の悪化が、日本メーカーを急速に締め上げていった。液晶テレビは 「40インチでも5万円以下、32インチなら2万円台でも買える」(家電量販店関係者)という現実に、コスト競争力を失ったシャープの国内工場から、テレ ビ向けの外販需要は消えた。

次のページ>> 三洋買収判断を問う電池事業の危機

 東日本大震災後の昨年4月、シャープは約1ヵ月半にわたって同工場と亀山第2工場の操業を停止して、約270億円の特別損失を計上した。
「いつまた工場が止まるかわからない」(業界関係者)。昨年秋からそうささやかれていた巨大工場は、1月から当面50%ほど生産停止をすることが発表され、過去最悪の赤字決算を迎える。
 2日、今度はソニーが前回予想を1300億円下回る、2200億円の最終赤字の見通しを発表。震災やタイ洪水による700億円の営業利益減も大きいが、やはり最大要因はテレビだ。
 すでにテレビ事業は8年連続赤字が確実の“札付き”だ。今年1月に韓国サムスンとの液晶パネル生産の合弁会社「S−LCD」を解消するため約 634億円の損失を計上し、営業損益は約2300億円の赤字と過去最悪となる。映画や音楽、金融など他部門の利益を文字どおり“丸のみ”する。
 同日、社長兼CEOへの昇格が発表された平井一夫副社長は「ソニーの体験を楽しんでいただくため、テレビは大変重要。ロスを出さないビジネスにする」と力説したが、もはや一刻の猶予もない。
 一方、すでに不振のテレビや半導体事業で巨額損失を織り込んでいたパナソニックが、製造業では史上最大級の7800億円の最終赤字となる。わずか3ヵ月で3600億円も下方修正した。なぜか。

三洋買収判断を問う
電池事業の危機

 それはテレビ以外の分野でも、想定以上のスピードで競争激化の波にさらされているからにほかならない。
 下方修正分のうち2500億円は、主に09年に買収した三洋電機の「のれん代」と呼ばれる資産のうち、価値がなくなったと思われる部分の減損処理 だ。具体的にはノートパソコンやモバイル端末に内蔵する民生用リチウムイオン電池、そしてDVDプレーヤーなどの受光部に使う光ピックアップという電子部 品の2事業が主な対象になった。

次のページ>> 日本の家電メーカーの“脱皮”するための時間はわずか

 リチウムイオン電池はもともと三洋電機がトップメーカーで、経営統合後も世界シェア24%(テクノ・システム・リサーチ調べ)と1位を維持。しか し円高ウォン安の為替を背景に韓国メーカーに追い上げられ、収益構造が悪化し、「サムスンとの競争を厳しく見通して、毀損せざるをえない」(上野山実常 務)と判断した。
決算発表するパナソニックの大坪文雄社長 Photo:Christopher Jue/AFLO
 環境エネルギー分野は買収時の注目点だったため、会見で「三洋電機とのディスシナジーが発生しているのでは」と、過去の買収判断を疑うような質問 も上がり、大坪文雄社長が「買収なくして新たな成長分野を見つけられたでしょうか。テレビと半導体を抱えて、どうできたでしょう?」と血相を変えて反論す るひと幕もあった。
 家電メーカー3社で合計、1兆2900億円の最終赤字──。テレビを筆頭にしたデジタル家電の凋落は、日本の家電メーカーが新しいビジネスモデルへ“脱皮”するための時間が、残りわずかであることを物語っている。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 後藤直義)

 

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コメント
 
01. 2012年2月13日 05:47:18 : 8UzFzDXlxw
ソニー従業員数168,200人平均年収 9,230千円
パナソニック従業員数360,700人 平均年収 7,780千円
シャープ従業員数57,200人 平均年収 7,120千円

SONYが従業員数(連結)168,200人で平均年収 9,230千円
2200億円の赤字を168,200人で作ったと考えて、一人当たり赤字を幾ら作ったのかみると、
2200億円÷168,200人=1,307,966円
約130万8000円
つまり全社員の給料を平均131万円引き下げれば黒字化できる。
ストリンガー会長とか年収8億超なのだから、成果報酬で役員や管理職給与大幅カットすれば
社員1人当り100万円カットくらいで黒字化できる。
つまり、存亡の危機とか言ってるけれども、平均年収900万円を800万円にすれば黒字化できる。
税金対策の死んだふり(赤字だと法人税かからないので)の可能性も有る。
株価も〔大赤字〕決算発表後上昇してる。


02. 2012年2月13日 07:26:15 : 3hrUNRSPz2
優秀な技術者をリストラし技術を流出させた責任は重い。
リストラでコストカットする経営なら猿でも出来る。
日本は経営者の劣化が著しい。
経団連の老害経営が死期に直面しているのが現実だろう。


03. 2012年2月13日 08:53:39 : IOzibbQO0w
日経ビジネスでも同じネタだ
流行りということだろうが、マスコミは相変わらず右へならえだな

時事深層
家電ニッポン、崩落

2012年2月13日 月曜日
吉野 次郎、戸川 尚樹


家電メーカー各社が2012年3月期に見込む最終赤字は巨額だ。パナソニックもソニーもシャープも、構造改革が後手に回った。もやは後はない。巨額赤字を復活の原動力としなければ生き残りの道はない。

 シャープは2月1日、2012年3月期に2900億円の最終赤字に沈む見込みだと発表した。創業以来、最悪の業績予想を公表した翌朝、単独インタビューに応じた片山幹雄社長は、「国内テレビ需要の激減が(業績悪化の)引き金だ。私は評論家ではないが、エコポイントなどで需要を先食いした結果、市場が予想以上に冷え込んだということだろう」と力なく話した。

 世界の薄型テレビ市場でシャープはシェア6位だが、国内では首位を誇る。他社に先駆けて液晶テレビを商品化するなど、一貫して国内市場を引っ張ってきたが、国内依存度が高いだけに、冷え込んだ時の反動は大きい。

 昨年7月に地上波が完全デジタル化した後、液晶テレビの売れ行きに急ブレーキがかかった。「(成長を見込んでいた)中国市場の販売も悪化している。ダブルパンチに見舞われた」(片山社長)という。

 他の家電メーカーの連結業績も惨憺たるもの。パナソニックは2012年3月期に最終損益が7800億円で、過去最悪の赤字に落ち込むと予想する。ソニーも2012年3月期に2200億円の赤字を見込む。

 各社とも抜本的な構造改革を断行しなければ、後はない。
テレビの不振が元凶

 3社に共通するのは、主力製品であるテレビ事業の不振だ。液晶テレビの世界的な価格下落が止まらず、37〜42型は4万円前後まで下がった。収益性が悪化したテレビ事業に代わる新規事業は育たず、各社の業績を直撃している。

 パナソニックは窮地から脱しようと、液晶とプラズマのパネル工場を5カ所から2カ所に集約し、グループ全体でこの1年間に人員を2万7000人減らした。並行して、省エネ製品を家庭やビルに一括納入する「まるごと」事業を反転攻勢の原動力に位置づけ、新規受注を急ぐが、テレビ事業の落ち込みをカバーするには至っていない。

 重点投資する環境・エネルギー分野では、マレーシアに太陽電池工場を新設し今年12月の稼働を目指す。大坪文雄パナソニック社長は、「創業100周年を迎える2018年に電機業界で1番の『環境革新企業』になる」と宣言するが実現の保証はない。

 外資系証券会社のアナリストは、「太陽電池は明らかに供給過剰の状態にあり、価格下落が進む。今さら工場を新設して勝算はあるのか」と手厳しい。

 シャープは、シェア首位を誇ってきた液晶テレビの国内市場で、月次の出荷台数が7月の270万台から12月には160万台に激減している(電子情報技術産業協会調べ)。

 地デジ化完了を境に国内テレビ市場が急減速することは、何年も前から予想されていた。昨年6月には三重県亀山市と堺市の液晶パネル工場を、需要の旺盛なタブレット型端末向けや、米国で販売を伸ばす60型以上のパネル生産にシフトする構造改革計画を打ち出していたが、乗り切れなかった。堺工場では、今年3月頃から夏頃まで稼働率を半分まで落とす。

 シャープが、液晶事業に代わる成長分野に位置づける太陽電池事業も不調だ。2011年10〜12月期の営業赤字は62億円と、7〜9月期の47億円からさらに膨らんだ。イタリアやタイで太陽光発電事業や太陽光発電所の建設事業に取り組み、太陽電池の価格競争から距離を置こうとしたが、巻き込まれた。

 ソニーはハワード・ストリンガー会長兼社長が取締役会議長に退き、平井一夫副社長が社長に昇格する人事を発表(囲み記事参照)。平井次期社長は、「付加価値の低い事業は、他社との統合や、撤退、アウトソースを進める。代わりに(医療などの)新規事業に集中投資する」と語る。
今まさに崖っぷちに

 過去数年間を振り返ると、日立製作所が2009年3月期にテレビ事業などの不振から当時、製造業で過去最大となる7873億円の連結最終赤字を計上した。その後、中小型液晶パネルの製造から撤退し、薄型テレビについても生産を外部委託するなど、収益性の低い事業の撤退・縮小を進めた。一方で、高い収益の見込める社会インフラ事業に注力し、崖っぷちから脱することができた。2012年3月期には、4000億円の営業利益を見込む。

 パナソニック、ソニー、シャープは今まさに崖っぷちにいる。これまでの常識を超える改革でしか、再生の道はなさそうだ。
ソニー平井体制は創業当時への回帰

 ソニーの平井一夫副社長が今年4月1日付で社長に就任する。昨年4月1日に、代表権を持つ副社長に昇格し、次期社長の最有力候補に躍り出た時から平井体制の芽は生まれていた。事業本部長や子会社社長など、テレビやパソコン、ゲーム、デジタルカメラ、マーケティングといった部門の責任者を毎週1回、東京・品川の本社の一室に集め、夜遅くまでミーティングを開く。議論が出尽くした頃、酒を酌み交わしながら延長戦が始まる。縦割り組織の壁を取り払うとともに、平井氏が幅広い製品の開発状況に目を行き届かせるのが狙いだ。
井深大氏や盛田昭夫氏に倣う

 今年6月の株主総会後に取締役会議長に退くハワード・ストリンガー会長兼社長が平井氏に残した宿題は大きい。テレビ事業は2012年3月期まで8期連続の赤字が確実で、会社全体の足を引っ張る。

 後を託された平井氏は、「ソニーの世界観を統一する」と言う。各種製品の操作性やデザインなどを統一し、消費者を囲い込むことで、業績回復を目指す。1週間に1度のミーティングは意思統一の場。商品開発の状況を把握することで、肥大した組織の弊害を取り除きたい考えだ。

 井深大氏、盛田昭夫氏ら創業当時からの経営メンバーは、頻繁に開発現場に足を運んでいた。開発状況を自分で確かめ、トランジスタラジオや「ウォークマン」「トリニトロン」など時代の先を行く商品を世に送り出した。だが、組織が大きくなり、トップが製品開発の全体像を把握するのが難しくなるにつれ、革新的な商品は生まれてこなくなった。

 平井氏は、部門責任者とのミーティングを重ねることで、製品の開発状況を把握し、誰もが「ソニーらしい」と感心する商品を見定めようとしている。トップが主導権を握る、創業当時の開発体制への回帰を目指すわけだ。

 さらに平井氏は「痛みを伴う判断に直面するだろう」と抜本的改革を覚悟するが、具体的な再建策は見えていない。合理化や新規事業の開拓はもちろん、グローバル企業が当然のように実行している、収益を細かく管理する経営インフラの整備も急務だろう。
このコラムについて
時事深層

日経ビジネス “ここさえ読めば毎週のニュースの本質がわかる”―ニュース連動の解説記事。日経ビジネス編集部が、景気、業界再編の動きから最新マーケティング動向やヒット商品まで幅広くウォッチ。

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著者プロフィール

吉野 次郎(よしの・じろう)

日経ビジネス記者。1期生として慶応義塾大学環境情報学部を卒業。1996年に日経BPに入社し、通信業界の専門誌「日経コミュニケーション」で2001年までNTTと新電電の競争や業界再編成を取材。2007年まで通信と放送の専門誌「日経ニューメディア」で、通信と放送の融合やデジタル化をテーマに放送業界を取材。現在は「日経ビジネス」で電機やIT(情報技術)業界をカバーする。好きな季節は真夏。暑ければ暑いほどよい。お腹の出っ張りが気になる年齢にさしかかり、ダイエット中。間もなく大型バイク免許を取得する予定。著書に『テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか』(日経BP)。

戸川 尚樹(とがわ・なおき)

日経ビジネス記者(電機・ITグル―プのキャップ)。1996年に日経BP社入社後、12年間、日経コンピュータに在籍。2006年から2009年まで、日経ソリューションビジネス(休刊)、09年から日経コンピュータ副編集長。2011年1月より現職。趣味はゴルフ、スキー、ドライブ。人に会うとたいてい1度で覚えてもらえる、という“特技”を持つ。IT担当だが、デジタル機器の操作・設定は苦手。夏は地元に帰省したくなる札幌生まれ。B型乙女座


04. 2012年2月13日 09:45:16 : FUviF2HWlS
経営者が、戦中戦後の物不足の時代に生まれ育った世代から、使い捨ての時代に生まれ育った世代へと世代交代した。

人材も使い捨てが当たり前、それをしないのが時代遅れである。


05. 2012年2月13日 10:33:05 : rWmc8odQao
原研哉氏
「米の付加価値創造についてなら、デザインはいつでも一肌脱ぐ用意はある。」
https://twitter.com/#!/haraken_tokyo/status/168862414517968896

工業デザインから農業デザインへ。原氏は動きが早い。


06. 2012年2月13日 14:40:38 : d0IApkMkII
だってテレビを見るのは父さんだけ。
母さんパソコン、上の子スマホ、下の子DSの動画。
テレビなんか見ないけど、レンタルDVDは見る、でもパソコンで。
若い人は受信料が嫌でテレビを買わないらしい。
テレビの存在自体が否定されてるんだな。

07. 2012年2月13日 18:32:38 : EVskgte9f6
大手家電業界の場合、係長クラスの中堅エンジニアで年収600万程度(ボーナスを含む)。平均給与で見ると勘違いされやすいが、一部の上級管理職に所得が集中しているのが現実だ。建設などの業界と比較すると、平均給与でも家電業界は低い。強い日本製家電は、正社員でさえ低賃金に据え置くという手法で達成されてきたと言ってもいいと思う。

テレビ関連については、こういった事以外にも色々と問題があった。まず、強引にブラウン管製品を廃止することで高額商品(高利益商品)へのシフトを図った。第二に需要を無視した「高品質化」を何度か繰り返した。たとえば吹抜ホールによるデータ伝送、SDTVの高解像度化技術、3DTV、地上デジタル化など。
地上デジタル化を除けば、とんでもなくニッチな技術ばかりで、こんなものを付けるぐらいなら価格を下げてほしいという人が殆どだったろう。ブラウン管廃止と地上デジタル化はメーカーによる事実上の「結託した値上げ」行為だった(ブラウン管廃止は全メーカーが同時に行ったのだ!これを密約と言わずして何というべきか)。最近の流行は液晶大型化らしいが、これもまた実質的な値上げではないだろうか。日本の家屋に巨大なテレビが適切なものかどうか疑わしい。

最後の問題は、そもそも見たい番組があるかどうか。高価で巨大なテレビを頑張って購入してまでも、見たい番組があるかどうか。自分は、ワンコインで買えるDVD名画のほうがよほど面白く、品質はSDTVレベルで十分楽しめる。

テレビは成熟産業だ。地道にベーシックな製品を作り続けるべきだったと私は思う。


08. 2012年2月13日 18:45:03 : E7ZPPZeQEy

現代は個人(パーソナル)化の時代、TVも個人がそれぞれ持つ時代だ。

”一家に一台大型TV”は今時はやらない。

個人が持つ小型TVなら、アナログで充分だった。


09. 2012年2月13日 20:58:47 : Nki7mPySAw
アメリカが日本メーカーから盗んだ情報を韓国に流し、その韓国を手駒にして
日本潰しを仕掛けている経済戦争が続いているのだから、
日本の家電メーカーが安価な日韓の製品に負けるのは当然といえる。
(311もタイの洪水もアメリカの攻撃なので、去年の業績が悪くて当然。)

日銀のデフレ政策と円高では、家電メーカーの努力だけでは、どうしようもない。
何しろ、日銀に命令を出しているのも、アメリカなのだから。

また、テレビの映像をモニター機能はいつの時代になっても必要だが、
今の芸人だらけの地デジの番組では、見るものがない。

歴史ドキュメンタリーも、9.11が自作自演のヤラセ・テロだったと分かってからは、
月面着陸も嘘。アンネの日記も嘘。ナチスの毒ガスによる大量虐殺も嘘。
ドイツの現・メルケル首相がヒトラーの娘だという情報も有名なので、(ベンジャミンも確認)
テレビは洗脳装置で「明らかな事実」すら知ることが出来ない過去の遺物である。

地球温暖化で税金を取って環境バブルで大儲けしよういう計画も、世界では知れ渡り
今年の冬は記録的な寒さで、温暖化学者もさぞ寒かろう。

テレビ界も早くゲロッってしまって、真実を報道すればよい。
プーチン首相に独占インタビューして、「人類は月に行ったのでしょうか?」
「9・11も3.11もアメリカ&イスラエルの仕業ですか?」と質問して
視聴者に緊張が走るほどの番組を作れば拍手喝さいであるが、
既得権益を守るあなた達の時代は終わったので、放送法を改正して愚かテレビ業者は
退場してもらって、真実業者が参入できる環境作りが必要である。


10. 2012年2月13日 22:12:17 : LtfYK4sKwY
09氏へ、 ハイ!その通りです。

11. 2012年5月05日 10:55:01 : FWDRJbsiec
日本の家電メーカーが存亡の危機にあると言われているが、欧州の電機メーカーは30年も前に同じ目に遭っている。日本メーカーの集中豪雨的輸出により、存亡の危機に立たされたのだ。当時、日本は欧米各国と貿易摩擦問題を抱えていたが、どちらも自動車と音響・映像機器が槍玉に挙げられていた。対欧州では、自動車が中心のアメリカと違い、音響・映像機器の割合が高かった。

この問題は、日本メーカーが音響・映像機器の生産を現地に移すことで決着したように記憶している。その後、何が起きたかと言うと、欧州メーカーの業界再編成だ。電機メーカーが不採算の音響・映像機器部門を縮小、売却して、成長分野の産業機器や社会インフラ事業への傾注を進めたのである。オランダのフィリップスやドイツのシーメンスなど、総合力の強いメーカーは医療機器に力を入れた。彼らは長寿社会で必要となる補聴器の分野で、今や世界的な一流メーカーになっている。

運命に翻弄されたのが、国際的なコングロマリット、アメリカITT Corpの西ドイツ子会社ITT Schaub-Lorenz だ。彼らはテレビジョン受像機、ラジオ受信機、ステレオなど、欧州でも屈指の音響・映像機器メーカーであった。しかしアメリカITT Corpが将来性に見切りをつけて、欧州部門を丸ごとフランスの重電メーカー、C.G.Eに売却してしまう。ITT Schaub-Lorenz は、1983年に世界初のデジタル放送テレビジョン受像機を開発していたのである。(ブラウン管のテレビだったが。)将来性のある技術を有していながら、親会社は日本メーカーに圧迫されて西ドイツのITT Schaub-Lorenz の生き残る余地はないものと判断したのであった。

ITT Schaub-LorenzはフランスのC.G.Eに買収されたが、このC.G.Eもアルカテルとアルストムに分割された。アルカテルはアメリカのルーセント・テクノロジーと合併し、ルーセント・テクノロジーとなった。ITT Schaub-LorenzはElektrik Lorenzと改称したが、ルーセント・テクノロジーの方針により音響・映像機器部門はイタリアの業者に売却。中国からの輸入品にブランドとしてつけられて販売されているに過ぎない。同じフランスで音響・映像機器を手掛けていたトムソンCSFも、イギリスのRacalと合併して、タレス・グループを名乗っている。彼らも音響・映像機器から撤退しているが、世界的に普及しているデジタルオーディオプレーヤーの基本技術MP3を開発したメーカーである。

地上デジタルテレビジョン放送も、デジタルオーディオプレーヤーも、日本メーカーが発祥ではない。彼らから技術を導入して、価格を安く量産しているに過ぎない。だから簡単な話、今や韓国や台湾や中国が日本より安くつくれるのだから、日本メーカーが衰退するのも当然だ。液晶テレビの生産から手を引いた日立は賢明であった。パナソニック・ソニー・シャープは今なおテレビの生産に固執しているが、家電メーカーとしての看板商品を失うことへの恐怖があるらしい。しかし、企業の存続が危うい方が遥かに恐怖である。日本では知る人は少ないが、欧州でソニーに対抗していた音響・映像機器メーカー、グルンディッヒが倒産したショックは計り知れないものがあった。あれでみんな、見切りをつけたのだ。もう、我々はこの分野ではやっていけない。

全然懲りない日本メーカーに未来はあるのか。我々は失われた名門、グルンディッヒの歴史から学ばなくてはならない。


12. 2012年5月05日 11:02:57 : FWDRJbsiec
11です。文章に誤りがありました。

アルカテルはアメリカのルーセント・テクノロジーと合併し、ルーセント・テクノロジーとなった。と書いていますが、正しくはアルカテル・ルーセントの誤りです。同社のドイツ法人の解説です。
http://de.wikipedia.org/wiki/Alcatel-Lucent_Deutschland

アルカテル・ルーセントの解説です。
http://de.wikipedia.org/wiki/Alcatel-Lucent
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88


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