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http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=261284
TPPの影響がどのように現れてくるのか、日本でも固唾を呑んで注視する中、ヨーロッパでモンサントが裁判に負けたというニュースが入ってきました。「そんなことってあるんだー!」とちょっと驚きだったので紹介します。
『日本に朗報:ヨーロッパがモンサント社&GM種子との戦いに勝利』
自分の子どもに遺伝子組み換え種子からできた食品を食べさせたくない日本人にとって、良い知らせに違いない。もちろん、そういう食品を栽培したくない農家にとってもだ。モンサント社がヨーロッパ市場に押し入るのを断念したリンク、というニュースがヨーロッパから届いた。
反GM(遺伝子組み換え)活動家たちは、バイオテクノロジー大手のモンサント社がヨーロッパの穀物種子事業から撤退するという決定を下したことに歓迎の意を表した。
政府がGM作物を検査し、環境や野生生物に対する影響をまとめた報告書を発表した折に、今回の撤退発表が行われた。
アメリカの巨大企業でGM作物のパイオニアであるモンサント社は、「ヨーロッパの穀物種子事業から撤退する意向」を伝える声明を出した。
数百万を投じたケンブリッジ・トランピントンの研究施設が閉鎖されると、高いスキルを持った最大80人の従業員が失業すると予想されている。
環境NGO「Friends of the Earth」(FoE)は、反GM活動家の勝利だという声明を発表した。
モンサント社は交配小麦種子市場を成長させられなかったことを今回の決定のせいにし、「実現し損ねた」と述べた。
フランス、ドイツ、チェコ共和国での事業も今回の閉鎖の影響を受けることになる。閉鎖の発表後、EUのマルゴット・バルストロム環境担当委員は今週、GM企業を痛烈に非難した。
同氏はアメリカのバイオテクノロジー企業を「ウソつき」で、容認できないGM技術をヨーロッパに「強要」しようとした非難した。
モンサント社は穀物種子事業の全部または一部の買い手をすぐに探し始めると述べた。作物保護と菜種事業をケンブリッジの新たな拠点に移すつもりだという。
FoEの反GM活動家、ピート・ライリー氏は「つまりモンサント社はGM小麦を全く、もしくはほとんど、ヨーロッパに導入するつもりはないということで、非常に喜ばしいニュースだ」と語った。
@@@誰か野田総理やTPP交渉チームに、アメリカ政府やモンサント社のロビイストに抵抗し、日本に遺伝子組み換え食品を押し付けさせないようにすることは可能だと教えるべきだろう。@@@
@@@EUのバルストロム環境担当委員のような常識と誠実さを持った人物が、日本の交渉チームに少なくとも1人いることを願うばかりである。@@@
残念ながら、細野環境相は常識も誠実さも持ち合わせていないように思う。
ロックフェラー系のモンサントがヨーロッパで負けるというのはそこまでおかしくもないのかもしれませんが、世界の動きに改めて目が放せませんね^^
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