1ドル＝360円だった1970年

ジョニ黒１本１万円、当時の大卒初任給５千円
（輸入品の洋酒は月給２ヶ月分の高嶺の花）

内職でスカーフ作る日本人妻の工賃 １日８時間労働で熟練者２００〜２４０円
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一般１２０〜１６０円
（時給に直すと、２０〜３０円以下）

日本人の賃金、現在の中国なみだった。
賃金30倍近くなったが、ドルは1/4ほどにしかなってない。

1970 昭45 １ドル357.65円
1973 〃48 １ドル280.00円
1978 〃53 １ドル195.10円

物価が高騰した70年代のオイルショック時には、同時に初任給も10〜20％ずつ上昇。

わからぬなら嘘なのか

http://www3.ocn.ne.jp/~charlie0/sakewsco1.htm

この1万円の価格は平行輸入が始まる1985年ぐらいまで続いていた

日本の名目GDP（ドル）
2007年 4377.96
2011年 5855.38
単位：10億 USドル

日本円での名目GDPは下がって日本円での賃金は下落していますが、
ドル換算するとどの程度の賃金の下落幅になるんでしょう？

2007年　1ドル＝124円
2011年 1ドル＝76円

200万円
2007年　約16129ドル
2011年 約26315ドル

賃金を上げるのならば高付加価値な物やサービスが無いと輸入や、
海外へのアウトソーシングで就職先が減ると思います。
確かに経常黒字は減ると思いますが経済が持続できるかが不安です。

２０年前から、
年率２〜３％程度のマイルドインフレ政策を実施していれば、
最低時給など、とうに１０００円になっている。

日銀法を改正すべし。

なんか円高が自然に発生したように勘違いしてるけど、日銀の仕業ですから！！

わざとか無知か知らんが日銀から責任を逸らしてる気がするね。

特に、首都圏以外の地方の、最低賃金は、むごいです。
全国一律にできないものでしょうか？

円高にもならず、賃金は大幅増、内需は増え，それにつれて外需も増えたはずですよ。

そもそも円高で輸出が減るなら先に賃金上げて輸出を減らすべきですよ。

そもそも輸出競争力に見合う賃金を払わないから輸出超過になるのですよ、
それで溜まり溜まって対外純資産黒字２６６兆円で世界ダントツ。企業の内部留保と見て良いですね。
これが円高の原因で、これ以外にないと思いますよ。

■「落第生」日銀は言い訳やめよ 「インフレ目標」FRB見習うべきだ
2012年1月25日、FRB（米連邦準備制度）が2％のインフレ目標を導入してから、日銀が騒がしくなっている。
来週2月13日（月）、14日（火）に日銀は金融政策決定会合を開くが、
そこで金融緩和措置がとられるかもしれないという噂が市場を駆け巡っている。
一般の人の中には、インフレ目標と聞くと、インフレなんて目標にするのはけしからんとかいう人もいる。
年間で1ケタ程度のインフレ率なら、失業するわけでなく生活にたいした問題はないが、
デフレでは失業率が高くなって新卒者や非正規雇用者は働けなくなる。
「FRBもやっていないから」と否定的だった
こうした経済の話と密接に関係しているが、ほとんどの国の中央銀行は物価の安定を主な仕事としている。
物価の安定といっても、できるだけ数量的にわかりやすくすべきだ。
目標を数字でわかりやすくすべきなのは、民間企業でも同じである。
世界の中央銀行は、インフレ率1〜3％を目標にしているところが多い。
そうした目標数字を出していなかった先進国は、日銀とFRBだけだった。
FRBはちょっと事情があって、FRBは物価安定と雇用の最大化というふたつの責務(DUAL MANDATE)を持っていて、
インフレ目標を出すと、雇用はどうなるのかと工夫が必要なのだ。
でも、今回、バーナンキ議長は、米国議会の根回しをうまくこなして、雇用も重視した上でやるということで、
インフレ目標の導入にこぎ着けた。
インフレ目標はバーナンキのライフワークともいうべきもので、彼は世界的権威でもある。
そこで困ったのが日銀だ。
実は日銀はインフレ目標について否定的で、やってこなかったのは「FRBもやっていないから」と安直な理由で説明してきた。
そうなると今回、FRBがやるなら、日銀もやれという話が当然出てくる。
▼マスコミが「騙された」、「理解」と「目標」の違い
国会で白川総裁は、実は日銀もFRBと同じようなことをやっていると言い訳している。
日銀は、物価の安定を0〜2％と「理解」しているという。マスコミはこれで騙（だま）されている。
実は、「理解」と「目標」はまったく違う。
ちなみに2006年3月9日の福井俊彦総裁（当時）記者会見で、はっきり説明されている。
記者の「各国で既に採用されているインフレーション・ターゲティング、インフレ参照値とは別か」
という質問に対して、福井総裁は「概念的に大きく異なるものである」と明言している。
続けて「ターゲティングの場合はもちろんのこと、ECB（欧州中央銀行）のようなインフレの定義、
あるいは望ましいインフレの定義のように、定義とか参照値とか言う場合には、
政策委員会の意見、討議を経て1つの数字、ないしは1つの物価上昇率のレンジ、1つのことを決める
ということであるが、そういったことはしていない」と答えている。
福井前総裁のほうが正しく、白川総裁は誤魔化している。目標というのは達成しないと不味い。
しかし、「理解」なら達成しなくてもいい。ここに日銀がインフレ目標といえない理由がある。
日銀は実績のない落第生なのだ。
1998年の新日銀法施行以降、日本で前年同月比のインフレ率が0〜2％に収まっていたのはわずか1割6分。
一方、FRBが1〜3％に収めたのは実に7割以上だ。
100点満点で20点も取れない落第生は「目標」とは言えなくて、70点超の優等生は目標と言える。
やはり落第生は優等生を見習うべきだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/6265543/

通貨安の韓国国民の低賃金

仮に円安にしても日本企業に搾取される構図から他国に搾取される構図に変わるだけで賃金は上昇しない。

日本は世界一の債権国で対外純資産黒字２６６兆円で世界ダントツ、企業の内部留保と見て良いのです。
最低時給上げずに輸出したため溜まり溜まっての資産です、それで円高デフレになったのです。

円が高いのに日本の韓国への輸出超過は大きいですね。
日本の最低時給は可成り上げられるはず。

（参考）
ジェトロ
韓国２０１０年
対外債務残高 - ドル（単位：100万）359,985
対日輸出額 - ドル（単位：100万）28,176
対日輸入額 - ドル（単位：100万）64,296

ただ韓国は物価が安いので
「GDP（PPP）／人」国際比較（２０１０年比較）
では日本と大きくは変わらない
米国 7位 46,860ドル／人
台湾 21位 35,604ドル／人
日本 25位 33,884ドル／人
韓国 27位 29,996ドル／人
出典：IMF - World Economic Outlook(2011年9月版)

したがって日本の金融緩和は世界一と言って良いですね。
なのに円高デフレ、
輸出競争力に見合う賃金を払わずに輸出して輸出超過を長年続け、対外純資産黒字世界ダントツ、
企業の内部留保と見て良いですね、外貨を貯め込んなのです。それで円高になりデフレになったのです。

現状では，世界的賃金引き下げ、金融緩和、金利安、為替介入競争に拍車がかかっている、
これでは世界共倒れになりますよ。
グローバル化も比較優位も競争に拍車をかけることではないのです。

経常収支黒字国は最低時給を上げて黒字を減らす以外に競争激化は止まらないでしょうね。

日本も黒字である限り円高進行は止まりませんよ。
貿易には相手国がある、金融で日本に都合が良く相手国に悪いようなことは出来ないはず。