http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/896.html
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「みんなで語らない甲状腺関係の話」シリーズのDです。C「ヨーロッパとタスマニアでの甲状腺腫対策のヨウ素食品添加」http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/141.htmlとセットになっています。
詳しく書く時間がないので、超要約です。実験条件等細かな点は原点を見てください。英語が嫌いな方は、学術論文なのでグーグル翻訳でも大体分かるかと思います。
Pubmedにはそれた論議のコメントつきです。
2005年5月18日に国際癌研究機関(International Agency for Research on Cancer)のプレスリリースで、ヨウ素サブリantistrumin(ヨウ化カリウム)の、ヨウ素131被曝後しばらくしてからの長期的摂取が、ヨウ素が不足している地域でだけでなくヨウ素が充足している地域でも、子どもの甲状腺癌リスクを3分の1に減らす可能性がある、と言う研究が報道されました。
http://www.iarc.fr/en/media-centre/pr/2005/pr162.html
antisrtuminはありふれたヨウ化カリウムサプリで、能書きには、甲状腺機能低下・甲状腺腫と書かれています。ヨーロッパとロシアでは通販で販売されています。
ドイツ http://www.deutschepharmacy.de/product_page.asp?id=35
ブルガリア http://www.sopharma.com/antistrumin.phtml
ロシア http://www.rlsnet.ru/tn_index_id_10504.htm
アメリカ国会図書館Pubmedの論文リンクは次、Full textも見られます。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15900042
Full textは
http://jnci.oxfordjournals.org/content/97/10/724.long
著者たちは、ヨウ素が足りている地域でのサプリ追加投与は何の効果もないだろうと予想していたので、ちょっと驚いたと書いています。
たくさんの著者の最後から2番目には、ちゃっかりと山下教授の名前が。
おまけに内閣府食品安全委員会は、この件について2011年7月21日以前に知っていました。
資料「低線量におけるヒトへの影響に関する知見の検討」
http://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20110721so1&fileId=110+
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科学研究は1研究だけでは結論は出ませんが、このほかにもちらほらとチェルノブイリ現地で同様の報告がなされています。
さあ、どうしましょう?
私はサプリ屋ではありませんが、昆布サプリとヨウ化物とセレニウムその他の入ったサプリをのんでいます。
これを知っていただろう方々、国籍・政治思想信条にかかわらず、広く市民に知らせることが道義にかなっていると思うのは、ただの田舎爺の私だけですか?
食品安全委員会の関係者の方々、冗談はいい加減にしませんが。
経済と理念が崇拝される腐りきった世界よ。
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