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2013年1月30日午前7時06分
福井県の西川一誠知事は29日、首相官邸で安倍晋三首相と会談し、原子力政策について長期的なエネルギーバランスを考え、科学的根拠に立った再稼働の判断や安全対策を要望した。安倍首相は「安全については原子力規制委員会の判断を受け、最終的には国が責任を持って決定していく」と述べた。
原子力政策をめぐり西川知事が首相と会談するのは、昨年6月に関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働で野田佳彦首相に同意を伝えて以来。知事のほか吉田伊三郎県会議長、川田達男県経済団体連合会長、山本文雄県会北陸新幹線整備促進議員連盟会長が同行し、北陸新幹線の早期完成も要望した。
原子力政策に関しては▽前政権が決めた「2030年代原発稼働ゼロ」政策の抜本的見直し▽原発の早急な安全対策▽核燃料サイクル、使用済み核燃料への対応や原発の廃炉と新設のめどの明示▽高速増殖炉「もんじゅ」など将来のエネルギー政策に不可欠な科学技術の予算、人員の強化▽原発立地地域の経済雇用維持のための新産業創出の支援―などを求めた。
30年代の原発ゼロを目標とする政策について安倍首相は「見直して責任ある政策を進める」と述べた上で「核燃料サイクルや使用済み核燃料の問題は世界的にも解決していかないといけない。日本が持つ世界最先端の技術を生かし、どう解決していくか気概を持って取り組みたい」と語った。
北陸新幹線の早期完成の要請に対しては、首相は「経済、観光、二酸化炭素削減などに効果があり、東海道新幹線の代替手段としても重要」と理解を示し、着実に進める考えを示した。「原子力に協力してもらった県の振興に協力したい」とも述べた。
会談後、西川知事は記者団に「首相は原子力政策をしっかりと方向付けた上で国民、地元の不安感をなくし、方向性をもって進めたいという考えを示した」と説明。北陸新幹線については「大阪まで早くつなげることに意味があるとの考えで(首相と)一致した」とした。
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