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なぜ、日本人は子どもを被曝させたか?(3) 医師の反逆と医の倫理  武田邦彦 
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/844.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 1 月 27 日 01:25:01: igsppGRN/E9PQ
 

なぜ、日本人は子どもを被曝させたか?(3) 医師の反逆と医の倫理
http://takedanet.com/2013/01/post_f222.html
平成25年1月23日 武田邦彦(中部大学)



福島原発以後、医師に相談できなくて困っている人が多い。その理由は医師が法令や事故前に言ったことを無視した発言をするからだ。つまり「法令では飲酒運転は禁止されていますが、私は大丈夫と思いますよ」というようなことをいうのだから、信用できないのは当然だ。ではなぜ、そんなことになったのだろうか?


原発や放射性物質、放射線の利用が始まってから、日本国民は日本の法律で被曝から守られてきた。自然放射線や核実験による降下物を除いて、「産業からの被曝」と「医療用被曝」を区別し、医療に関する医師の判断を尊重して、「治療に関する被曝量は法令で決めない」としてきたと認識している。


医療は一般社会と全く違う。足が壊疽を起こしたら足を切断することがあるが、医師は「傷害罪」に問われない。それは「足を切断する」ことより「壊疽が進んでより重篤になる」ということを医師が判断することができるからだ。


一方、「産業からの被曝」はそれほどのメリットは無い。だから、1年1ミリシーベルト(内部+外部)で制限してきた。これは一般人ばかりでは無く、原子炉作業員ですら、自主規制してきた値である。


ところが原発の爆発が起こり、一部の医師が反逆して、「産業からの被曝量も医師が決めることができる」と言い出した。これは「東電の社員でも、一般人の足を切り落としても良い」ということだから、これまでの日本の常識、倫理、法令にすべて反することだった。


尊敬すべき医師がこのような態度にでて、国民の被曝を増やす原因となった理由は何だろうか?つぎのようなことが考えられる。


1)被曝の法令が存在することを知らなかった(否定される)、
2)知らぬうちにすっかり傲慢になり、法令より自分の判断が上と思った、
3)放射線関係のメーカーからの便宜を受けている(賄賂系)、
4)政府、福島県などから強要された、
5)そもそも「医学」と「医療」の区別ができなかった。


おそらく原発からの被曝が1年100ミリまで良いなどと言った医師は、このうちの複数の理由によるものと考えられる.


ところが現状はさらに問題がある。つまり、放射線の専門医は「1年100ミリシーベルトまで被曝は認められる」と言ったが、それから約2年。どうも医師は「治療に何ミリシーベルトまで良い」という基準を持っていないような様子だ。医師に個別に聞いて見ると、「100ミリじゃないですか」という程度だ。つまり医師は際限なく患者を被曝させることができると思っているらしい。


どんな医療でも個別の医師が全権を持っているわけでは無い。治療もガイドラインがあり、安楽死はもとより、制限のない臓器移植や、残酷な治療、重篤な副作用のある治療は学会などで検討され、不適切とされている。


すでに2004年のランセット(医学の世界的学術誌)で、日本の医療被曝で医療を原因としたガンが先進国の中で飛び抜けて高く、3倍以上の可能性があることが指摘されている。


まして、医師が「私たちもメスで体を切るのだから、ナイフで人を刺すのがなにが悪い」などというのは完全な反社会的な行為で、とうてい許されない。最近の日経新聞で国連の被曝記事を出していたが、これも原発から等の被曝との関係をまったく書かれていないもので、「メスとナイフ」の類いであった。


今まで医療について信頼してきた私は、深く失望した。多くの医師は個人の生活を犠牲にして患者の治療に当たっている。でも、治療のために使う被曝の限度も国民に説明せず、医療以外の被曝の領域をあたかも自分が決めることができるように言うのだから、かなり悪質な医師がいることは確かだ。


日本では、医師が治療を自由に行えるように、治療の判断を医師に任せている。でも、天井知らずの被曝をさせることが常識となっているのなら、医師の治療限度を法令で定めなければならない。しかし、それは日本の医療について悪い方向に行くだろう。


医師は信頼され、尊敬されなければならない。人は自らの体を傷つけた医師に「ありがとうございます」というのだから、医師は信頼され、尊敬されていなければならないのだ。


2012年の原発事故は、政府、自治体や技術者、有識者の問題を浮き彫りにしたが、医師もまた法令違反、倫理に悖る行為、あるいはムチャクチャというような言動をくり返した。


念を押しておきたいが、「集団における低線量被曝」については「科学的に明確では無く、従って予防原則にそって、科学的に明らかになるまで安全サイドを盗る」というシッカリした概念と、国際的に認められた「被曝は個人の損害だから、それに見合う利益が得られなければ被曝は認められない」という正当化の原理に基づいている。


治療被曝と産業からの被曝を混同した医師は、1)自らの間違いを認め、それを公表すること、2)もし治療用被曝と産業被曝は同じと考える医師は医師免許を返上すること、を求める。


これ以上、「危険かも知れない」被曝を国民が受けるのは許されることではない。最近の日経新聞が国連の機関が「被曝は大したことはない」という報告を出したことを報道しているが、そこには「日本人は日本の法令で守られる」ということに全く触れていない。


医師も日経新聞も「国民を病気にさせる鬼」になってはいけない。日本の法令について少しでも触れて、それと自らの主張を明らかにすべきだ。


 

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コメント
 
01. 2013年1月27日 06:51:00 : TOZyzezVoA

病人が増えれば医者は儲かりますからね。


02. 2013年1月27日 09:07:24 : ObVrlMzYlY
医師は放射線の知識はありません。
レントゲンのような放射線を使用する機器の管理と操作及び放射性物質を含む薬剤の使用方法を知っているだけです。

また、放射線障害が重篤になったときの根治は、切断した足を再生できないように現時点では不可能です。
もちろんIPSの未来まで否定するつもりはありませんが、奇跡を信ずる神の領域です。

そもそも、原発事故は起きないから放射性物質が外部流出することはなく、ヨーソ剤の配布準備も不要で、患者が発生しないから医師に放射線の知識は必要ない。
と言う政策ですから、治療の最前線にいる医師を責めてもかわいそうです。

但し、大丈夫、安全、問題ないと言う医師がいれば、それは無知か悪魔ですから、将来の訴訟に備えて発言の日時と内容を記録しておきましょう。
治療費を受け取る以上は責任を伴います。


03. 【タヌキ腹組“ぽんぽこ”】 2013年1月27日 11:32:50 : SM2DPWDDuBDzg : bfwGRX3FdY
>“国民を病気にさせる鬼”

・・・・・鬼のたまご養成中=福島県立医科大学 (渡る世間に鬼だらけ)

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●日本一の長寿県を目指して・山下 俊一 福島県立医科大学 副学長・長崎大学大学院 教授〜 福島県復興に向けて健康の見守り事業 〜

内閣府ホーム > 内閣府の政策 > 野口英世アフリカ賞 > 野口英世アフリカ賞 インタビューシリーズ

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山下先生の福島県での主な任務に、福島県立医科大学を被ばく医療の教育と研究の拠点にするとのお仕事がありますが、今度は、山下先生の背中を見て育つ医療人が出てくる番なのではないかと思います。
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原発事故から2年、健康被害は「懸念される状態」から、「目に見える脅威」になりつつある

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血液検査データ公表せず、そして小児ガン増加をひそかに予見する県と国

JANJAN 2013年 1月 25日 23:06 三上英次

http://www.janjanblog.com/archives/89807


04. 2013年1月27日 22:17:02 : wRTpxnTKvw
医療被ばくに関しては、最近になってガイドラインが出来てきています。ガイドラインを作るには経験の蓄積が必要であり、今になってようやくそれができる様になってきたところです。これからはガイドラインにそって診断がなされていくでしょう。それから逸脱した診断はできなくなるでしょう。進歩には時間と労力が必要なのです。
ガイドラインの事を書かずして批判するのは実態を知らずに批判することです。
クリティカルパスが議論されるようになってきたのです。

05. 2013年1月28日 09:29:58 : BL2K9P7cYo
福島の被害がチェルノブイリ並みに騒がれれば国が崩壊しかねない。国が崩壊したならば保険医療は維持できない。金のあるものしかまともな医療がうけられなくなる。為政者としては最大多数の幸福を考えた時、運の悪い少数を切り捨てる選択をするような気がする。医療の世界でも災害時は助かる者を優先するトリアージという考えもあるからね。

06. 2013年1月28日 19:41:46 : t2Z8X17XJE
>すでに2004年のランセット(医学の世界的学術誌)で、日本の医療被曝で医療を原因としたガンが先進国の中で飛び抜けて高く、3倍以上の可能性があることが指摘されている。

この文章はいただけません。
>日本の医療被曝で医療を原因としたガンが先進国の中で飛び抜けて高く
これが証明されていれば、低線量の被曝の危険性は既知であることになります。

正しくは、
すでに2004年のランセット(医学の世界的学術誌)で、日本の総医療被曝線量が先進国の中で飛び抜けて高く、あくまで、LNT仮説による推計では放射線被曝による発がんが3倍以上の可能性があることが指摘されている。
となります。要は被曝が多いですよということと、推計ではそうなりますと言うことで、それは実際に証明されていないと言うことです。それがわからないから、100mSv以下の被曝が安全かどうか不明と言うことです。
ランセットでは
日本の医療被曝で医療を原因としたガンが先進国の中で飛び抜けて高く、
とは述べていません。被曝が多いと行っているのです。
また、この被曝の多さは、患者の要求が過大で有り、それに対応して医師が検査を選択している点も多々あります。撮影せずに何かあったら医師が自分を守れなくなる面が日本では多々あります。
医師の責任も重大ですが、国民性も問われているのです。


07. 保険金詐欺_橘田正徳(3年B組キンパチ女の実親)に 2013年4月04日 01:21:23 : du19Z7UZrEuzw : WfSmCgihXU
豊中市教育委員会地域教育振興課・橘田正徳  福島原発死亡保険金詐欺 総務省人工テレパシーで かんぽ生命を恐喝

豊中市教育委員会地域教育振興課・橘田正徳は総務省人工テレパシーに知恵遅れ、奇形児(小頭症、小脳症、ダウン症など)、落ちこぼれ等に
ブレインマシンインターフェースを使用させ、福島第一原子力発電所1号機による放射線被爆を受けた人を監視し、隠蔽工作、思考誘導により、通院もさせず病状を悪化させて死亡させていた。
本人に無断で かんぽ生命の生命保険を掛け、死亡保険金を受け取っていた。

総務省人工テレパシー管理は 情報流通行政局 情報流通行政局長 吉崎正弘

橘田正徳のかんぽ生命に対する詐欺額は78.9億円以上

また橘田正徳は総務省人口テレパシーシステムに知恵遅れ、奇形児(小頭症、小脳症、ダウン症など)、落ちこぼれ等にスペシャルオリンピックス日本所有のブレインマシンインターフェースを連動させ、
深夜を中心に保険金を払えと、また死亡保険金を りそな銀行 銀行コード0010に振り込めと貯金保険課(株式会社かんぽ生命保険)、数人を恐喝している。
その金額は480億円以上である。

豊中市教育委員会地域教育振興課・橘田正徳をブレインマシンインターフェース悪用による統合失調症様症状による傷害罪、放射線障害による殺人ならびに殺人未遂の幇助 死亡保険金詐欺として逮捕、ロボトミー手術願います。


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