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http://www.nnn.co.jp/news/130120/20130120006.html
2013年01月20日
ソフトバンク子会社・SBエナジー(東京)などが鳥取県米子市崎津地区に計画している大規模太陽光発電所(メガソーラー)の起工式が19日、建設地であった。53・2ヘクタールの公有地に太陽光パネル約17万9千枚を設置する。出力は4万2900キロワット。年内の運転開始を目指し、完成時には国内最大規模となる。
施設名は「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」。想定の年間発電量は4527万キロワット時で、一般家庭1万2千世帯の年間使用電力量に相当する。年間1万4300トンの二酸化炭素削減効果が期待できるという。
SBエナジーと三井物産(東京)が設立した特別目的会社が建設、運営する。総事業費は100億円前後。敷地内にガイダンス施設を整備する。
再生可能エネルギー全量買い取り制度に基づき、発電した電力全量を中国電力に販売する。同市大篠津町にある中電の鉄塔まで延長約5キロの送電線で結ぶ計画で、一部を地下に埋設する。送電網の調整に時間がかかり、当初予定の昨年9月着工からずれ込んだ。
起工式には関係者約60人が出席。SBエナジーの藤井宏明副社長が「地元だけでなく近隣自治体にも大きくアピールできるプロジェクト」と述べ、平井伸治鳥取県知事は「太陽の恵みを子どもたちのためにエネルギーに変え、それが地域の力になる」と期待を込めた。
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