06. 2013年1月18日 22:06:42
: Pj82T22SRI
訳がわからんhttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-08/2013010815_01_1.html 福島2号機 使える温度計41台中12 圧力容器監視 新たに2台故障 東京電力は7日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の1〜3号機の原子炉圧力容器、格納容器に設置されている温度計の信頼性を評価した結果、2号機圧力容器の温度の監視に使用できる温度計2台が新たに故障したと発表しました。2号機では、事故後、温度計の故障が相次いでおり、もともと41台あった圧力容器の温度計で、現在も監視に使用できる温度計は12台だけになりました。 新たに故障と評価されたのは、圧力容器を支える支持スカートと呼ばれる部分の上部にある2台。直流抵抗値を測定したところ、基準値を超えたため、故障と判断したといいます。 政府、東電は2011年12月に、事故で燃料が溶け落ちた1〜3号機の圧力容器底部の温度が100度以下となったことを根拠に「冷温停止状態」になったとして、「事故の収束」を宣言しました。しかし2号機では、故障が相次いだため、圧力容器の底部の温度を監視するのは、設置した代替温度計を加えても現在2台しかありません。 7日の定例会見では、1、3号機と比べて監視に使える温度計の数が極端に少なくなっており、信頼性に問題があるのではないかと懸念の声が上がりました。 http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11450273797.html 福島原発2号機で異常事態!圧力容器上部の温度96℃に急上昇!圧力容器下部の温度113℃に急上昇! 2013年01月16日 14時22分49秒 テーマ:福島原発事故と放射能
今年入ってから福島第一原発2号機では温度上昇をしていることを当ブログでは何度も書いていますが、ここ数日になってからさらに温度が急上昇していたのでご紹介します。 以下は福島第一原発2号機の温度を公開している「ふくいちプラントメーター」です。これを見ると分かるように、圧力容器下部では6日間で30℃も上昇し、圧力容器上部では6日間で26℃の上昇を計測しています。 *圧力容器下部に関しては意図的に100℃近く温度が下げられた痕跡があるので、圧力容器下部は+100℃で考えたほうが良いかもしれません。 ☆圧力容器下部温度 URL http://fukuichi.mods.jp/?p=5&fname=p02.csv&cnt=28&update=%E6%9B%B4%E6%96%B0
☆圧力容器上部温度 URL http://fukuichi.mods.jp/?p=10&fname=p02.csv&cnt=100&update=%E6%9B%B4%E6%96%B0
☆[Disorder ?] A thermometer of reactor2 RPV indicating the rapid increase of heat, it reached 152.1℃ on 12/30/2012 URL http://fukushima-diary.com/2012/12/disorder-a-thermometer-of-reactor2-rpv-indicating-the-rapid-increase-of-heat-it-reached-152-1%E2%84%83-on-12302012/ 東京電力はこの温度計について「計器故障」と述べていますが、東電の温度計故障の基準は (1)直流抵抗が定検時平均より10%増加 (2)「事故後における直流抵抗測定値の最小値と比較して増加量が30%以上」 かつ「温度トレンドから正しい値を示していないと工学的に判断できるもの」
となっており、温度が上昇すれば何でも異常扱いに出来てしまうわけで、私は東電の発表を全く信用していません。というか、圧力容器下部と上部で同時に緩やかな温度上昇を計測しているということは、正常である可能性のほうが高いと考えられます。 ☆福島第一原子力発電所復旧作業 URL http://f1nps.blogspot.jp/2013/01/201317.html 引用: 2号機の圧力容器温下部度計 TE-2-3-69K1 と TE-2-3-69K3 (いずれも保安規定の監視対象ではない)を「故障」と判断。評価期間中、全体としてゆるやかに低下傾向のところをこの二つは上昇が見られたので直流抵抗値を測定、定検平均値比で1.13および1.25だった(1.10以上で「故障」)。 これで、2号機圧力容器下部で「監視に使用可」なのは TE-2-3-69H3(監視対象)と TE-2-3-69K2(監視対象でない)の二つ。TE-2-3-69R(新設した代替温度計)は「比較温度計」(他の温度計の信頼性評価の基準とする)という分類らしい。 :引用終了 ↓この資料では大きな絶縁抵抗の変化があっても、計測される温度の誤差は大きくないことが明記されています。 ☆熱電対の絶縁抵抗と温度誤差について URL http://www.okazaki-mfg.com/faq/insulation-resist.pdf :引用 実験結果と理論の計算結果は、数値としてはかなり異なるが、傾向としてどちらもほぼ同様な結果が得られた。 すなわち、絶縁抵抗は50kΩ程度あれば性能に悪影響は与えない。また、1kΩ程度の場合で、JISクラス1と同等の誤差である。従って、実際に使用する現場での経験則はほぼ正しいものといえ、JIS規定の抵抗値以下に絶縁抵抗が低下しても、正確な温度計測は可能であるといえる。 :引用終了 ちなみに、東電が主張している「定検平均値比で1.13および1.25だった(1.10以上で故障)」は熱電対を故障と判断する科学的な根拠にはなりません。 ですので、総合して考えてみると、故障ではなく本当に異常事態が発生していると考えられるわけです。現時点では福島周囲で放射線量の急上昇は確認されていませんが、この前にも黒煙の噴出などが確認されていますし、要注意したほうが良いでしょう。
*ヨウ素は184℃で、セシウムは680℃で、固体から気化(ガス化)します。 *放射線量の急上昇は無いものの、微増は確認されています。また、福島は線量が高いので、そもそも「安全」とは言えない状況です。
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