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・宮城県が基準値超えの汚染の稲藁と糠をすでに全国に出荷済みか?やはり検査は細かくやらないといけない(もぐもぐブログ)
http://hamstern.air-nifty.com/mogumogu/2013/01/post-ae49.html
------転載開始-----
今更になって宮城県で基準値超えの米が次々と発見されたようです。
昨年10月頃の段階で、一応県内の米の検査は終了し、「全て基準値以下で問題ない」と言って、全国に出荷させてきたのに…。
場所が宮城県の北部の栗原市(岩手県との県境近くにあります)でコレですから、実際は宮城県の中部や南部のあちこちでも、細かく検査をすると、基準値超えの玄米が次々と見つかる事でしょう。
このブログでも何度も指摘してきましたが、宮城県やその他の福島周辺県(福島のぞく)では米の検査点数は十分ではありませんでした。
宮城県は24年産米については3000点弱の箇所で検査を行いましたが、この数値は農家数十戸あたりに一箇所という粗い検査です。
こんな粗い検査では局所的に汚染度が高くなっている農地を簡単に見過ごし、今回みたいに後になって「やっぱり基準値超えのが次々と見つかった・・・」と阿呆な事態になるのは当然でしょう。
県ごとに米農家の戸数は違うとはいえ、県によっては県内で300箇所以下しか検査してないところもあります。
福島県みたいに全袋検査はともかく、宮城、茨城、栃木、群馬、新潟、埼玉、千葉などは、今年(25年度)から農家1戸あたり数袋ずつ検査するよう変更すべきでしょう。
でないと、今後も同じように「全国に出荷した後になって基準値超えの米が次々と見つかった・・・」という事が普通に起こり続けます。
問題は、人間が口にする白米の汚染だけに留まらず、「家畜の餌となる糠や稲藁の汚染」も引き起こしてしまうのです。
「玄米の汚染度に比べて、その糠や(同じ稲から採れた)稲藁の汚染度は3〜5倍以上になる」というデータが既にありますが、今回基準値超えとなった玄米の糠や稲藁については、当然ですが基準値を大幅に越えたものになっている事でしょう。
それがすでに全国の畜産農家などに出荷済み、と。
宮城県はサイトで、「24年米の糠については、玄米の汚染度から計算しても全ての地域で基準値以下におさまると想定されました。問題ありません。」などと、いけしゃあしゃあと書いて全国に出荷させたんですよ。
今から、すでに全国に大量に出荷した糠や稲藁の汚染の検査をやり直して回収していきますか?
すでに家畜の餌や肥料として使ってるところもあるでしょう。
汚染稲藁問題で全国の畜産農家にさんざん迷惑をかけた宮城県だからこそ、もっと細かい検査をやるべきだったのに……。
今後の米の検査については、宮城、茨城、栃木、群馬、新潟、埼玉、千葉などについては、各県ベルトコンベア式の検査機を数台ずつ導入するようにして、23年度、24年度よりも何倍も細かい検査をすべきです。
農家1戸あたり、最低でも4,5袋ずつ検査しておけば、局所的に汚染度が高い農地を発見しやすくなり、今回みたいに「後になって基準値を何倍も越えた米が見つかった・・・」なんて阿呆な事態にはならないはず。
稲藁や糠についても、基準値を大幅に越えたものは出荷しにくくなるでしょう。
今回は宮城県で基準値超えの米が次々と見つかりましたが、実際は茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉などでも、局所的に汚染度が高い地域ができているため、詳細に検査すれば基準値超えの米、そして基準値超えの糠、稲藁が見つかるはずです。
検査を今後細かくやるよう変更しない事には、そういう基準値超えの米、稲藁、糠などが、今後も毎年全国に知らずに出荷され続ける事になってしまいます。
いい加減、これについては改善しないといけません。
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