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率、原発・・中国はトリウムから得る「きれいな」原子力発電への道に先鞭をつける!?
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/630.html
投稿者 墨染 日時 2013 年 1 月 08 日 11:04:02: EVQc6rJP..8E.
 

http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-544.html

★China blazes trail for 'clean' nuclear power from thorium
(中国はトリウムから得る「きれいな」原子力発電への道に先鞭をつける)

きれい、安価、そして安全な原子力である事の栄誉を目指す世界的な競争を尖鋭化しながら、中国はトリウム・エネルギーを携えて駆け抜けている。 彼等に幸運を。 彼等は、我々の願いを聴いてくれるかもしれない。

Mr Jiang estimates that China has enough thorium to power its electricity needs for "20,000 years".

元指導者の江沢民(Jiang Zemin)の息子である江绵恒(Jiang Mianheng)幼君は、$3億5千万の当初予算で中国の国立科学院にとってのプロジェクトの先頭に立っている。

彼は既に博士号を持つ140名の科学者をリクルートし、上海原子力・応用物理学研究所のトリウム発電所にフルタイムで働いている。 彼は2015年までに750名のスタッフを抱える事になる。

その目的は、-- 元々は1950年代に米国の潜水艦の為に設計された -- ウランを燃料とする古臭い加圧水型原子炉の束縛を破って自由になる事であり、その代替として汚染水の生成量が遥かに少なく福島の様に上部構造物を吹き飛ばす事の無い新世代のトリウム原子炉を選択する事である。

「中国は注目すべき国です」と、トリウム・エネルギーに関する超党派グループのトップで、警告の国立原子力研究所からのチームと共に上海事業所を最近訪れたバロネス・ブリオニー・ワーシントンは語った。

「彼等は本当にやるつもりであり、才能のある研究者達を揃えているのです。 これは巨大なブレークスルーとなるかもしれません。」

これまでにトリウムの話は良く知られている。 それはアジアの産業革命を促し、-- そして追加の20億の人々が西欧型生活様式の梯子を上るのに伴って警報が発せられているエネルギーの枯渇を回避するのに必要な変革的技術になるかもしれないと熱心な者達は考えている。

少なくともそれは、シェール層水圧破砕採掘が天然ガスに成したのと同じ事を、-- しかし更に大きな規模で、非常に長期に渡り、恐らくもっと安価に、そして殆どゼロに近い CO2 排出で、原子力発電にもたらすのである。

中国人は突進を先導しているが、彼等だけでは無い。 ノルウェーのトール・エナジーは、彼等がオスロにあるノルウェーの従来型のハルデン原子炉でトリウムを使用できるか否かを確認する為に、日本の東芝ウェスチングハウスと共に4年間に渡る試験を先月開始した。

日本人は、公的な信頼を取り戻して彼等の原子力産業を存続させる為に、何らかの根本的に新しい物を思いつかねばならないという事を知っており、更に熱心である。

現在、トリウムに熱心な亀井敬史に率いられている -- 日本の国際高等研究所(IIAS)は、液体燃料を用いる溶融塩原子炉を研究している。

これは、「全く異なる技術で」日本の原子力発電を再び立ち上げる事を計画していると、クリスマス前に安部晋三首相が明らかにした時に意味したものなのであろうか?。 宜しい、何れ判るであろう。

中国人は、彼等(日本人他)を打ち負かす事を狙うのだ。 溶融塩プロセスの技術は既に存在する。 テネシーのオーク・リッジ国立研究所が、その様な原子炉を1960年代に建設したのだ。 それは、ニクソン政権によって棚上げにされたのである。 核爆弾を製造する為にペンタゴンはウラニウムから抽出されるプルトニウムを必要とした。 冷戦の空気によって避け得なかったのである。

NASA の元技術者であるカーク・ソレンソンにより再び取り出されて公けにされるまで、トリウムの青写真は書庫で埃をかぶっていた。 米国は殆ど彼を無視した:中国は、そうでは無かった。

江氏はオーク・リッジ研究所を訪れ、2年前にトリウムを称賛したアメリカン・サイエンティスト紙の中の記事を読んだ後で、設計情報を獲得した。 彼のチームは、溶融塩原子炉は -- もしも正しい方法で行えば --、中国の祈りに応えるかもしれないと結論付けたのである。

中国のエネルギー不足は「恐ろしい」ものになりつつあり、近い内に国家の安全に脅威を与える事になるだろうと江氏は語った。 彼が意味した事は全く秘密では無いのだ。 インド、ベトナム、フィリピン、そして、それらに加えて日本との間でエスカレートしている紛争は、急速に世界平和への最大の脅威となりつつある。 それは、1930年代を反復する響きを持つ、地理的戦略上の争いによって悪化した資源(獲得)競争なのである。

彼の任務は、中国のアキレス腱に関して非常に迅速に何かを成す事である。 上海チームは、2020年代に商業的に実用的な大きさへ拡大する前に、液体フッ素燃料を使用する小型の2MW 級プラントを2010年代の終わりまでに建設する事を計画している。 彼等は又、ペブルベッド原子炉についても作業しているのだ。

彼は、中国が「2万年分の」自国の電力需要を生む十分なトリウムを有していると推定している。 世界も同じである。 その放射性物質は、英国中に散らばっているのだ。 アメリカ人は、レア・メタル採掘の危険な副産物として、何トンものそれ(トリウム)を埋蔵してしまった。

中国は既に2015年までを目指して26基の従来型原子炉を建設しており、更に51基が計画され、そして120基が稼働中なのであるが、これらは全て既知の欠点を持っており、輸入ウランに依存しているのだ。
 

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コメント
 
01. gosh 2013年1月08日 12:12:29 : 5RL2C2QXMrQT. : kvdj8gOX9A
きれいな殺人事件

02. 2013年1月08日 14:35:56 : Pj82T22SRI

まトリウム原発では原爆は作れないし、技術的にもコスト的にも安い石炭やガスに比べれば劣るから、後回しになるのは当然だ

03. 2013年1月08日 15:26:56 : txKoq6KBVw
onodekita

原子力−731部隊の闇のつながりなども書かれています。この方は。無料で本もダウンロードできます。http://p.booklog.jp/book/35438 残念ながら林一郎の名前は出てきませんでしたが、731,被爆、原爆 一通りの知識ができました。


04. 2013年1月08日 20:06:26 : mHhKLlCJLY
トリウム原子炉なんてうまくいくはずがない。
 原子炉とそれにつながる配管全体が猛烈なガンマ線を発するので、ちょっとした故障でも、原子炉を止めても、検査や修理で人間が近づくことはできない。
 原子炉の中の高温溶融塩はフッ化リチウムベリリウムFLiBeで、Beは猛毒、Fは強烈な腐食性であって、FLiBeがちょっとでも加水分解すれば直ちに配管は腐食して穴が開く。しかし開いても修理できない。
 ばかばかしくて相手にする気も起きないが、中国のように人権を無視できる国だったら運転員の放射線被曝なんぞ気にせずに突っ走るのかもしれない。
 つまり中国でしか作れない炉であり、作っても早晩、お釈迦になって始末に困るものだ。どんな優秀な頭脳を結集しても、優秀だから問題が解決するというのとは次元の違う話だ。

05. 2013年1月08日 20:46:40 : Khd74sj9to
てか、国家主義による言論統制と弾圧が行われている中国をマンセーしてどうするんだよ。あほう。

06. 2013年1月09日 15:34:46 : Pj82T22SRI

トリウム溶融塩炉について
福島原発の事故後、原発の将来に暗雲が立ちこめていることに対する焦りなのか、原発を必要と考える人たちの間からトリウム溶融塩炉を推す声がちょこちょこと出てくるようになりました。トリウム溶融塩炉の可能性について考えてみます。

トリウム溶融塩炉の利点

トリウム用流塩炉の利点としては、以下のことが挙げられています。

ウランに比べて資源量が豊富。
プルトニウムの発生が少ない。
余っているプルトニウムの処理に使える可能性がある。
ウランやプルトニウムを燃料とする軽水炉よりも暴走しにくく、安全。
軽水炉は制御棒(黒鉛)で反応を止めるため、メルトダウンの際、核反応の制御ができない。一方、トリウム炉は黒鉛がないと反応が続かないため、炉心から燃料が抜け落ちると反応が止まるため、安全。
一定濃度以上で集めておくと勝手に反応が始まるウランやプルトニウムと異なり、人為的に中性子を照射しないと反応が始まらず、炉心の黒鉛で中性子を反射しないと臨界が続かないという点が、トリウムを燃料とする原子炉の特徴です。「何かしないと止まらないウラン・プルトニウム炉」に対し、「何もしなければ反応が止まるトリウム炉」がより安全といわれるゆえんです。

トリウム溶融塩炉については、「燃料が液体だから"メルトダウン"しない。だって最初から溶けているんだもん。」というアタマのねじが緩んでいるとしか思えない主張もありますが、これはまともではありません。

そもそも、メルトダウンの本質は溶けているか否かではなく、原子炉のコントロールが不能になっていることにあります。溶融塩炉と言えども、原子炉がコントロール不能になる可能性はゼロではありません。「最初から溶けているからメルトダウンしない、だから安全。」というのは詭弁でしかなく、そのような主張をする人の話は最初から信用しないほうが良いでしょう。

そもそもトリウム溶融塩炉が溶融塩を使うのはそれが燃料を増殖させるのに有利だからであって安全だからではありません。燃料の増殖を目的としなければ、軽水炉に入れて燃やすことも可能なのです。この場合軽水炉の欠点にガンマ線が強いトリウム燃料の欠点が追加されるのであまり魅力的ではないというだけです。

次に、トリウム溶融塩炉の問題点について検討します。

トリウム溶融塩炉の問題点1 腐食

第一に、溶融塩の腐食性が挙げられます。

原子力百科辞典ATOMICA(http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=03-04-11-01)によると、溶融塩炉は米国オークリッジ国立研究所で熱出力7.4MWの実験炉が建設され、1967年から2年半にわたり649℃の燃料温度で運転されたものの、

700℃以上の高温液体である溶融塩を使った発電システムに十分に耐える材料の実用化に見通しがなかった
ハステロイ−Nが有望であったが、実用化には多くの課題が残されていた
α線に加え強い γ線が発生するトリウム溶融塩を冷却材として使用するため、厳重な遮へいと遠隔操作が必要
など、実用化には多くの開発課題があったとされています。トリウム溶融塩炉を推す人々は、この腐食の問題を「取るに足らない」などと主張していますが、それは誤りであると言えます。

高温で流れがあり、中性子にもさらされる。溶融塩は電解質としても作用する。もちろん配管などには溶接箇所がある。これで構造材の金属を腐食させないというのはかなり無理があります。

腐食に関しては、こちらのまとめが参考になります。(Togatter-トリウム溶融塩炉は今世紀中には無理-)

腐食に強い炉心・配管材料が得られるかどうかについては、その材料に依存します。これはどこでブレイクスルーがあるか分からないので、今世紀中に、何かの拍子にそう言う材料が見つかるかもしれませんし、23世紀になっても見つからないかもしれません。

材料の問題を甘く見ると手痛いしっぺ返しを食らいます。例えば最初の航海で沈没したタイタニック号は、たくさんの隔壁等を持ち、構造的には沈みにくいはずでした。しかし、船体の材料(鋼鉄)の質が不十分で、低温で脆くなる性質があったために、氷山との衝突で船が割れ、沈没してしまいました。

腐食に対してはハステロイ-Nが有望とのことですが、その強度の限界が930度、通常の運転温度が700度では余裕がありません。福島原発では冷却が不十分になり、炉心温度は一時1600度を突破しました。トリウム溶融塩炉も商業規模になれば、何らかの事故で冷却が不十分になれば簡単に1000度を突破するでしょう。そうなると炉心や配管が崩落して即廃炉、です。ハステロイ-Nの融点は1370度しかなく、危なっかしくて使えません。

トリウム溶融塩炉の問題2 強い放射線

トリウム炉は、トリウム232に高速中性子(1.6MeV)を吸収させ、ウラン233をつくり、このウラン233が核分裂することでエネルギーが得られます。一方、一連の過程の中でウラン炉では生成しない核種が強力なガンマ線を放出し、遮蔽が困難になるという特徴もあります。(遮蔽が不可能と言うわけではない)

テロに強いか。

トリウム溶融塩炉を推す人たちは、このガンマ線の問題を、「テロリストが盗みにくい」「ガンマ線が出るから盗まれても発見しやすい」として利点の一つに挙げていますが、これはテロリストが不十分な対策しか取らない、自分の命を大事にするという甘い見通しに基づいており、現実味がありません。自爆テロを行うようなテロリストが放射線を恐れるとは思えませんし、強い放射線により、少量でもばら撒いた際の社会へのダメージを大きくできることから、むしろテロリストにより狙われやすいという見方もできるのです。

メンテナンス性の悪化

強いガンマ線は、むしろ通常運転時のメンテナンスを困難にするという欠点が大きくなります。

軽水炉の場合、冷却水の放射能は炉心よりはるかに小さいですが、液体の核燃料を循環させるトリウム溶融塩炉では炉心や配管中にわずかでも溶融塩が残っていれば燃料棒同様の強い放射線を出します。

配管には曲がりがあり、炉心の構造も、燃料をきれいに抜くことはほぼ不可能に見えます。配管や炉心から強い放射線が出ていると、点検が困難になります。先に挙げた溶融塩の腐食の問題から、炉心や配管は30年も持つはずがなく、途中で更新しなければなりませんが、その作業も、ガンマ線の問題から人は近づけません。また、配管の減肉やひびを検査する測定器も同じように放射線によるノイズで正しい評価が困難になると予想されます。

それは人が入れないというだけの問題に留まりません。ロボットを入れるにしても、目となるカメラから得られる映像は放射線のノイズで不鮮明になりますし、センサー自体が損傷する可能性もあります。ロボットによるメンテナンスすら困難になる可能性があるのです。

軽い事故でも即廃炉

いつの時代も、というべきかもしれませんが、トリウム溶融塩炉を推す人たちは燃料漏れの事故に対する見通しが信じられないほど甘いです。トリウム溶融塩炉の燃料漏れの深刻さを、軽水炉の冷却水漏れと同じか、それ以下と捉えているようにすら見えます。

実際には、トリウム溶融塩炉の燃料漏れ事故は、燃料の腐食性と材料強度の限界から、軽水炉の冷却水漏れ以上に発生しやすい"事象"です。漏れた燃料は炉心や配管の下に設置した受け皿で受けることになっていますが、燃料は落ちたところで冷え、固体になります。その場で強い放射線を放出し続けるので人もロボットも近づけません。処理も補修もままならないまま、原子炉は停止、そのまま廃炉になります。

トリウム溶融塩炉の開発中止は政治的理由ではない

以上のことを考慮すると、トリウム溶融塩炉を実用化しようというのは無謀だと言えます。

「トリウム溶融塩炉ではプルトニウムが作れず、核兵器が作れないので実用化に向けた研究が止められた。」という陰謀論を唱える人たちもいますが、全くのデタラメです。核不拡散に役立つのなら、核兵器を独占したいアメリカが真っ先に実用化し、他国へその技術を提供したはずです。北朝鮮に対してチェルノブイリ型の黒鉛炉を廃止させたとき、作らせたのがなぜトリウム溶融塩炉ではなく軽水炉だったのか。陰謀論者の話は現実に起きていることと明らかに矛盾します。

福島の原発事故で信用を失ったのは原発関係者であって、軽水炉という炉型ではありません。お先真っ暗な現実をすり替えたい気持ちは分からなくもないですが、更なる夢物語を振りまいて軽水炉より素性の悪い溶融塩炉を推進するというのは悪質なペテンと言えます。全原発の即廃炉、が非現実的だと考えるならば、このようなごまかしを行わず、信用の回復に全力を尽くすべきでしょう。原子炉が老朽化しても、断層の真上にあっても安全と言い張る現状では建設的な議論は不可能ですし信頼の回復など望むべくもありません。

参考文献

原子力百科辞典ATOMICA
「トリウム溶融塩炉は今世紀中には無理」(Togetterまとめ)
NPOトリウム熔融塩国際フォーラム「熔融塩炉の安全性について」


07. 2013年1月09日 16:41:28 : SUQ8yEvxe2
ウランからトリウムになったところで
核を利用する事に変わりはない。
エコな原発・きれいな原発というものは、存在しない。

08. 2013年1月11日 17:40:29 : BDDFeQHT6I
トリウムでもバナジュームでも関係無い、高々お湯を沸かすのに核分裂を使うなど神を恐れぬ仕業だろう。

09. 2013年1月12日 19:08:16 : FkjuY3EE3I
日本はなんの原発も要りません!
中国がうらやましいならどうぞ中国へ行ってやって下さい。

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