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日本:断層のために、今のままでは2カ所目の発電所の運転再開は不可能だろう
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/519.html
投稿者 無段活用 日時 2012 年 12 月 30 日 19:04:08: 2iUYbJALJ4TtU
 

(Japon: une 2e centrale ne pourra redémarrer en l'état à cause d'une faille: AFP - France24)
http://www.france24.com/fr/20121226-japon-une-2e-centrale-pourra-redemarrer-letat-a-cause-dune-faille


2012年12月26日 12:27

日本:断層のために、今のままでは2カ所目の発電所の運転再開は不可能だろう


水曜日、日本の原子力規制当局は、東通発電所の近くに活断層が存在する可能性を否定できないと確認し、
最終的な運転再開の前に安全化工事を改めて行う必要があるとの結論を出した。



AFP - 水曜日、日本の原子力規制当局は、東通発電所の近くに活断層が存在する可能性を否定できないと確認し、最終的な運転再開の前に安全化工事を改めて行う必要があるとの結論を出した。

この機関は、調査を改めて行うために4人の専門家を現地に派遣し、その結果、周辺に活断層が存在する可能性を否定できないとの結論を正式に出した。

現在停止中のこの発電所を運営する東北電力の責任者が、独立した立場の地質学者の嫌疑に異議を唱えたが、東北電力側の論証はあまりに弱いと判断されたことが、水曜日に分かった。

この新たな会議の後、活断層と見られる断層の存在に関連して、危険があるというのは本当だと、当局は結論を出した。

したがって、当面は原子炉が1基しかないこの問題の原発は、構造を補強しない限り営業運転の再開は不可能となるだろう。

この数週間の間に、大飯(4基中2基の原子炉が稼働中)と敦賀(2基とも停止中)の別の発電所で、同様の調査が実施された。

この原子力当局を主宰する田中俊一氏は、活断層の存在による危険性があるため、敦賀(西日本)発電所2号機の運転再開を承認するのは難しく、また万一の場合、この原子炉は解体されることになるだろうと、すでに仄めかしている。

大飯について、専門家の間で見解の相違があるため、今のところ結論は先送りされている。今週末に、改めて調査が始まることになるかも知れない。

大飯と同様に、増殖実験炉・もんじゅに近い他の2カ所の発電所(志賀・美浜)でも、現地調査が実施されることになっている。

試運転がずっと続いている六ヶ所(北日本)の廃棄物再処理工場でも同様に、断層の運動を地質学者たちは懸念している。

現在までに、日本で営業運転中の原子炉は、総数50基中2基(大飯3・4号機)だけだ。他の原子炉は慎重を期すため、また、2011年3月の津波の結果発生した福島の事故を受けて、政府が新たな大規模自然災害に対するストレス・テストを課しているため、停止が保たれている。

9月に創設された新たな規制当局は保安基準の見直しを進めているが、この機関がゴーサインを出さない限り、運転再開は1基も不可能だ。



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(投稿者より)

AFP通信が配信し、フランス24サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。

原子力規制委員会のスタンスについては、他の方が投稿なさっています。

(「再稼働は皆さんが思うほど簡単じゃない」 原子力規制委・田中委員長に聞く (東洋経済オンライン):阿修羅♪ )

委員会は「アリバイ作りのための機関」とばかり思っていましたが、一連の報道を見る限りはきちんと仕事をしているように見えます。少なくとも「当局は嘘つきだ」と言いにくい状況が生まれたかもしれません。

しかし、脱原発の民意が衰えれば、防潮堤を築いて建屋の耐震構造を強化すれば再稼働認可、という流れができるでしょうから、息の長い活動が必要だと思います。

 

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コメント
 
01. 2012年12月30日 20:00:41 : V8tnNDVl3A
あのね、福一の爆発は、世界中の多くの人々が見た。
そう、絶対安全な福一の爆発を見た。
その原因は、不明。いつになれば、検分・事実が分るか分らない。
さて、そこで分っても、人間は、全ての危険因子が分らない。
爆発、核拡散すれば、した時に、原発の全ては終わった。
これ以上、核拡散は出来ない。が、拡散しないと言えるものは誰も無い。
専門家も何も無い。また、発電所から出る核廃棄物の処理も解決していない。
福一の処理、核被曝地修復、被曝者救済、補償は、全く終わっていない。
どころか、まだ、事故現場で核拡散中で、犯罪者により、人為拡散中。
数多な、告訴、訴訟。毒を浴びたのは、全生命体。それによる訴訟中。
必要の無い機関が、税金を貪る出鱈目、詐欺、茶番、盗っ人、犯罪機関。
なめてるのか。何が、息の長い活動だ。即時、全原発・核廃絶。

02. 2012年12月30日 20:10:47 : Y7Xq6h0jLs
原子力規制委員会、特に島崎邦彦委員長代理の判断が支離滅裂です。

大飯原発では、最終判断が来年に持ち越しになりました。
しかし、大飯原発の場合は、問題になっている敦賀原発や東通原発より、活断層である可能性は高いのです。
滑リ上がる地滑りなど存在しません。
でも、それが島崎邦彦委員長代理の判断なのです。

>大飯原発:地滑り説の虚構:海側から山側へ"滑り上がる"?!
http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/596.html

敦賀原発1号機は福島第一原発の1号機より古い沸騰水型原子炉です。
東通原発は、暫く停止していても、東北の電力需要減のために、差し当たって、何も問題が起こりません。
つまり、この2つの原発は、他の原発の再稼動のために、スケープゴートにしようと選ばれたのです。

この2つの原発の稼動停止の向こうに、他の原発の再稼動を見すえているのです。


03. 2012年12月30日 22:26:52 : FfzzRIbxkp
原発事故が起きたので原発議論はとても大切ですが、ちょっと別件。

ダムについてですが、民主党政権で143のダム事業のうち、16が中止になりました。ただ、この有識者会議も非公開で疑問点の多い会議になっています。

現在全国に約2700のダムがありますが、発電設備を設けているダムは半分くらい。

親世代と話すとダムは発電。私の世代ではダムは治水。
この世代間認識ギャップについては、家族団らんの話題になりますが。

火力発電の新規増設の基準などは調べていませんが、原発を見る限り、電力会社のやり方は火力発電においてもいかがわしいことがありそうですね。


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