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米国内の原発敷地内での使用済み核燃料60年保管、今後不可能に。
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/480.html
投稿者 taked4700 日時 2012 年 12 月 28 日 12:04:01: 9XFNe/BiX575U
 

http://www.sfgate.com/default/article/Court-rules-against-60-years-of-storage-of-3620443.php

によると、

保管プールやドライキャスクによる原発敷地内での保管について、その安全性を環境面から再評価することが裁判で命じられたという。

どうやら、アメリカは急速に脱原発へ舵を切ろうとしている。もともと、アメリカでは1979年のスリーマイル島原発事故以来一基も新規原発を作ってきていない。このこと自体が日本国内では驚くほど知られていない。

アメリカ国内では、高レベル廃棄物処分について、自国内へ処分したくないという世論がより一層高まるだろう。その結果は、日本国内へ処分するといううごきになるはず。

ともだち作戦での米軍兵士が東電と日本政府を被告に放射能汚染レベルについてウソをつかれたとアメリカ国内の裁判所に訴訟を起こしている。奇妙なことに、日本国内ニュースでは日本政府が被告に含まれていることが報道されていない。

更に、米国内の主要メディアは米軍兵士の訴えそのものを取り上げていない。

http://rt.com/usa/news/sailors-japan-fukushima-radiation-878/
のニュースがコピーされて幾つかのサイトに載っているが、サンフランシスコ地元のメディアも取り上げていない。

放射能漏れについては、国際的に損害賠償請求をしないことになっているわけで、これらの動きは、一種の脅しなのかもしれない。もし、アメリカ国内の主要メディアで取り上げだしたら、一般市民の中から日本政府と東電に対して賠償請求する動きが出てくるはず。

日本政府は、こういった脅しに屈することなく、対応してもらいたい。

ともかく、短期的には日本国土へ放射性物質を処分することは、例えばアメリカ本土の放射性物質汚染被害を避けるために役立つが、長期的には地球環境全体を破壊することになる。この点をどう考えるか、それをもっと取り上げるべきではないだろうか。
 

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コメント
 
01. 2012年12月28日 13:23:20 : IoWOkwgZBA
そら出た。東芝の引き受けた原発の使用済み燃料。日本に持ち帰れとか言われるのでは?

02. 2012年12月28日 15:49:15 : a3TFDwUllM
ユッカ(ヤッカ)マウンテンでの核廃棄物最終処分計画が、地元住民の根強い反対で、この秋に中止された。アメリカの原発推進政策は宙に浮くことになった。

最終処分地として日本を選ぶというのは考えられなくもない。
尖閣をめぐる日中の紛争をきっかけに、中国が日本を核攻撃すれば日本全土が放射能汚染地域になる。そうなったら日本の産業は核廃棄物処理ぐらいしか選択肢がない。

わずかに生き残って奇形化した日本人が、青白い顔して核廃棄物処理にたずさわっている…そんな未来を妄想してみる。


03. taked4700 2012年12月28日 17:05:22 : 9XFNe/BiX575U : kJcpwakc9I
>>02

>ユッカ(ヤッカ)マウンテンでの核廃棄物最終処分計画が、地元住民の根強い反対で、この秋に中止された。アメリカの原発推進政策は宙に浮くことになった。

そうではないですよ。スリーマイル島原発事故以来、アメリカは自国内で原発を新規建設してきていない。そのため、ほぼすべての原発が稼働30年になっていて、老朽化してきている。だからこそ、原発敷地内での使用済み核燃料保管の安全性の再評価を裁判所が求めている。

つまり、そもそも、1979年以来、アメリカは原発推進をしていない。

>最終処分地として日本を選ぶというのは考えられなくもない。

戦後9年目の1954年にアメリカは「原子力の平和利用」を言い出し、それにつられて日本政界は原発導入に動いた。しかし、考えてみてほしい。地震が起こるアメリカ西部にはほとんど原発は作られていない。日本は全国的に地震が起こり、そのことは終戦直前の東南海地震や終戦直後の南海地震でアメリカ政府はよく知っている。

戦後、日本が経済大国になったがアメリカの巨大企業は全くと言っていいほど日本には進出してこなかった。彼らは戦後日本を優遇するという段階で、既に日本に原子力発電所を作らせ、いつか、つまり、その頃までにはソ連崩壊をしくみ、それが実現した後で、日本で原発事故が起こることを予測し、事前に手を打っていて、日本へは進出しなかったということが推測できる。というよりも、そう考えることが最も合理的だ。

戦後アメリカおよび西側先進国の政策を押しなべて見ると、核爆弾保有に関連して出てくる核廃棄物を日本に押し付けるための準備として日本優遇をしてきたと思える。だからこそ、ソ連崩壊があった後、日本経済はメタメタになったし、総エネルギーの50%を原発から供給するという考えられないほどの原発増設計画がされたのだ。

北アメリカ大陸とかユーラシア大陸には高レベル核廃棄物を処分できない。だから、日本のような島国へ投棄したいのだ。

このことを、理解していただきたい。というよりもこのことは既に半年以上この阿修羅掲示板に投稿記事として主張してきている。いまだにそのことを分かっていただいていないのは驚きだ。



04. 2012年12月28日 17:35:25 : a3TFDwUllM
>>03
アメリカではスリーマイル事故以後、新規の原発を建設していないというのはそのとおりだけど、第1期オバマ政権の当初には原発推進を掲げていたのでは?
福一事故直後にホルドレン補佐官が来日したときも、原発推進の方針にゆるぎはない、みたいなこと言ってたと思う。

05. 2012年12月28日 18:06:35 : a3TFDwUllM
>>03
アメリカでCO2温暖化説を喧伝してきたのは政党で言えば民主党だけど、その裏で「クリーンエネルギー」と称して原発再推進やる気満々だったんじゃないかと思う。

あと、
西海岸に原発がほとんどないというのもそのとおりだけど、広い大陸でわざわざ地震が起こりやすいところに立地しなくてもいい、ってことでは?
日本みたいな地震多発地帯に原発建てまくるほうがどうかしてるわけで。
世界的な反核運動の高まりに対する鎮静化政策として1954年、アイゼンハワーが「原子力平和利用」を打ち出したわけだけど、
日本にこんなに原発が建ってしまったことにアメリカの意思がどの程度関与しているかは検討の余地があるんじゃないだろうか。
田中角栄のエネルギー自立政策以降じゃないのかな? 原発がバンバン建つようになったのは。じつは非国産エネルギー資源により深く絡めとられることになったわけだけど。


06. 2012年12月28日 18:55:29 : FfzzRIbxkp
日本の核バンク構想にヒラリーが助言していた記事を、ずいぶん前にどこかで読みました。

07. 2012年12月28日 21:25:18 : gdUKRPuV3U
ということは、日本各地で震災がれきを燃焼させ、日本全体に放射能を蔓延させる事を意味しているのでしょうか?

放射能汚染列島は人間の居住不可なので、放射能投棄場所にする。

住みたい人は住めば良い。責任を取れる組織は存在しない。

各地の自治体で、放射能をばらまく事は、アメリカの方針に一致していますね。

本当に恐ろしい事なのですが、大丈夫と信じている人がいるのが、前細野環境大臣のように放射能を拡散させる人が存在していることが残念です。

真剣に放射能汚染の恐さを実感していただきたいものです。

本当に怖い事ですね。


08. 2012年12月28日 23:16:24 : x4HfwtVEgM
04. 建前でしょう。採算が合わないから自国はやめるけど他国にはプッシュする麻薬の売人のようなもの。米NRCは原発の新設は凍結してます。

09. 2012年12月29日 01:57:40 : nRF1gCwpAY
>>06
日米政府とモンゴル政府との間で、モンゴルに核廃棄物処分場を作るって話が進められてて、最終的にはモンゴル側が拒否した、ってニュースもあったね。去年の5月頃だったか。


>>08
単なる建前とも言い切れない。
2011年の段階で約20の原発建設認可申請が出されてるし、ウェスティングハウス社の新型原子炉設計も認可されている。

原子力規制委員会・ヤツコ委員長による、委員会が安全基準を緩めようとしているとの批判に対し、他の委員は猛反発。結局ヤツコ委員長は2011年末に辞任、というようなこともあったね。

福一事故以降、米国内での原子力政策も見直しされているだろうし、ユッカマウンテン計画中止によって原発推進が宙に浮いたことはたしかだが。

アメリカ(というか国際原子力ムラ)としては国内がどうあれ、核燃料と原子力技術が売れればそれでいいってことはあるだろうね。


10. taked4700 2012年12月29日 09:00:31 : 9XFNe/BiX575U : e0PsQp9Txc
次の記事を読んでいただければと思います。


原発と核廃棄物、日本と世界の現状について。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/519.html
投稿者 taked4700 日時 2012 年 5 月 07 日 05:32:23: 9XFNe/BiX575U


11. 2012年12月30日 03:28:01 : oJOSA8CWFA
上に示された論文、読ませていただきました。納得はいかないのですが、私の感じている違和感のありどころははっきりしました。以下、テクニカルな論議や論理の運びはおいておくとして、「違和感」について述べさせていただきます。
あらかじめ言っておきますが、新鮮な問題提起には感謝です。
なお、以下では「です、ます」調でなく、適当口語調にさせていただきます。

このまま行くと日本は世界の核廃棄物の最終処分場にされてしまうのではないか、という危惧は俺も感じている。原発建設から核廃棄物処分、さらに損害補償まで一式請け負い、米英仏の原発技術と核燃料の販売促進を図る役割を日本が担うことになったのでは、と。
しかしtaked4700さんの基本スタンスにはやはり違和を感じる。
一番ひっかかるのは、「すべてアメリカの意図あるいは策略でそれが進められている」と言いたげに見えるところだ。
日本は敗戦後一貫してアメリカの世界戦略に組み込まれており、原発の初期導入もアメリカの意図と主導権のもとになされた。このことについては、ほぼ確かと言っていいだろう。しかし、今日のような原発だらけ、杜撰としか言いようのない安全管理、危機管理などまでアメリカのせいか?となると、それはちがうだろう、と言いたい。自業自得の面もあるんじゃないか、と。
電気事業法による総括原価方式、電源三法、これが原発建設のドライビングフォースになってきたというのが俺の認識だ。
このうち電源三法は1974年、田中内閣時代にできている。意図としては電源の多様化による資源リスクの分散、エネルギー自立ということだったが、結果としては原発の野放図な建設を促すことになってしまった。まず建設ありきで、廃棄物処理も安全設計もあざなりになってしまった。
これもアメリカの意図によるものだろうか? もしそうだとすれば、その意図はどういう局面で、どこにどういう形で働いたのだろう?
仮にそうだとしても日本国民は(もちろん俺自身も含め)なぜ、そういう事態に安閑としていられたのだろう?ここのとこ、率直に、痛切に反省すべきではないだろうか。エネルギーだけでなく日本国民としての自立も、そこからしか始まりようがないのではなかろうか?


12. 2012年12月30日 03:29:47 : oJOSA8CWFA
次に、taked4700さんによる分析の切り口が「アメリカ単独万能論」に見えること。
たしかに第2次大戦後のアメリカは突出した覇権国家ではある。しかし、それはアメリカ一国の自発的な国家意思によるものなのだろうか? taked4700さんの論文から一例を引こう。

>奇妙なことに広島へ投下された原子爆弾のウランをどうやって入手したのかはっきりしないと言うことです。一説にはナチスの>製造したウランが使われたとも言われていますが、信憑性はあまりないようです。

「原子爆弾のウラン」というのがウラン235濃縮ウランなのか、ウラン鉱あるいはイエローケーキなのかはっきりしないが、
濃縮ウランだとすればオークリッジ研究所で気体拡散法と電磁分離法により作られている。
ウラン鉱あるいはイエローケーキだとすれば、ユニオン・ミニエールというベルギー、イギリスの合弁会社から供給されている。この会社は戦前から戦後しばらくにかけてアフリカ・コンゴに強力な権益を持っていた非鉄金属・鉱山会社。1922年からウランを製造している。戦前からウランはウランガラスなどの工芸品に使われているし、副産物(というか、こちらのほうが価値が高かったのだが)のラジウムは医療、夜光塗料などに使われていた。イエローケーキの製造は濃縮に比べれば技術的ハードルははるかに低い。
ユニオン・ミニエールという会社についてはウィキペディアにも項目が設けられているので興味があれば確認されたい。
言いたかったのは、マンハッタン計画の段階ですでに欧州が関与しているということ。とくにイギリスとは1943年の段階で協同開発の協定が結ばれている。
ついでに言えば、ソ連の原爆もアメリカと協同開発しているように見えなくもない。スパイを通じてではあるが技術移転はきわめてスムーズに行われている。
さらについでに言えば中国のロケット(ミサイル)技術も、そのはじめはアメリカからの移転によるもの。アメリカに留学してロケット開発にも携わっていた銭学森という航空工学者が中国に帰国し、要素技術から開発のやりかたにいたるまでの礎を築いた。
こういうところを見ると、冷戦って本気の対決だったんだろうか?という疑問も湧いてくる。もちろん軍部や政治家のほとんどは本気だったのだろうけど。
資本は本来的にグローバルな性格を持っている。金融資本が絡むことによってその動きは加速する。
アメリカという国も、国内にありながらグローバルであらざるをえない資本の活動と、国境の内側に生活の根っこを置かざるをえない国民との間で軋みをあげているのではないだろうか。
そして日本も。


13. 2012年12月30日 03:31:04 : oJOSA8CWFA
最後に訂正も兼ねて。
前にアイゼンハワーの「原子力平和利用」演説について1954年と書いたが、あらためて確認してみると1953年12月8日だった。日付からすると主に日本を意識してのものとも考えられる。
この年7月に朝鮮戦争休戦。1951年には日米講和と同時に安保条約が結ばれている。反共の防波堤としての日本の戦略的役割が期待された時代だろう。
しかしながら日本の「核アレルギー」は依然として強く、朝鮮戦争中に核使用が検討されたことから国際的反核運動のうねりも高まりつつあった。ストックホルム・アピールは5億に及ぶ署名を集めている。
一方、原子力平和利用も既に現実のものとなっていた。1954年にはソ連が原子力発電所の運転を開始している。イギリス、フランスも原子力発電の計画を進めていた。アメリカは核兵器で先行したにもかかわらず、原子力発電についてはむしろ遅れをとっていた。核燃料技術や舶用動力炉技術を持つアメリカのメーカーは切歯扼腕というところだったろう。
こんな情勢に押されて、就任1年足らずのアイゼンハワー政権は廃棄物処分地など後先考えず見切り発車した、というのが原子力平和利用の実態に近いのではなかろうか。「アトムズ・フォー・ピース」には「核アレルギー」慰撫と商業的利益の独占、両方の意義がこめられていたはずである。
なお、「核アレルギー」慰撫のための原子力平和利用というアイデアは日本側から持ちかけたという話を何かで読んだことがある。アイデアの出元は、名前は忘れたが、正力の懐刀的な人だったとか。

14. 2012年12月30日 03:32:48 : oJOSA8CWFA
最後と言っておきながらくどいかもだが、
発電用軽水炉を利用した原爆製造について少し誤解があるような気がする。俺の誤読かもしれないが。
軽水炉の使用済み燃料からプルトニウムを抽出して原爆を作ること自体は不可能ではない。しかし核抑止力など国家戦略的な用途にはおそらく使えない。
軽水炉級プルトニウム中、核爆発に使えるプルトニウム239は60%程度。残り40%程度はプルトニウム238、240など。
プルトニウム240はかなりの確率で自発核分裂して中性子を放出する。このためプルトニウム239は爆縮未達の状態で過早爆発する。それでも最低1〜数キロトンの出力があるとされてはいるのだが。
またプルトニウム238の崩壊熱もかなりのもので、保管には注意を要する。
こういう出力不安定で取り扱いの面倒なものが国家の戦略的兵器として役に立つとは思えない。テロの武器としては有効かもしれない。

ついでだが、
核武装推進派らしき人々が、原発は核抑止力として役に立つ的なことをいうのを見かけることがあるが、まったく逆だ。
攻撃されれば超汚い自滅核兵器となるだろう。
計量管理を誤ればテロ支援国家の烙印を押される可能性がある。
仮に軽水炉級プルトニウム爆弾を作って核保有国を攻撃したところで、出力不安定な上に、確実に水爆のお返しがある。
原発の延長上で核武装を主張することは、意図に反して敵を利するものであることに核武装派は気づいてほしい。


15. taked4700 2012年12月30日 13:05:44 : 9XFNe/BiX575U : pZFU7H0RuQ
>>11

>一番ひっかかるのは、「すべてアメリカの意図あるいは策略でそれが進められている」と言いたげに見えるところだ。

確かに、自分はそういう意味で記事を書きました。

>これもアメリカの意図によるものだろうか? もしそうだとすれば、その意図はどういう局面で、どこにどういう形で働いたのだろう?

確かに、日本側の責任が問われる、つまり、おっしゃるように自業自得の面がないとは言えません。強盗と対峙した時、柔道や空手をやっていた人なら、それなりに対峙できるでしょうが、一般人ならそれは難しいのと同じで、力関係と言っても常に相対的であることに変わりはありません。
自分が、いろいろな局面で感じてきたことを総合すると、しかし、アメリカの意図と言うのは日本社会の隅々にまで浸みわたっていると思わざるを得ないのです。
例えば、郵政民営化に絡むかんぽの宿の問題です。あのとき、郵政の委員会(正式な名称は申し訳ありませんが思い出せません。要するに、問題点の検討と責任追及を担当した委員会です)は当時の郵政の社長の責任と問いませんでした。そして、その委員の中には当時のトヨタの前社長、奥田氏が含まれていました。そして、奥田氏は社長時代、北米でのトヨタ車販売で、本来ならもっとシェアが取れるのに、わざわざ高値販売を続け、GMなどのシェアを落とさないという経営方針を取りました。かんぽの宿の安売りはある程度問題化しましたが、それ以前の郵政物件の安売り、つまり、利益の付け替えは全く問題化しませんでした。バブル崩壊に伴う長銀などが持っていた不動産債権のやはり不当な安売り、利益の付け替えがほとんど問題化しなかったのと同じで、数千億円とかまたは数兆円規模の不当な利益の供給が全く問題にされないまま行われたのです。
当然、この時に不当な利益を受けた方たちにはアメリカの軍、政治関係者以外に、日本国内のいろいろな人たちが含まれていたはずです。行政関係者、政治家、実業家以外にも多くのほぼ一般市民と分類するしかない方たちも多くいたはずです。
何が言いたいかと言うと、戦後、まず日本の支配層が傀儡化し、その次に、日本国内の競争過程で、不当に特権を供与する体制が大掛かりに作られ、その甘い汁にたかってしまった一般市民が非常に多くいるということなのです。

実をいうと、上の主張、つまり、「不当に特権を供与する体制が大掛かりに作られ、その甘い汁にたかってしまった一般市民が非常に多くいる」ということに関連して、自分自身の体験があります。それは入試不正です。自分は差玉県立高校の教諭でしたが、非常に大規模な入試不正が行われていて、定員の3割とか4割が成績に関係なく合格にされていきました。非常に大ぴらに行われたので、選抜会議の録音テープを取り、かなりいろいろな方法でその告発をやりましたが、まったく暖簾に腕押し、ほとんど有効性を持つことはありませんでした。この入試不正は、単に入試にとどまるわけではなく、定期試験問題も明らかに盗まれ売られていた状況証拠があります。そして、こういったことは、入試制度の組織的な不透明化を考えると、日本と言う国全体で起こっているはずです。すでに20年以上こういったことは起こり続けていて、直接かかわった一般市民はすでに全人口の1割とか2割程度になっていると思えます。
このことには主に二つの意味があり、一つはエリートシステムが根本的に壊されてしまったこと、そして、一般市民の中に明らかに自分の意志ではなくてロボット化して動く人たちが非常に多人数に存在するようになったことがあります。
つまり、すでに日本は世論はほぼ自由に作ることができますし、選挙結果もどうにでも左右できる程度になってしまっているのです。

以上が、

>これもアメリカの意図によるものだろうか? もしそうだとすれば、その意図はどういう局面で、どこにどういう形で働いたのだろう?

に対する答えです。ごく簡単に言えば、日本国民を家畜化する意図があるということでしょう。


16. taked4700 2012年12月30日 13:09:39 : 9XFNe/BiX575U : pZFU7H0RuQ
15です。変換間違えがありました。

>自分は差玉県立高校

自分は埼玉県立高校
の間違えです。


17. taked4700 2012年12月30日 13:43:54 : 9XFNe/BiX575U : pZFU7H0RuQ
>>12

「ユニオン・ミニエール」については全く知りませんでした。確かにイギリスも絡んでいて、アメリカのウランについてはこちらが出どころであるようですね。

>冷戦って本気の対決だったんだろうか?という疑問も湧いてくる。

確かに、おっしゃるように、冷戦を利用して利益を得ようとしている資本家たちが居た、または現在でも存在しているのは確実でしょう。同時に、冷戦構造を乗り越えてユートピアを目指そうという人たちの存在もあるのでしょうね。

>アメリカという国も、国内にありながらグローバルであらざるをえない資本の活動と、国境の内側に生活の根っこを置かざるをえない国民との間で軋みをあげているのではないだろうか。

アメリカの強さと弱さの根源は、たぶん、この個人主義であり、cheating America と言われるインチキであっても利益が得られればそれでいいとする態度が、アメリカ全体をむしばんでいますね。一般市民が苦しい境遇に置かれているだけでなく、支配階層自体が精神の貧困に追い込まれていると思います。


18. taked4700 2012年12月30日 14:27:28 : 9XFNe/BiX575U : pZFU7H0RuQ
>>13

>、「核アレルギー」慰撫のための原子力平和利用というアイデアは日本側から持ちかけたという話を何かで読んだことがある。アイデアの出元は、名前は忘れたが、正力の懐刀的な人だったとか。

今年の6月ぐらいの週刊誌サンデー毎日で佐野真一氏が「新忘れられた日本人」という連載で、「原子力の父、正力の陰武者ー柴田秀利」という連続記事を書いています。これに関連があるかもしれませんね。読売新聞が中心となって、原子力はいいものだというキャンペーンを張った様子です。

>>14

>発電用軽水炉を利用した原爆製造について少し誤解があるような気がする。

何をどのように誤解しているのかが自分にはよく分かりませんが、「発電用軽水炉を利用した原爆製造」が可能であるというのは自分の見方と言うよりは、そういったことが世間一般で言われているという意味です。

>こういう出力不安定で取り扱いの面倒なものが国家の戦略的兵器として役に立つとは思えない。テロの武器としては有効かもしれない。

プルトニウムの取り扱いの困難さはなんとなく理解していたつもりでしたが、改めてそのむずかしさを考えてしまいました。ただ、核濃縮の技術などの開発につながる面が原発にはあるわけで、核兵器所有への道がそこには開けているという見方ができるということなのでしょうね。


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