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とある原発の溶融貫通(メルトスルー)
■ヤマドリも放射性セシウム汚染
2012年12月21日、厚生労働省が発表した「食品中の放射性物質の検査結果について(第548報)」により、群馬県東吾妻町で捕獲されたヤマドリから1キロ当たり260ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが判明した。
ヤマドリは11月15日に捕獲されたものである。市場には流通はしていない。
今回の調査結果では、群馬県産のイノシシ、ツキノワグマ、ニホンジカなどからも基準値を超える放射性セシウムが検出されている。
また、基準値には達していないがニホンジカの100ベクレルを始め50ベクレル前後の個体が多くなっていることが分かる。
※基準値超過(5件)
No.205:岩手県産クワイ(Cs:210 Bq/kg)
No.671:群馬県産イノシシ(Cs:120 Bq/kg)
No.679:群馬県産ヤマドリ(Cs:260 Bq/kg)
No.683:群馬県産ツキノワグマ(Cs:120 Bq/kg)
No.685:群馬県産ニホンジカ(Cs:190 Bq/kg)
■福島県以外でも広がる野生鳥獣の汚染
野生鳥獣の放射性セシウム汚染のワーストランキングはイノシシの福島県いわき市で今年の10月に捕獲されたイノシシの3万3000ベクレルが1位となっている。
現在、福島県で捕獲された野生鳥獣が上位に並んでいる状況である。
しかし、野生キノコなどではかなり広範な範囲で汚染が拡散している。野生キノコなどを主食とする動物には生物濃縮の可能性が考えられる。
キノコなど菌類が分解する落ち葉などは長野県軽井沢あたりまでたき火規制が行われるほど汚染が拡散している状況である。【naka773】
外部リンク
食品中の放射性物質の検査結果について(第548報)|報道発表資料|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002rpf0.html
(ベスト&ワースト)
http://www.best-worst.net/news_apnb7NaNTy.html
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群馬県は福島第一からは比較的距離があるように見えますが,汚染状況はひどいですね。
首都圏が汚れていないわけがありません。
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