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アフリカのウラン産出国を汚染し続けるアレバ社、住民の被ばく被害を放置:環境団体は共同事業を解消/ルモンド紙(12月18日)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/1218-b8e8.html
2012年12月25日 フランスねこのNews Watching
アレバ社が掲げる「責任ある企業」のイメージは、無残に切り裂かれた。アレバ社が原子力発電の燃料となるウランを採掘する西アフリカのニジェールとガボンにおいて、同社と合同で周辺住民と鉱山労働者への健康被害を監視するための施設を運営する環境団体シェルパは12月18日、施設の共同運営を解消することを宣言した。アレバ社が健康被害の監視施設を単なる同社の宣伝にのみ使用し、被ばく被害への救済を行わず放置していることがその理由だ。
2009年、アレバ社、環境団体シェルパ、世界の医療団の3組織、は前代未聞の野心的な合意を結んだ。ウラン鉱山での採掘、特に放射性物質による被ばくが労働者及び周辺住民の健康に与える影響を監視するための医療施設を設置する、というものだ。こうした施設の設置は、CRIIRAD研究所とシェルパの弁護士らが2003年以来合同で行ってきたウラン鉱周辺での被ばく被害に関する調査結果に基づいて実施されたものだ。
CRIIRAD研究所による調査では、アレバ社によるウラン鉱山の採掘は「労働者と住民の健康、および周囲の環境に悲惨な影響を与えている」との指摘がなされた。周辺の水や土壌からは高い濃度の放射性物質が検出され、放射性廃棄物が住宅の近辺で野ざらしになっているのが発見された。放射線からの防護に必要な設備は設置されておらず、労働者の健康状態に関する監視もなされていなかった。こうした諸問題について非難が寄せられたのである。
(抜粋、一部編集)
●元の記事「アフリカのウラン鉱山による悪影響を無視し批判されるアレバ社」/ルモンド紙(12月18日)
(Grégoire Allix, « Areva accusée de négliger l'impact de ses mines d'uranium en Afrique », Le Monde)
http://www.lemonde.fr/planete/article/2012/12/18/areva-accusee-de-negliger-l-impact-de-ses-mines-d-uranium-en-afrique_1808021_3244.html
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