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2012年12月21日午前7時05分
関西電力は、東京電力福島第1原発事故を踏まえた原発の安全性、信頼性向上対策の一環として、水素爆発を未然に防止する「静的触媒式水素再結合装置」を高浜原発3、4号機(福井県高浜町)に国内で初めて設置。20日、報道陣に公開した。
装置は、高浜3、4号機それぞれの格納容器(ともに6万7400立方メートル)の内部に5基ずつ、計10基設置した。今年11月12日から設置作業を開始し、12月18日に完了した。フランスのアレバ社製で重さ約50キロ、高さ1・4メートル、幅43センチ、奥行き33センチ。
同装置はシビアアクシデント(過酷事故)が起きた際、格納容器内に発生する水素の濃度を低減する。水素を酸素とともに同装置に取り込み、触媒を介して水素分子と酸素分子が反応することで水蒸気を発生させ、水素を減らす。発生した蒸気は装置上部の排気口から放出する。電源は必要としない。
関電は今後、大飯1、2号機を除く福井県内の原発に順次設置していく計画。現在稼働中の大飯3、4号機(福井県おおい町)は次の定期検査で設置するとしている。大飯1、2号機については、水素を燃焼させて低減する装置が既に備わっているとして、この再結合装置は設けない。ただ、燃焼させる装置の場合は電源が必要になる。
このほか同日は、津波対策のために吸排気口をかさ上げした非常用ディーゼル発電機、新たに設けられた水密扉や蒸気発生器に給水するポンプも公開した。
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