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「原発出前授業」本日から店頭販売開始です。どうしても気になったので、学校帰りに札幌駅前の紀伊国屋書店に寄ってみたら、ありました!池上彰氏や広瀬隆氏の本と一緒に書店の棚に並んでいるなんて、感動です!今日の北海道新聞の夕刊、明日の朝日新聞の朝刊で、私の本が出たことが紹介される記事が載る予定です。紀伊国屋の検索機で見てみたら、もう在庫僅少となっていました。もし、書店で売り切れていても、Amazonで買うことができますよ!
http://blogs.yahoo.co.jp/skawahara1217/10352483.html
原発 市民に出前授業 札幌の高校教師(朝日新聞北海道版6・22)
今日(6月22日)の朝日新聞北海道版にわたしの「出前授業」ついての記事が掲載されました。
原発の問題について一般の人にも理解してほしい――。東京電力福島第一原発の事故が一向に収束しない中、札幌市の公立高校教諭、川原茂雄さん(54)が原発に関する出前授業を始めた。平日の夜や週末、公共施設などで開かれる授業に、市民が真剣に耳を傾けている。
■札幌琴似工高の川原教諭
■事実に基づき平易な解説
17日夜、札幌市の清田区民センターで、川原さんの出前授業が始まった。「生徒」は35人。同区の冨永鈴子(れいこ)さん(48)が反原発をテーマにした講演会に出かけた際、川原さんの出前授業を知らせるチラシを手にし、実現にこぎ着けた。
平易な言葉と例え話で、分かりやすいニュース解説で知られる「池上彰風」を目指す。「福島第一原発1号機は40年経って非常に古い。皆さんのお宅に40年使っている電気製品がありますか。車だったらクラシックカーです」
放射性廃棄物にも触れる。「使用済み核燃料はいわば『核のうんち』。原発はトイレのないマンションとも言われている。福島原発では貯蔵プールに入れて冷やしていた、つまりおまるに入れておいたような状態だったんですね」
本職は札幌琴似工業高校の社会科教諭。初任地は道北・下川町の下川商業高校。30年前、町が高レベル放射性廃棄物の処分場の候補地に挙がったと報じられた。反対運動が起き、川原さんもデモや集会に参加。授業でも原発と放射能について積極的に採り上げた。
だがその後、いくつかの学校を異動するうちに、いつの間にか「原発」から遠ざかっていった。
そんな時に起きた今回の原発事故。「こうなるかもしれないことを知っていたのに、何もしてこなかったのではないか」と自分に問い直した。そしてまず、生徒にしっかりと伝えようと考えた。
現代社会の授業で原発の仕組み、チェルノブイリ原発事故、放射性廃棄物などについて教えた。さらに一般の人にも伝えようと、出前授業を思いついた。
趣旨と携帯番号、メールアドレスを添えたチラシを作り、反原発の催しの会場などで配った。専門家でもない自分に頼む人がいるかどうか不安だったが、反応はすぐあった。5月から始めた授業はこれまで10回以上を数える。
新聞を熟読し、ネットの情報を吟味して常に新しい情報を得るようにしている。「恐怖や不安をあおらず、事実に基づいて何が問題かを伝えることを心がけている。普通の人がしっかりと発言したり行動したりすることが大切なんです」
問い合わせは川原さんのメールアドレス(skawahara1217@nifty.com)へ。
(芳垣文子)
http://blogs.yahoo.co.jp/skawahara1217/archive/2011/6/22
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