http://mainichi.jp/select/news/20121221k0000e040170000c.html

毎日新聞　2012年12月21日　07時32分

　関西電力大飯原発３、４号機（福井県おおい町）の再稼働を巡り、滋賀県の住民らが定期検査終了証交付の取り消しを国に求めた行政訴訟で、大阪地裁は２０日、訴えを却下した。田中健治裁判長は「終了証交付は検査が終わったという結果の通知で、行政処分ではないため、行政訴訟の対象とならない」と判断した。

　原告は３月に提訴。３、４号機は当時、定期検査中だったが、７月に再稼働した。原告側弁護団によると、東日本大震災以降に各地で提起された原発に関する訴訟で、判決が出たのは初めて。

　弁護団には、０６年に金沢地裁の裁判長として北陸電力志賀（しか）原発２号機の運転を差し止める判決を言い渡した井戸謙一弁護士が参加。判決後に記者会見した井戸弁護士は「不当な判決だ。原発の安全神話から脱却しきれない国の言い分を追認し、司法への国民の期待を裏切った」と批判した。

【坂口雄亮】 　

コメント
01. 2012年12月21日 11:50:55 : jXaTmXcG3s 　裁判官は原発のどこを判断して判決を下したのかな？ 彼らはド素人のはずだから、「原資力寄生委員会」から何かを吹き込まれたのではないか？
02. 日高見連邦共和国 2012年12月21日 12:21:35 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk 裁判官に、このような問題で“判決”を下す権利は無い。 日本国憲法を素直に読むと、そう断ぜずには居られない。
03. 2012年12月21日 21:03:54 : FfzzRIbxkp 関電は大飯原発の断層の報告を偽装しているみたいだし、そっちでまた訴訟を起こせないのかな。 関電は震度６以上の地震を阻止できるっていう証明ほしいよね。 フクイチ事故後に原発の安全指針の問題を話し合っている途中に、 決裂して無理やり原発を動かしてしまった。 耐震バックチェックを十分に行わずに再稼動したことは大いに問題。 野田政権と執行部が自らの決断の責任を取らないのが問題。 選挙で大敗したのですから、大飯原発を止めなくてはいけないと思います。

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