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2012年12月20日09時19分
■知事改めて
■泊再稼働の場合 「地元合意必要」
衆院選での自民党の大勝を受け、高橋はるみ知事は19日の定例会見で、北海道電力泊原発の再稼働について「何も変わっていない」と述べ、政府が再稼働の是非を判断したうえで、地元自治体の納得を得るべきだとの考えを改めて示した。
自民党は「10年以内に電源構成のベストミックスを確立する」と主張。原子力規制委員会が安全と判断した原発については順次、再稼働していく立場だ。
政府が再稼働の可否を判断する過程について、高橋知事は「民主党政権下では不透明だった。自民党はそこを具体化してほしい」と要望。規制委は来年7月までに新たな安全基準をつくる方針で、「遅くともそれまでにはプロセス自体を明確にするのが常識的な段取りだ」と述べた。
自民、民主の違いについては「目の前の再稼働問題については両政権でそんなに違わない」と指摘。自民党政権下でも、政府が再稼働を判断した場合、地元自治体の合意が必要との認識を示した。
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