http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/262.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201212/article_10.html
2012/12/10 22:43 かっちの言い分
原子力規制員会は、野党の要求にも関わらず、民主党が国会閉会中に国会の同意を受けず決めてしまった。5名の委員の内、3名は今まで原子力発電会社、原子力関係部署から研究費等でお金を貰っていた人で、基本は原子力を生業にしている。したがって、原子力を規制すると言っても、原子力利用、推進することを前提している人達と思っている。
今回の大飯原発の活断層、敦賀原発の活断層に対する規制委員会の調査も全然信用していなかったが、予想に反して、敦賀原発の直下の地層は活断層の可能性が高いと見解が一致したという。田中委員長も、このままでは立地前提の段階で安全審査がとても出来ないと判断した。
敦賀原発直下「活断層の可能性」 原子炉の再稼働困難に
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012121001001763.html
田中俊一委員長は「今のままでは再稼働の安全審査はとてもできないと判断した」と述べた。敦賀原発の再稼働は極めて困難になり、原電は廃炉を迫られる可能性が高くなった。
規制委は国内6原発を対象に敷地内断層の調査を順次進めているが、現地調査団が原子炉直下の破砕帯について活断層の可能性が高いと判断したのは初めて。
既に建設された原発で活断層であると結論付けられたことは、法律上、廃炉を宣告されたのと同じである。こんな結論を出すこと自体を予想していなかった。全く原発会社、規制庁、政府などを信用していないからである。再稼働されている大飯原発の地層も現在調査されている。ここの原発下にも活断層があるという学者と地すべりであるという学者がいて結論が出ていない。
また東京に近い浜岡原発の調査も残っている。市民派原子力学者で有名な京都大学原子炉実験所助教の小出氏は、法律の趣旨を素直に解釈すれば、原子力発電事業者は活断層でないと証明できない限り、再稼働を出来ないはずであると述べている。裁判の場合は、「疑わしきは罰せず」だが、こと原発については「疑わしきは無稼働」とするのが見識であるはずだ。原子力規制委員会が、今後同じように大飯原発にも大岡裁きが出来るか、真価が問われる。
ドイツは福島原発事故を見て、2022年までに17基ある全ての原発を閉鎖することを正式に決定したのに、これから政権を取りそうな政党が原発を止めようとしないのだから、日本国民の見識が疑われる。そのドイツの原発事情を小沢氏らが調査した行動を、マスコミは一切封殺した。東京新聞、日刊ゲンダイ紙を除いて、大手マスコミにはジャーナリズムの矜持もない。
総選挙において、原発推進の自民党を勝たせれば、ドイツに笑われる。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素29掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。