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敦賀原発の断層 専門家と評価会議/敦賀原発“活断層”で廃炉の可能性も(NHKニュース)
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/258.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 12 月 10 日 20:35:59: KbIx4LOvH6Ccw
 


敦賀原発“活断層”で廃炉の可能性も 投稿者 gataro-clone


敦賀原発の断層 専門家と評価会議
12月10日 4時41分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121210/t10014086821000.html


国の原子力規制委員会は、福井県の敦賀原子力発電所の断層について、専門家と評価する会議を10日開きます。
敦賀原発は、国内で唯一、敷地に活断層があり、活断層とともに原子炉の真下を走る別の断層が動くと判断されると、原子炉が運転再開できず、廃炉となる可能性があることから会議の議論が注目されます。


原子力規制委員会の島崎邦彦委員と専門家4人は、敦賀原発で今月1日から2日間、現地調査を行いました。
敦賀原発には、国内で唯一、敷地に「浦底断層」と呼ばれる活断層があり、島崎委員らは浦底断層と、そこから枝分かれするように延びて2号機の真下を走る「D−1」という断層を中心に地面を掘って断面を調べるトレンチ調査の現場などで検証しました。
その結果、浦底断層は、断面に鮮明な亀裂が見られ、「活動的である」と確認されたほか、D−1断層の周辺の地層で見つかったズレに注目が集まりました。
島崎委員はズレについて「浦底断層に働く力に極めて近い力が働いてできたという共通認識がある」と述べ、浦底断層と関係が深いという見解を示しました。
国の指針では、活断層の上に原発の重要な施設を設置することを認めておらず、浦底断層とともにD−1断層や周辺のズレが動くと判断されると、2号機は運転再開できず廃炉となる可能性があり、会議の議論が注目されます。


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敦賀原発“活断層”で廃炉の可能性も
12月10日 20時12分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121210/t10014086881000.html


福井県の敦賀原子力発電所の断層について、国の原子力規制委員会は、専門家と評価する会議を開き、2号機の真下を走る断層が活断層の可能性があるという判断を示しました。
規制委員会の田中俊一委員長は「今のままでは再稼働の安全審査はできない」と述べ、敦賀原発の2号機は、運転再開できずに、今後廃炉になる可能性が出てきました。


原子力規制委員会の島崎邦彦委員と専門家4人は、敦賀原発で今月1日から2日間行った現地調査を受けて、断層を評価する会議を10日、開きました。
敦賀原発には、国内で唯一、敷地に「浦底断層」と呼ばれる活断層があり、島崎委員らは現地調査で、浦底断層とそこから枝分かれするように延びて2号機の真下を走る「D−1」という断層を中心に、地面を掘って断面を調べるトレンチ調査の現場などで検証しました。
10日の会議では、専門家から浦底断層について「活動的でその影響は計り知れない」という意見や、D−1断層の周辺の地層で見つかった“ずれ”については「D−1とつながっている可能性がある」という意見が出ました。
議論を受けて島崎委員は「専門家4人で大きく食い違う点は見られなかった」としたうえで、「2号機の真下を走るD−1断層が、活断層として活動していて、浦底断層と同時にずれたと考えられる」と述べて、断層が活断層の可能性があるという判断を示しました。
国の指針では、活断層の上に原子炉などの重要な施設の設置を認めていません。
10日の判断について、規制委員会の田中俊一委員長は「今のままでは再稼働の安全審査はできない。規制委員会で意見を聞いて判断したい」と述べました。
10日の専門家との会議を受けて、規制委員会は、近く委員5人で議論することにしていて、規制委員会が正式に判断すれば、敦賀原発2号機は運転再開できずに、今後、廃炉になる可能性が出てきました。


“運転再開判断する段階に至っていない”


評価会議のあと、原子力規制委員会の島崎委員らが記者会見し、敦賀原発の運転再開について、「田中委員長の認識と同じで、現状では、そうしたことを判断する段階に至っていないと認識している」と述べました。
また、日本原子力発電が追加の調査を行うとしている方針については、「きょうまでに集まっている情報で1つの判断を下したということだ。今の時点での結論を出した」と述べて、追加調査を待たずに最終的な判断を下す考えを示しました。
島崎委員は「事業者は、基本的に活断層でないことを証明するために調査をしているので、それができないかぎりは、調査を続けなればならないことになる。われわれとは立場が違う」と話し、「今回は、調査が多岐にわたり詳細だった。きちんとしたデータがそろっていれば結論は一致する」と述べました。


日本原電が反論“到底受け入れがたい”


国の原子力規制委員会が、敦賀原発2号機の真下を走る断層が活断層の可能性があると判断したことについて、日本原子力発電は、反論のコメントを発表し、「評価会合では、大規模なトレンチ調査などでD−1断層が活断層の可能性はないことを説明した。しかし、きょうの会合ではD−1断層の近くで見つかった地層のズレについて、主に変動地形学的な視点からの可能性だけで審議が進められ、今回のような取りまとめになったことは、到底、受け入れがたい。追加の調査を早急に進め、客観的なデータに基づいて主張を実証していく」としています。


敦賀市長“規制委の判断注目したい”


敦賀原発が立地する福井県敦賀市の河瀬一治市長は「科学的根拠に基づいて非常に危険だと判断されれば、40年来、原子力と共に生きてきた敦賀市としては非常に寂しいことだが、やむをえないことだ」と述べました。
そのうえで、河瀬市長は「まだ完全に活断層だと明確な判断がなされたわけではないので、今回の会合に基づいて、近く規制委員会が出す、しっかりとした判断に注目したい」と述べました。
また、福井県の西川知事は「立地地域と県民が理解し、納得できるような調査とすべきで、国として、きょうの見解に対する十分な科学的根拠を示してほしい」というコメントを発表しました。


官房長官“今後の状況注視したい”


藤村官房長官は記者団に対し、「原子力規制委員会の田中俊一委員長は、個人的な印象という言い方で話をしたと思う。今後、有識者会合が報告書を取りまとめて、規制委員会で最終的に検討するという手順だと思うので、途中の段階で予断を持ってコメントすることは差し控え、今後の状況をよく注視していきたい」と述べました。
 

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コメント
 
01. 2012年12月10日 22:00:49 : LbxxA7uMb2
原子力規制委員長、敦賀原発「再稼働困難」
(東京都)


■ 動画をみる

 福井・敦賀原発の敷地内を通る破砕帯について、原子力規制委員会の専門家会合は「活断層の可能性が高い」との判断で一致した。田中委員長は「このままでは再稼働は困難」との認識を示した。  敦賀原発には、全国の原発で唯一、敷地内に「浦底断層」と呼ばれる活断層が通っていて、そこから枝分かれする形で原子炉建屋の真下に向けて数本の破砕帯が延びている。10日の会合では、今月初めに行われた現地調査を基に原子炉建屋の下にある破砕帯が浦底断層に引きずられて動くかどうかが協議された。この中で、専門家から「浦底断層がマグニチュード8程度の大規模な地震を起こす可能性があり、そこから延びる破砕帯が引きずられて動く可能性が高い」との指摘が相次いだ。  これを受け、原子力規制委員会・田中委員長は「このままでは敦賀原発の再稼働は認められない」との見解を示した。原子力規制委員会は近日中に会合を開き、正式に方針を決定することにしている。
[ 12/10 20:06 NEWS24]

http://www.fbs.co.jp/news/movie/news89049089.html
http://www.fbs.co.jp/news/news89049089.html


02. 2012年12月10日 23:07:18 : mz6DbQ84Mk
事故が起こった際の始末が出来ないのに、再稼動など有り得ない。
核大量生成・熱エネルギー対発電量の全く時代遅れの非効率発電設備。
生成核の処分技術も未だ無し、将来は分らない。
現時点で、無限大の害毒、負債 = 代数にならない = 何にも属さない。
社会に、生命環境に、存在理由も意義も何も無い、宇宙誌放射能時代の賜物。
狂人は、自覚できない。核もろとも社会・環境から隔離するのが本当のこと。
狂人に、シャバで語らせる出鱈目。
いい加減にしたらどうだ。

03. 2012年12月10日 23:45:18 : LbxxA7uMb2
⁅☯⁆2012/12/10 敦賀発電所敷地内破砕帯の調査を行った有識者による記者会見
⁅❍⁆http://iwj.co.jp/wj/open/archives/44218

04. 2012年12月11日 00:06:39 : okFtjZAkzU
この結果を歓迎したいが、注意すべきは

全国にある原発再稼働の可否について、新しい原子力委員会と安全許可基準(精度をこれからも高めるそうだが)による調査が有効に機能しており、当該基準に合わない原発は廃炉さえ厭わない、信頼してください! と国民に示している「だけ」かも知れないと言う事。

来年の政権交代を見越した、捨てても良い原発炉を使った「ただのフリ」かも知れない、今後の大飯など多数の他の原発調査を注視していかなければならない。
敦賀原発炉は、とうに寿命が尽きてる原発ではないのか?
3 4号機増設計画は消えたのだろうが。。。

しかし、そんな断層帯に建設したということは、他原発も断層帯に作られてる可能性が十分ある。 自民党原発村の建設推進責任を見逃さずに追求すべきだろう


05. 2012年12月11日 09:26:11 : CSiUE91x8Y
>>04

再稼動を決めるまえの一芝居という気はしますね。活断層が下を通っている原発は
稼動できないのは子供でもわかることで、捨てざるを得ない原発と言えるでしょう。
そういう捨てざるを得ない原発を捨てて公正を演じられるなら安いものだ。


06. 2012年12月11日 14:11:51 : rwgORSmgTI
原子力規制委員会は廃炉にする考えはないと考えてよいだろう。
原子力村の住人が自ら金づるを絶つことはしない。

以下参照
規制委、廃炉命ずる法的権限なし 事業者任せに
2012.12.11 10:04
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121211/waf12121110060013-n1.htm
日本原子力発電の敦賀原発(手前から)1号機、2号機。右上は調査が行われた「D−1破砕帯」付近の試掘溝=福井県敦賀市
 活断層と判断された破砕帯は原子炉建屋の真下にあるため改修は難しく、敦賀原発の廃炉は避けられない。ただ、規制委には廃炉を命ずる法的権限はなく、その後の手続きは事業者任せになるとみられる。
 敦賀原発1号機は大阪万博の開会式の日(昭和45年3月14日)に営業運転を開始し、万博会場に「原子力の灯」を届けた日本最古の軽水炉。戦後から脱出し、高度経済成長真っ盛りの当時は、活断層との関係が重要視されず、原発建設が優先された時期だった。
 平成22年12月に原発の安全審査の手引きが改定され、活断層の真上に原子炉建屋など重要施設が設置できないことになった。しかし、建設後に活断層が見つかった場合の対応は定められていない。今年6月に改正された原子炉等規制法では、事故を起こした福島第1原発の廃炉が決まっているが、そもそも「事故」を前提としない廃炉は規定されていない。
 今回の専門家調査団の結果を受けて、規制委は今後、敦賀原発の廃炉を求めるか正式に決定する。この場合、「行政指導」の形で規制委が事業者である日本原電に要請することになりそうだが、原電が廃炉を受け入れるかは不透明だ。
 規制委事務局の原子力規制庁の森本英香次長は「手続きはまだ検討はしていないが、廃炉にするかどうかは事業者側の判断になると思う。運転を止めたまま原子炉を置いておくという選択肢もあるかもしれない」と話している。


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