http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/179.html
Tweet |
以前、1号機爆発前に自衛隊が撮影、公表した赤外線画像が話題になった。
http://www.youtube.com/watch?v=sOy07KDHR1k
この画像を画像処理の専門家である岩田清氏が解析し、3、4号機のブローアウト・パネルは
開放されていたと指摘している。(上から8枚目の画像)
http://yoshi-tex.com/Fuku1/OperateV3.htm
岩田氏によると、これは近赤外カメラによる画像なので、可視光と同様の濃淡が出る、
また1、2号機間の排気塔のように熱の高いものは白く写るということだ。
2-4号機の側壁は白く、天井が黒いのは、元々の色の差である。手前のタービン建屋と同じだ。
天井とブローアウト・パネルは冷えたままで側壁だけが熱いわけがない。
以前、工作員が、材質が違い温度差があるからブローアウトパネルが黒く映っていると
苦しい言いわけをしていたが、そんなことはあり得ないのだ。
2-4号機ともブローアウト・パネルは開放され穴がポッカリ開いていたことは明白だろう。
地震で開いた可能性もあるが、おそらく東電が水素爆発の危険を察知して、
1号機が爆発する前に全部開けた可能性が高い。
この穴は後日公表された衛星写真では、修正されて白く塗り込められている。
そのままではバレる可能性があるので、雲を薄くかけてごまかしている。
非常に悪質な改ざんである。(9-10枚目の画像)
ブローアウト・パネル開放の事実は極めて重要である。
なぜなら、3、4号機爆発の主因は水素爆発ではあり得ないことになるからである。
あんなに大きな穴が開いていたら、水素は滞留せず、ごく小規模な爆発を除いて、
建屋が吹き飛ぶような大爆発は起きるはずはない。
3号機はキノコ雲が上がっているから水素爆発ではないことは明らかだが、困ってしまうのは4号機である。
使用済み燃料プールに大きな損傷はなく爆発原因は見つからない。
となると、蓋の開いた原子炉に燃料が装荷されていてそれが爆発の原因となったと考える以外はない。
(それを裏付けるように自衛隊のサーモグラフィ画像が4号機原子炉内の発熱体を捉えている)
さらに1号機の水素爆発説も怪しくなる。
1号機のブローアウト・パネルだけ開放しなかったということは考えられないからだ。
事実、1号機では臨界による爆発が起きたという主張する人もいる。
こんな具合に積み上げてきた嘘がボロボロと崩れると政府・東電は大変困る。
そこで衛星写真を改ざんしたり、3、4号機のブローアウト・パネルは溶接されていたとデマを流して、
必死で隠蔽工作をしているのだ。
公表されている東電テレビ会議でもこんなやりとりがあるが、これもサル芝居だ。
http://www.youtube.com/watch?v=Hlda4rvxyvI
吉田「未確認ですが、2号機のブローアウトパネルが1号機の爆発で、はずれている」
本店「おお、ラッキー、パチパチパチ」
吉田「まだ未確認だから、あまり喜ばないでね」
1号機爆発前にすでに開放していたくせに、白々しいにも程がある。
そもそも1年以上もかかって会議ビデオを公表したのは、それだけ改ざんに時間がかかったということだ。
こんなものをすべて真実だと信じるのは、本当のお馬鹿さんである。
この吉田所長という男も、一部では英雄扱いだがとんでもない。
東電の大嘘の片棒を担いでいる超A級戦犯である。
3,4号機のブローアウト・パネルが閉じていたなどと主張する連中は、
政府・東電の息がかかった工作員だと思って間違いないだろう。
それにしても、4号機原子炉のサーモグラフィといい、この動画といい、自衛隊の未改ざんの発表画像が
大変役に立っている。これらがなければ、東電の嘘を見破ることは非常に困難であったろう。
この場を借りて自衛隊にお礼を申し上げる。どうもありがとう。
---関連リンク---
「やはりブローアウト・パネルは開放されていた」
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/857.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素29掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。