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甲状腺被曝、最高1万2千ミリシーベルト WHO報告書 (朝日新聞) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/132.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 12 月 01 日 08:42:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://www.asahi.com/national/update/1201/TKY201211300854.html
2012年12月1日5時56分 朝日新聞


 【大岩ゆり】東京電力福島第一原発事故の復旧作業で、最高1万1800ミリシーベルトの甲状腺被曝(ひばく)をした作業員がいたことがわかった。一般的に甲状腺がんのリスクが増えるとされる100ミリシーベルトを超えた作業員は少なくとも178人いた。東電はこれまで、作業員の甲状腺被曝の詳細を公表しておらず、世界保健機関(WHO)の求めに応じて報告していた。

 東電はWHOに対し、作業員のうち、全身の内部被曝線量が比較的高いと考えられ、甲状腺被曝線量検査を受けた社員や関連企業などの社員522人のデータを、年齢などの個人情報を除いて提供した。近く公表されるWHOの報告書によると、1万ミリシーベルト超は2人、1万〜2千が10人、2千〜1千が32人、1千〜500が50人、500〜200が69人、200〜100が15人いた。全身の場合1万ミリシーベルト超の被曝は致死的だが、甲状腺局所の被曝線量は影響が少なく、急性症状はほとんど起きない。

 東電によると、最高の1万1800ミリシーベルトの被曝は、30代の東電社員。全身の外部・内部被曝線量も最高の678.8ミリシーベルトだった。健康影響はこれまでみられず、原発以外の部署で働いているという。

 WHOは、年齢のデータが提供されていなかったため、事故当時20歳と40歳、60歳と想定して、広島・長崎の原爆のデータなどから、15年間と生涯で甲状腺がんになるリスクを評価した。この結果、最高の1万1800ミリシーベルトを被曝した作業員が20歳の想定だと、15年間に甲状腺がんになるリスクはもともとの0.02%が、被曝により0.67%へと33.5倍に増えると予測された。生涯では0.21%が3.8%へと17.9倍になった。

 40歳だとすれば、15年間のリスクは0.05%が0.36%と7.2倍に、生涯では0.19%が1.1%と5.8倍になるという。

 甲状腺の被曝線量が200ミリシーベルトの場合、20歳の作業員が35歳までに甲状腺がんになるリスクは0.03%へと55%増加、生涯では0.27%へ29%増加すると予測された。

 甲状腺の線量を公表していない理由について、東電は「全身の線量で健康管理している。甲状腺は、全身の被曝線量と違い被曝限度の基準もないため公表しなかった」と説明する。甲状腺の被曝線量の検査を受けた作業員のうち、関連会社の社員の大半にはまだ結果を通知していないという。

 広島大原爆放射線医科学研究所の細井義夫教授は「40歳以上でも被曝により甲状腺がんが増えると示唆する疫学研究がある。甲状腺被曝線量が100ミリシーベルト以上の人は、成人でも継続的な検査が必要だ。本人には線量をきちんと通知すべきだ」と話す。

■東電、ずさんな健康管理

 【佐藤純、大岩ゆり】東京電力福島第一原発では、昨年3月の事故後の被曝(ひばく)管理に問題があったことが次々と発覚している。世界保健機関(WHO)への報告で明らかになった高線量の甲状腺被曝が起きた事故直後は、とりわけ深刻な状態だった。事故から時間がたち、作業員への健康管理が不十分との指摘も出ている。

 東電から経済産業省への報告によると、全身で最高の678ミリシーベルトの被曝をした男性社員は昨年3月11日から5月にかけて、原発構内の中央制御室や1号機付近の屋外などで働いた。装着を指示されたマスクが、放射性ヨウ素を取り除けないタイプだった。眼鏡の上からマスクをしたため、顔との間にすき間ができ、放射性物質を体内に取り込んだ。しかも、甲状腺被曝を防ぐ安定ヨウ素剤の保管場所は、この社員がいた場所と離れており、必要なタイミングで服用できなかった。

 被曝線量の測定もずさんだった。東電は、社員だけでなく元請けや下請け作業員にも、警報付きの電子式個人線量計(APD)を貸し出したが、昨年3月中は全員にはAPDを持たせていなかった。このため、代表者しか持たせてもらえない作業班が続出。線量計が1個の班は、全員が同じ線量を記録された。こうした作業員が4割を占める。

 3月に作業した30歳代の男性作業員は「遠く離れた場所で待機していた人の低い線量が自分の線量にされてしまった。自分の正しい線量がいまだに分からない。一部の人だけに甲状腺の検査をやるのはおかしい」と首をかしげた。

 甲状腺の被曝線量について、東電は、関連企業の社員の大半にはまだ通知していない。国への届け出義務はなく、国も東電に対応を任せている。東電は全身に50ミリシーベルト以上被曝した作業員は、甲状腺の超音波検診も無料で受けられる態勢を整えつつあるという。ただし、この基準では、甲状腺に100ミリシーベルトを超えて被曝した作業員をすべてカバーできるわけではない。東電は「全身被曝の線量から甲状腺被曝線量を推計し、100ミリシーベルトを超える可能性の高い作業員が検査を受けられるようにしたい」と話した。

 作業員の被曝に詳しい村田三郎・阪南中央病院副院長は「全身の被曝線量が5ミリシーベルトでも甲状腺被曝線量が100ミリシーベルトの可能性もある。注意喚起のためにも甲状腺被曝の実態を公表して、今後の検診結果もきちんと公にすべきだ」と指摘する。

     ◇

 〈甲状腺被曝〉 甲状腺はヨウ素を取り込む性質があるため、放射性ヨウ素が体内に入ると甲状腺に集まる。全身と甲状腺で同じ1千ミリシーベルトを被曝した場合、全身の方が、甲状腺より健康影響が大きい。甲状腺に100ミリシーベルト以上浴びるとがんが増えるとされるが、チェルノブイリでは50ミリシーベルトの甲状腺被曝でもがんのリスクが上がるとの報告があった。WHOや国際原子力機関は防護剤を飲む目安を50ミリシーベルトにしている。


 

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コメント
 
01. 一人の怒れる男 2012年12月01日 09:29:39 : dsa9xe6o.DOS2 : lKioxIKw4Y
記事内容に関係なく、申し訳ありません。
大変重要な情報と思いますので、ここに貼り付けます。
「日暮里放射能測定所にっこり館」さん
http://www.bq-check.jp/
による、関東圏の最新の土壌調査結果です。

http://www.bq-check.jp/%E5%90%84%E5%9C%B0%E3%81%AE%E5%9C%9F%E5%A3%8C%E6%B8%AC%E5%AE%9A%E7%B5%90%E6%9E%9C/

現実を直視するのは辛いですが、ここから目を逸らすわけにはいきません。


02. デミトリー 2012年12月01日 10:47:40 : 2kYVIsTHbi0XM : Loj1plNNXQ
>>甲状腺は、全身の被曝線量と違い被曝限度の基準もないため公表しなかった

実効線量(放射線による全身の被曝)が1mSvなら、甲状腺の等価線量は組織荷重係数の0.04をかけて0.04mSv被曝しているということになる。
実効線量で年1mSvまでと安全レベルを規制してるのなら、いちいち書かなくても甲状腺の被曝は、というかその概念が安全を保障するのは甲状腺では0.04mSvまでということだよ。
これは、外部被曝として全身に放射線を浴びた時の話。

最後の段に〈甲状腺被曝〉という所がある。
「同じ1千ミリシーベルトを被曝した場合、全身の方が、甲状腺より健康影響が大きい」と書いてる。えっと思った人いるだろう。

シーベルトは、もともとグレイという単位で、放射線が物体を通過した時にその物体1s当りにどのくらいエネルギーを吸収させるか?というもので、1グレイならその物体1kg当たりに1ジュールのエネルギーを吸収させる放射線の量ということになる。
つまり、シーベルトは、例えば空間線量1mSv/時の所にいると、1時間で1kgあたり1mSv被曝するということだから、体重60sなら総量で60mSv全身で浴びたということを意味するのが科学の単位の扱いの基本だよ。説明してるの見たことないけど。
で、その内0.04(4%)が甲状腺への被曝になるというのだから、全身で60mSvの時に甲状腺は2.4mSvしか被曝してないのだから、全身に現れる被害の合計と甲状腺の被害を比べれば、甲状腺の方が軽いといえば軽い。
筋肉とかを甲状腺の大きさくらいに切り取って、それの被害と甲状腺の被害を比べれば、たぶんほとんど同じ。放射線は何に被害を与えるかなんて考えて行動したりしてはいないんだ。
ここまでは外部被曝の話。
例えば1万Bq内部被曝したとして、まんべんなく体中に散らばるなら、1kg当たり166Bqの被曝で、甲状腺は小さいから被害が少ないといえるんだろうけど、放射性物質は臓器に集まったりするからそうはならない。
ヨウ素は甲状腺に集まる。
甲状腺に仮に1万Bq集まるとすると、だいたい20gで1万Bqだから、1kg当り500万Bqの被曝になる。(実際に500万Bqあるんじゃなくて濃度だよ)
体全体に散らばれば166Bq/sの被曝が、甲状腺に集中することで500万Bq/sの被曝になる。約300倍。
体全体がなんとなく被害を受けても、体調悪くても生きていけるかもしれないけど、ある臓器が完全に機能を破壊されたら生きていけるのか?という問題は無視されて、同列に扱われている。
内部被曝ってのは、そういう怖さもある。

心疾患の問題で、セシウムが取りざたされるけど、取り込まれた放射性物質はなんにせよ集まる臓器に栄養素として運ばれるわけで、その間も放射線を出すのだから循環器系には重い負担になるのではないかと僕は思う。


03. 2012年12月01日 10:50:36 : vNyJBHjsyw
>装着を指示されたマスクが、放射性ヨウ素を取り除けないタイプだった。

放射性物質を取り扱う原発において、全く有り得ない事態と言える。
下のようなフィルター(Reactor)を装着したガスマスクは必需品だ。
http://www.draeger.com/media/10/02/72/10027223/x-plore_rd40_pi_9046752_en.pdf
たとえ、放射性ヨウ素が取り除けないタイプのガスマスクであっても、ヨウ素剤とセットにして常備していなければならない。

WHOの推計と直接的な比較検討はできないが、ウクライナ緊急事態省2011年度報告書によれば、1986〜87年の除染作業員の中で、事故後18〜21年の、2004〜2007年に甲状腺ガンを発症した人数は、299人。これは、予測された人数(53人)の5.64倍になる。《報告書112ページ》

1986〜87年に従事した除染作業者の外部被曝量の平均値(Average dose)と中央値(Median dose)は、1986年で、105mGyと82mGy、1987年で 78mGyと46mGyである。《報告書87ページ》

>東電によると、最高の1万1800ミリシーベルトの被曝は、30代の東電社員。全身の外部・内部被曝線量も最高の678.8ミリシーベルトだった。健康影響はこれまでみられず、原発以外の部署で働いているという。

何らかの急性被曝症状も示さずに、継続的に元気で働いているとは、とうてい信じられない。

チェルノブイリ原発事故において、グレード1(弱い被曝、具体的には吐き気、嘔吐、下痢症状)の急性被曝症を示したのは、38人。被曝量は100〜3300ミリシーベルトだった。
http://www.cairnsanaes.org/downloads-2/files/Belyi.pdf

このグレード1の患者は、2010年度までに8人が死亡している。《報告書149ページ》


04. 2012年12月01日 11:10:51 : cJza5J1QOQ
雨上がり宮迫が12月から長期休養 胃に重い疾患で手術へ

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/yoshimoto/?1354309658

胃に重い疾患って一体何でしょうね…?

これでも放射能の影響かもしれない…かもしれない…かもしれない…
そう思うしかありませんが、結局汚染事故なんてこれからも一生そう言い続けるしかないんでしょうね…

しかし、>>01氏が示すように汚染地帯はまばら…


運が悪い人はいつでも大量被爆する可能性があるという事…

ゴールデンボンバーもこれからという時に喉の不調で休養というし…

これからますます芸能人の病気のニュースは目立ってくるんだろうな…

TOKIOなんて…


05. デミトリー 2012年12月01日 14:18:20 : 2kYVIsTHbi0XM : Loj1plNNXQ
>>2の続き

>>東電によると、最高の1万1800ミリシーベルトの被曝は、30代の東電社員。全身の外部・内部被曝線量も最高の678.8ミリシーベルトだった。健康影響はこれまでみられず、原発以外の部署で働いているという。

適当な書き方で判断に必要な情報が足りないんだけど、これを見て僕が考えるのは、
1、全身で680mSvの被曝
2、組織荷重係数を使うと(×0.04)、約27mSv甲状腺が被曝。
3、甲状腺20gとした時に、1kg当りに換算すると13500mSv。
4、だいたい11800mSvに近くなるから、そういう計算なんだろうなぁ。
5、内部被曝の影響が1700mSvとして出てるとも考えられるけど、ずいぶ
  ん過小評価だしなぁ。
6、内部被曝とは言ってるけど、内部被曝の検査にはなっていないな。空間線量
  から出した被曝量を計算しただけだろう。
7、仮に2の27mSvの被曝が内部被曝だったとして、経口摂取の換算は成人で
  1Bq=0.000016mSvだから、17,312,500Bqの内部被曝
  か。1秒間あたり1700万発の放射線が小さい甲状腺を攻撃していたという
  ことだね。
8、濃度比較の為に1kg当りに直すと、20gで17,312,500Bqだから、
  1kg当たりは、8,656,250,000Bqになるな。
  食品基準には、該当しない。
9、27mSvが、外部被曝から甲状腺が受けたものだけだと考えたら、内部被曝
  は4倍だから(自然放射線の大地の汚れ具合から受ける外部被曝量と大地の汚
  れ具合から食物や空気に移行して体内に入る内部被曝の量の比率)線量もBq  も4倍になる。
10、自然放射線の平均2.4mSv(ポロニウムの加算で日本もほぼ平均レベル   になった)だと、甲状腺はおよそ0.1mSvの被曝だから、甲状腺の被曝
   の27mSvは、270倍だから被害を受ける確率も270倍になる。
11、>>15年間に甲状腺がんになるリスクはもともとの0.02%が、被曝によ
   り0.67%へと33.5倍に増えると予測された。
   0.02%が正しいとして(何の数字かわかんない)、270倍だから5
   .4%。10がもし考えたとおりなら1350倍になるから、27%。
11-2 http://www.enup2.jp/newpage3.html
    甲状腺癌の発生は成人で10万人当り年間1.5人と書いてる。
    15年間のリスクの話なので、×15年分=22.5人。
    1万人当りにすると2.25人だから、まぁ0.02%ということかな。
11-3 10万人同じ被曝したとすると、270倍なら5400人
    1350倍なら、27000人。
    自然発生で2人のところが。5398人か26998人は、東電が癌にす    る人たちだな。65%〜85%くらいの甲状腺癌は治るらしい。といっ
    ても術後の苦しい闘病生活はあるが。
    5400人の内810人〜1890人は治らない。
    27000人の内4050人〜9450人は治らない。
    東電が殺害する人たちの数だ。
12 11は、原発作業員の最も被曝した人の話での推計人数なので、正しいとは   言えない。
   原発作業員としてある程度事態を把握した上での被曝と何も知らされず日常
   生活を続けた人たち、どっちが多く被曝したかはなんともいえない。
   東電社員だと書いてるから、対策をしたうえでの被爆だと思うけし、
   完全防護で現地の汚染を測りに行った人たちの動画で、のんきに自転車乗っ
   てるおじいさんとか写っていたからなぁ。  
13、甲状腺への被曝が100mSvを超えると癌のリスクが増える?何のことを   言ってるんだろうな?
   s当り100mSvだろうから、甲状腺20gとしては0.2mSv、大丈
   夫そうな話が、グッと怖くなる。経口の内部被曝に換算すると、12500
   Bq。
   外部被曝だけで甲状腺が0.2mSvとすると、全身では20mSvの被曝
   になる。いつだかの学校の大丈夫な基準とぴったり合う。怪しいね。
14、13のとおり、空間線量で20mSvまでは大丈夫かというと内部被曝があ
   るから外部:内部=1:4で空間線量は5分の1の4mSv/年ということ
   になる。時間当たりに直すと、0.46μSv。この数字は、ヨウ素を内部
   被曝しなくても外部被曝から甲状腺が影響を受ける数字だよ。
15、彼らの基準数字を使ってもこのくらいにしかならないという。


06. 2012年12月01日 16:45:20 : lMcuByFbhg
死んでるんじゃない?その作業員。生きてるなら実名だせよ。それか架空の話か?

07. taked4700 2012年12月01日 18:58:10 : 9XFNe/BiX575U : gMFrs9ulqI
>>02

>実効線量(放射線による全身の被曝)が1mSvなら、甲状腺の等価線量は組織荷重係数の0.04をかけて0.04mSv被曝しているということになる。

>最高1万1800ミリシーベルトの甲状腺被曝(ひばく)をした作業員がいたことがわかった

>全身で最高の678ミリシーベルトの被曝をした男性社員は昨年3月11日から5月にかけて、原発構内の中央制御室や1号機付近の屋外などで働いた。装着を指示されたマスクが、放射性ヨウ素を取り除けないタイプだった。

何か、実際に何を言おうとしているのかよく分からない記事ですね。甲状腺に1万1800ミリシーベルトの被ばくをしたなら、全身では25倍してざっと25万ミリシーベルトの被ばくとなる。これは250シーベルトだ。10シーベルトでも即死だからありえない数値だ。つまり、マスクの関係でヨウ素だけを吸い込んだという言い訳をしたいわけで、そのために全身で678ミリシーベルトの被ばくをした男性がヨウ素を取り除けないものを使っていた書いたのだろう。これらはすべてでたらめで、もし書くなら、ヨウ素を取り除けないタイプのマスクを何人が使っていて、彼らのうち何人がどの程度の甲状腺被ばくをしたかというような記事でないとおかしい。

多分、福島での甲状腺検査の説明会の都合でこんなバカな記事を書かせているのだろう。東電もWHOもどうしようもない。


08. 2012年12月01日 21:39:22 : 3guIcf6ByA
「シーベルト」のインタゲだな、これは。

今のうちから、「ミリ」や「無印」シーベルトに慣らしておく
魂胆かもしれない。


09. デミトリー 2012年12月03日 10:37:41 : 2kYVIsTHbi0XM : LsTaKhrZJ6
>>2
>>5
とんでもない計算違いをしている。申し訳ない。
甲状腺20gを1kgに換算するのに、50倍の所を500倍している。
50倍にすると1350mSvで、11800mSvには程遠い。
なので結論が全然間違ってる。(結論と言うほどのことじゃないけど)

甲状腺は成人で15g〜20gと言われていて、500倍だと2gになってしまう。新生児くらいの大きさだ。


10. 2012年12月03日 18:41:20 : iBSa8svTuY
1万2千ミリシーベルトって12シーベルトでしょ。
これでなんともないっておかしくないか?即効性の症状でるはずだけどな。
JOC事故レベルじゃないのか?

11. デミトリー 2012年12月04日 17:57:31 : 2kYVIsTHbi0XM : 1BG4QjhS4U
同じ文字の単位を使いまわして、考えないと比較できないようにしてるんだと思うよ。そして、見た目同じ単位を並べてここが危険ラインだけどこんなに少ないでしょ?という言い方をずっとしてきていた。

WHOに報告するのに、そういうのは通用しないからしっかり単位をあわせた数値を使ったんだと思うけど、それを記者が見つけて、理解してないでただ書いた、という風に見えるけど。

間違えたから考え直してるけど、よくわからないんだよね。

12000mSvは、20gの甲状腺の特に内部被曝量を、甲状腺1s当りに変換した数値だと思う。架空の数字だよ。全体の被曝量より大きくなるわけがないから。
もし甲状腺の大きさが1kgあったらこのくらい被曝してるに違いないという。実際20gの甲状腺の被曝量に換算すると(50分の1)甲状腺全体で240mSvくらいになる。
もしこれが、ヨウ素の内部被曝だけで体のほかの部分は被曝していないなら、甲状腺1kg12000mSvの甲状腺全体の被曝は、実際の甲状腺の大きさ20gでは240mSvという実際の被曝量に換算されて、他の被曝がないなら体全体で240mSvとみなして、体重60sで240mSvの被曝なら、体重1kg当りの被曝量は60分の1の4mSvとなる。4mSvなら大丈夫と言う。
説明してないだけで、嘘ではないという数字なんだよ。たぶん、12000mSvというような計算は、日本人向けには見せないようにしていた部分なんだよ。

ICRPの公衆被曝限度年1mSvなんていう数字は、規制する為のものだから比較できないと意味がない。だから、s当りのSvという数字にしてあると思う。体全体で何mSvとか決めても体重ばらばらなら、一つの数字が出ないから。
僕は60sだから、年60mSvが規制値で、子供は30sだから年30mSvまで。さぁ、企業の方、僕には60mSv、子供には30mSvを被曝させないように気をつけてくださいとは言いにくい。人はもっとたくさんいるんだし。

なので、逆三角の絵、医療被曝はこの辺で、飛行機はここで、4Svで半分死ぬ線ですよみたいな絵、見たことあると思うけど、ああいうのも体重s当りでついてると思う。
JCOとの比較をするなら、あの時の人が20Svくらい浴びたと推定されてる。
体重s当り(s当りというのは単位に内包されてるので、ほんとはいちいち書かない)20Svなら、組織荷重係数から甲状腺は体重s当り0.8Sv被曝していることになる。そうすると、体重60sなら甲状腺全体で48Sv(20Sv×60s=1200Svの内の4%)浴びてることになって、甲状腺は20gだから、甲状腺1kg当たり2400Sv!(1200Svしか浴びていないのに!)ということだと思うんだよね。2400と12だから死んでないと思う。

とにかくSvというのは、/時/分/秒とか省略してわからなかったり、中に隠れている/s、そのsが何に対してのsなのかとか、訳がわからなくなる。
比較できる数字同士か気を使わないと。

後よくわからないけど
甲状腺が100mSvを超えると癌が増えるとよく言ってる。
この100mSvがなんなのか?
甲状腺1kg当りの被曝量が100mSvなら12000mSvと比較して考えなきゃならないし、
実際の甲状腺20gの被曝量が100mSvなら、12000mSvの50分の1の240mSvと比較しなきゃならないし。
甲状腺の大きさは個人で違うから、上の様に単位あたりで言ってると思うけど。
甲状腺1kgあたり100mSvが、癌が増加するラインだとして、20g当りにすると2mSv。
外部被曝だけでそこに到達するには年間50mSv被曝するの空間線量のところいると届く(組織荷重係数から逆算)。外部被曝で甲状腺癌になるか?というと結構大丈夫そうに見える。
だけどヨウ素の内部被曝なら、経口だけだと9万Bqくらい、吸入だけだと27万Bqで届く(預託線量の計算で)。
事故直後の空気中のヨウ素濃度想像できる人は、甲状腺の100mSvは冗談ではない低い数字だとわかるはず。
それを年間1mSvの基準値となんとなく比較しちゃうから、なんとなく安全そうに見える。
ヨウ素は1gで、4600000000000000Bqだから、
27万Bqというのは、170億分の1グラムくらいだよ。そこにあれば一瞬で吸える量。ここまでは大丈夫と言う数字じゃなくて、ちょっと油断すると一瞬で終わる量だと、僕は思うけど。
その量で癌が増え始める。初めから、まだ大丈夫と言う立ち位置にいる人はいないラインだよ、これは。

ICRPの被曝限度年間1mSvだ、いや100mSvまで大丈夫というのも、
ちゃんと単位あわせて言ってんのかな?と。
体全体の被曝量と1kg当りの被曝量を確認しないで、過去の実験や統計を使うと、
例えば100mSvまでは大丈夫という実験があって、実は体全体の被曝量でしたということだと、空間線量年1mSvでも100sの人は100mSv被曝するんだから、そりゃそうだということでしかないんだよ。空間線量の基準で言えば、その結果は年1mSvを肯定していて、空間線量の年100mSvのことは言っていないという。
マウスなんかの実験の体重と被曝量の換算とか、外部被曝的な実験でマウスには問題ないから人間は大丈夫とか、内部被曝的な実験でマウスではこんな被害が出たけど人間では出たことありませんとか言ってるのを見ると、あ、換算おかしいんじゃないかな?と思う。
放射線は、言ってしまえば物理的な破壊光線だから、相手や場所を選ぶような結果なら何かおかしいよ、人間の解釈の方が。



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