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落ち葉をつめる子供
2012.11.30 Friday
同じ業界の末席にいながらたまげることの多い最近のマスコミ報道です。
今日も読売新聞を読んでいて、椅子からずり落ちそうになりました。
昔からすごい新聞だと思っていましたが、こりゃ新聞ではなくて新聞紙ですね。
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民・自は対決鮮明、維新に曖昧さ…政策出そろう
日本維新の会(代表・石原慎太郎前東京都知事)が29日、衆院選(12月4日公示―16日投開票)の政権公約を発表し、民主、自民と合わせた主要3党の政策が出そろった。
民自両党は、争点化が予想されるエネルギーや金融政策などで互いに違いを打ち出し、対決色を鮮明にしている。維新の会は、石原氏が率いた太陽の党との合流の影響で、原発政策などに曖昧さを残した。
3党の政権公約はいずれも、社会保障、経済財政、エネルギーなど日本が直面する喫緊の課題に力点を置いた。(2012年11月30日07時12分 読売新聞)
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主要3党って、どこって思ったら、なんと民主と自民と維新だそうです。
何を根拠に維新が「主要」に入るんだ?
じゃぁ「立ち上がれ」の時に主要政党扱いしていましたか?
現時点での数でいったら「未来」じゃないですか?
政権の枠組みでいったら「公明」じゃないですか?
これは読売新聞が次の選挙で「主要になってほしい3党」って意味ですか?
だったらそう書くべきです。
明らかにミスリードしていると思います。
さて、今日書きたかったのは先日、福島で聞いた話です。
福島は今も放射線量が高いところがあり、公園で遊んでいる子供たちはほとんどいません。
そういった状況なので「保養」といって1週間とか1ヶ月とか放射能の心配のない地域で過ごすというプログラムがありました。
去年の秋、僕の知人が幼稚園児たちを保養に連れて行きました。
1週間の保養だったそうです。
最終日に一人の子供が落ち葉をリュックサックに詰め込んでいました。
何に使うんだろうと思って彼は子供に聞きました。
「落ち葉、どうするの?」
「福島では落ち葉に触れないから、お友達に持っていってあげるの」
今年の4月から福島では「保養」対する補助金を出さなくなりました。
福島は「安全」だからだそうです。
でも、今年も子供たちは落ち葉には触れません。
「安全だ、安全だ」と安全を無理強いして、浮いたお金を公安調査庁の車両にまわす政治なのか
それとも一人一人の声に耳を傾け、「安全」だけでなく、「安心」のためにお金を使う政治なのか。
今回の選挙、そういう視点でも考えようと思います。
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