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10党党首 初の論戦 「脱原発」で直接対決(東京新聞:核心)
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/114.html
投稿者 みょん 日時 2012 年 11 月 30 日 09:18:24: 7lOHRJeYvJalE
 

10党党首 初の論戦 「脱原発」で直接対決
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2012113002000139.html
2012年11月30日 東京新聞[核心]


衆院選で候補者を擁立する12の政党のうち10の党首が29日、討論を行った。野田佳彦首相(民主党代表)と自民党の安倍晋三総裁をはじめ、各党の党首が直接論戦をするのは衆院解散後初めてだ。「卒原発」を旗印に結党を宣言した日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事にとっては討論デビューの舞台。この日集まった党首の討論で、最も熱い議論が展開された衆院選の原発政策に焦点をあてて分析する。 (衆院選取材班)


◆初陣

討論会の冒頭、出席した10党の党首に2分間ずつ与えられた自由発言の時間。原発に触れたのは嘉田氏、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首、新党大地の鈴木宗男代表の4氏。いずれも脱原発を前面にした党。脱原発を強く求める世論を意識して「先手」を打った形だ。

討論の初舞台に立った嘉田氏は、東京電力福島第一原発事故について「日本の美しい水や緑、ふるさとをこわした」と強調。「原発から卒業する確実なプログラムを出す」と訴えた。

志位氏は「原発即時ゼロを提案し行動している」と主張。福島氏は「衆院選の大きなテーマは3つだ。その1つが原発だ」と力説した。鈴木氏も、自身が得意とするロシア外交を生かしてサハリンの天然ガスを確保するとの持論を展開し、原発ゼロを訴えた。

◆激論

後半、原発をテーマにした討論になると論戦が一気にヒートアップした。

嘉田氏は、ドイツが原発ゼロ実現に向けた歩みを進めていることを紹介。「カリキュラムを準備し、10年後を目指して原発から卒業する」と卒原発への道筋を語った。

これに対し安倍氏は「言葉遊びではない。どの党が真面目に原発を考えているかで評価してほしい」と語気を強めて反論。多くの党が脱原発を主張する中で当面の原発維持を前提とする自民党は「少数派」だが、安倍氏は原発が日本経済を成長させてきたと考えている。「電力で経済成長し社会保障の費用を賄っている。雇用があるのもエネルギーがあってこそだ」と強調した。

だが、長年続いた自民党政権の政策が原発事故につながったことは否めない。福島氏は「16万人が避難をしないといけなくなっている。原発を40年間、政官業癒着で推進してきた責任をどう考えるのか」と自民党を追及。返す刀で野田首相にも関西電力大飯原発(福井県おおい町)が活断層の危険性があることを指摘。「今やるべきことがある」と2030年代ゼロを言う前に大飯原発停止が先決だと、迫った。

首相は「原発に依存しない社会をつくってほしいというのが国民の覚悟だ。着実に脱原発に進んでいきたい」と応じたが、大飯停止には口をつぐんだ。

公明党の山口那津男代表は「原発依存しない社会を目指す。火力発電の効率的普及を図る」と発言。みんなの党の渡辺喜美代表は「経済成長と両立する脱原発」という持論を展開した。新党日本の田中康夫代表は「再稼働しなければ即時脱原発だ。火力と水力でまかなえる」と力説した。

国民新党の自見庄三郎代表は1時間半の討論の中で、原発政策についての目立った発言はなかった。日本維新の会の石原慎太郎代表、新党改革のます舛添要一代表は、この日の討論に出席しなかった。


[衆院選に立候補する各党の原発政策]

民主党              2030年代にゼロ
自民党              10年以内に電源構成のベストミックスを確立
日本未来の党          2022年にゼロ
公明党              1年でも5年でも10年でも早くゼロ
日本維新の会(出席せず) 2030年代までにフェードアウトする
共産党              即時ゼロ
みんなの党            2020年代にゼロ
社民党               直ちにゼロ
国民新党             当面維持しつつ、依存度を減らす
新党大地             代替エネルギー推進で脱原発
新党日本             10年以内に全原発廃炉
新党改革(出席せず)     原発に依存しない社会の構築


[「1対1」は実現せず]

インターネット動画中継サイト「ニコニコ動画(ニコ動)」で29日に行われた10党の党首による討論会では野田佳彦首相(民主党代表)が強く呼び掛けていた自民党の安倍晋三総裁との1対1の対決は実現しなかった。

党首討論は民主党側が24日、安倍氏に提案した。首相は衆院解散を表明した14日の党首討論で、解散に応じる代わりに、国会議員の定数削減法案に賛成するよう迫った。

その後、各種世論調査で内閣支持率がやや上向いたことで、首相の論戦力を示せると考えたようだ。

安倍氏は29日午後8時からのニコ動の討論会なら応じる意向を示した。もともと、ニコ動が同日、各党の党首が一堂に会する形での討論会を予定していたため、安倍氏はその場で「1対1」に応じる考えだった。

公開の場での論戦を望む首相は難色を示したが、最終的には応じた。しかし、10党もの党首が参加表明したことから野田、安倍両氏だけに時間を割くことができず、両氏だけの対決は実現しなかった。
 

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コメント
 
01. 2012年11月30日 10:00:53 : MDURCTUJ7k
原発については、民主、自民はきれいごとにしか聞こえません。

新党日本の田中康夫氏の発言に共感できました。

共産党と社民党は舌鋒鋭いけれど、国会の論戦のようで、有権者に政策を伝えるという趣旨から離れ、それが退屈に感じました。

期待の未来の党の嘉田知事の人柄はよかったけれど、最後に小沢氏云々は不必要だったんじゃないでしょうか?debateは、ある意味、肉食系にならないと。嘉田知事は緩急をつけることで人気を得られると思います。そして、それならば、小沢氏はこの選挙に勝利した暁の自らのポジションを有権者に伝えておくべきだと思いました。

それにしても、
原子力ムラの組織立ったコメントの書き込みがすごいですね。
“安倍さん好き〜”、なんてあり得へんやろ!


02. 2012年11月30日 17:42:21 : FIMKe8QRFT
維新の党首は参加すら出来なかった。もう年なので1時間半も足っていられない。

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