13. taked4700 2012年12月01日 18:28:24
: 9XFNe/BiX575U
: gMFrs9ulqI
>>12>それでも原発よりはずっと良い >と言った覚悟の上で推進すべきです。 太陽光や風力はそうでしょうが、地熱は安定した電力供給が実現できます。 地熱であれば産業用電力としても使うことができます。それだけ1箇所で発電できる電力量が大きいのです。 ちょっとした学校の校庭ぐらいの広さで3万キロワットの地熱発電ができます。しかも、稼働率は定期点検の期間を考慮しても70%以上となります。原発稼働率は日本の場合定期点検の期間を考慮していません。つまり、13か月に2か月程度の定期点検をしていますが、それを考慮せずに稼働率を計算しています。また、太陽光や風力もそのはずです。「そのはずです」と書くのは、定期点検ということ自体がまだ実現されていない様子で、実際に定期点検をするとするとどの程度の期間が必要とされるのかまだ決まっていない様子だからです。 なお、太陽光で上の記事にあるように200メガワット、20万キロワットは3万キロワットの地熱発電の約7倍あるように見えますが実際は違います。 実際の稼働率は12%程度が定期点検などを考慮しない数値ですから、実際にどの程度送電できるかを別にして単に発電量だけを考えても2万キロワット程度のものなのです。 このことを、下の引用記事のように「年間発電量は一般家庭2万2000世帯分に相当するという」としてしまうのは多少の誤解を招くと思います。 一般家庭の年間消費電力量を一番下の引用記事から、150キロワット*24時間*365日*0.7(稼働率)/50世帯 で計算すると、18 396キロワット時となります。 一応のこの電力量を一般世帯の年間消費電力量と仮定すると、「年間発電量は一般家庭2万2000世帯分に相当する」ためには、実質 18 396 * 22 000 = 404712000 つまり、4億471万2千キロワット時の発電量があったということになります。 この発電量を20万キロワットのメガソーラーで実現するためにはどの程度の稼働率であったかを計算してみましょう。 200000キロワット*24時間*365日で稼働率100%とした場合の年間の発電量が出ます。この値は17億5千2百万キロワット時となります。これが4億471万2千キロワット時となるのですから、その稼働率は4億471万2千キロワット時/17億5千2百万キロワット時 で求められます。これを計算すると0.231となり、なんと23%にもなります。 いろいろな報道自体があまり検証をしないで行われているのだと思います。 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120731/biz12073114500006-n1.htm 京セラ、IHIなど7社、鹿児島市にメガソーラー建設へ 2012.7.31 14:49 京セラは31日、IHIやKDDIなど計6社と共同出資し、鹿児島市七ツ島に建設予定の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の運営する事業会社「鹿児島メガソーラー発電」を設立したと発表した。
建設予定のメガソーラーは、出力が国内最大級となる70メガ(1メガは100万)ワットで、九州電力へ電力を供給。年間発電量は一般家庭2万2000世帯分に相当するという。 投資額は約270億円で、9月に着工し、来年秋ごろの完成を目指す。 ********************************* http://www.nikkei.com/article/DGXNASJC3001N_Q1A830C1LX0000/ 温泉地熱発電、鹿児島で実験 九電と川重 2011/8/31 1:00 記事保存 九州電力と川崎重工業は30日、地熱発電の山川発電所(鹿児島県指宿市、出力3万キロワット)の構内で、温泉を利用した地熱発電(地熱バイナリー発電)の小規模プラントの実証実験を始めると発表した。温泉が出る離島での活用を見込む。
プラントは出力250キロワット。自家消費する電力を除くと150キロワット程度の出力となり、一般家庭約50世帯分の電力をまかなえる。温泉の熱水が持つ熱エネルギーを沸点がセ氏34度と低い代替フロンに伝えて気化させ、発電タービンを回す。 来年3月に試運転を開始、2013年度末まで実験を続ける。その後、鹿児島県の悪石島など6島で導入をめざす。 九電は大分県九重町に出力2000キロワットの地熱バイナリー発電所を保有している。
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