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2012年11月28日
衆院選(12月4日公示―16日投開票)で、民主、自民の2大政党への対抗を目指す「第3極」勢力が27日、3分化する方向となった。「国民の生活が第一」(小沢一郎代表)、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(山田正彦、河村たかし共同代表)は、脱原発を主張する滋賀県の嘉田かだ由紀子知事(62)を代表とする新党に合流する方針を表明した。党名は「日本にっぽん未来の党」とする。一方、日本維新の会と、みんなの党は、合流見送りが決まった。第3極勢力は、脱原発勢力の「未来」を加えた3党を軸とした構図になろうとしている。
嘉田氏は27日、NPO法人・環境エネルギー政策研究所の飯田哲也てつなり所長(53)と大津市で記者会見し、「多くの仲間たちと新しい党を作る。国民の政治への信頼を取り戻す」と述べ、新党「日本未来の党」の結成を表明した。
嘉田氏は衆院選には立候補せず、知事を続けながら代表に就任するとした。「卒原発」と称し、代替エネルギーの開発などを進めながら段階的に全原発の廃炉を目指すことや、消費増税前に税金の無駄遣いを排除することなど、6項目の主要政策を掲げた。飯田氏は代表代行に就き、新党賛同者には民主党の有力支援者で小沢氏とも関係が深い稲盛和夫・京セラ名誉会長らが名前を連ねた。
「生活」と「脱原発」は27日、それぞれ「未来」への合流を決めた。「みどりの風」(共同代表・谷岡郁子参院議員ら)は、所属する前衆院議員3人を合流させることにした。谷岡氏らは党を存続させ、残る参院議員4人で活動する。社民党に離党届を提出していた阿部知子前衆院議員も「未来」への参加を表明した。
予定通りに運べば「未来」は前衆院議員61人、参院議員12人の勢力となる。これを受け、嘉田氏は27日夜、政党設立を28日にも届け出る方針を明らかにした。衆院選の候補擁立については、「100人くらいはほしい」と語った。
社民党の福島党首は記者会見で「脱原発をともに目指す立場なので連携していきたい」と述べ、選挙協力などに意欲を示した。
維新・みんな 合流断念
一方、みんなの党の渡辺代表は27日、維新の会代表代行の橋下徹大阪市長に対し、衆院選前の合流は困難との考えを伝えた。これを受け、維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は、合流を見送る意向を表明した。
渡辺氏は同日、栃木県大田原市で記者団に「選挙のための合流は政治不信を招く。橋下氏には電話で話をさせてもらった」と語った。橋下氏が石原慎太郎前東京都知事率いる太陽の党と合流したことへの反発が原因とみられる。
みんなの党は、衆院小選挙区で維新の会との候補者競合を避けたい考えだが、合流が不調に終わったことで維新の会側は調整に否定的だ。ただ、両党で候補者が競合しない選挙区については、互いの候補を推薦する案が出ている。
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