http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/886.html
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◆「政府がコメの出荷制限を指示 福島の旧立子山村・川俣の旧飯坂村」
http://www.minpo.jp/news/detail/201211275112……こんな汚染地帯で米作やらせてきたんだと、怒りながら記事を読み進めて、最後の文節で眼が点になった。
眼が点になった最終文節:「県と両市町がそれぞれ、地域内の作付面積や収穫量などを盛り込んだ管理計画を策定し、その管理計画に基づいて全袋検査を実施し、基準値以下であれば出荷できる」福島民報
政府は自治体に対してベクレル管理計画を策定せよと命じている。その管理計画は99ベクレル以下になるようにする「除染や吸収抑制対策」である。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/kome_seisan_qa.html
農水省の指示する水田除染とは「Q18:深耕ロータリーを用いることにより、作土層(15cm程度)の放射性セシウムを30cm程度の層に攪拌すること」であり、吸収抑制対策とは「交換性カリウム含量が25mg/100g程度になるようカリ肥料を施用」
深耕は水田の放射性物質を固定し、未来永劫にわたって微量放射性物質を含んだコメを国民に摂取させることになる。その健康被害は「誤魔化せる」と犯罪的な確信を持っている。
また、カリ肥料の施用もぎりぎり100ベクレル未満を実現するだけで、これは高濃度汚染米を国民に摂取させるという最悪行政で犯罪的である。
このような科学的疑問は100ベクレルという国民の健康を無視した賠償費の極小化しか念頭にない非人道的な政府の態度からくる。
非人道的な政府であるから、ベクレル管理計画の“命令”と“官僚の裁量権”を露骨で高飛車に表明しているとおもう。こうなった犯罪者であるという意識が皆無だ。
こんな官僚を放置すれば、何度も人災を発生させるだろう。何事を成すに場合も官僚は、最初に自分らの犯罪を謝罪し、官僚が受ける罰を告白し、しかし官僚個々人が全ての賠償を出来るわけではないから、国民に被害を及ぼすことを謝罪したうえで、「お願い事」として発言すべきだ。
◆いつの頃からか、官僚だけではなく大企業の管理職も高飛車な人間ばかりが出世するようになった。高飛車な人間は責任感が殆どない。そんな自分の態度を良くないと感じる感性も無い。
そういう日本全体の風潮がTMIメルトダウン事故後の安全対策を完全に無視させ、30基を超える原発を乱造させた。その報いがこともあろうに1億国民の身の上に降りかかっている。
彼等は3.11以後、「あらゆることを想定して万全の対策をうった」と事あるごとに主張する。
内部被曝の被害調査から逃げてきた過去の意識的サボタージュの犯罪性を、とりあえず今責任を取らせることを棚上げするとしても、官僚どもにもわからない内部被曝なのに、何故100ベクレルで安全を保証するのか。
『万全の対策』には『福島県の50km圏内全域を放棄し無住の土地とする。そのために、西日本に福島の市町村単位で永久移住地を建設することが含まれねばならない。それを回避することだけが官僚どもの基本方針であるなら、かれらは二度目の犯罪をすでに犯している。
◆犯罪を反省しない。犯した犯罪を隠蔽するために、次の犯罪を上塗りする。今の官僚がやっていることは、犯罪が重層化して堆積した国作りと言える。これのどこに青年の希望があるというのか。
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- 追記 SukiyakiSong 2012/11/28 09:56:44
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