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2012年11月19日午後7時51分
関西電力は19日、福井県内の美浜原発1、3号機、高浜原発1号機、大飯原発1号機の原子炉内にある核燃料を取り出し、使用済み燃料プールで保管すると発表した。現状では再稼働の見通しが立たず、保守管理業務を効率化するためだが、燃料を長期間装荷し、運転せずに取り出した例はないという。21日から順次作業に入り、4基全てが終了するのは来年2月の予定。
東京電力福島第1原発事故以降、定期検査に入ったまま停止している原発の再稼働の条件として国は昨年7月、ストレステストの実施を打ち出した。今回核燃料を取り出す4基と運転中の大飯3、4号機を除いた関電の残り5基は、同月以降に定検入りし、国によるストレステストの評価が終わっていないため、原子炉に燃料を装荷しない。
関電によると、燃料を取り出す4基は、原子炉に燃料が入っていないプラントに比べ、多くの機器を運転し、管理する箇所や監視項目も増えるという。
原子力規制委員会は、福島の事故の知見を踏まえた安全基準を来年7月までに策定する。関電は少なくとも年度内は再稼働できないと判断。燃料監視を効率化し、運転員の負担を軽減するため、燃料を使用済み燃料プールに移すことを決めた。
燃料集合体は美浜1号機に121体、同3号機に157体、高浜1号機に157体、大飯1号機では193体が、1年5カ月から1年9カ月にわたり、装荷されたままとなっている。大飯1号機は昨年3月から4カ月間調整運転したが、トラブルで原子炉を手動停止した。いずれも長期の装荷による燃料の劣化はないという。
美浜3号機と高浜1号機は11月中に燃料取り扱い装置の点検などを始め、年内に取り出し作業を終える。大飯1号機は来年1月、美浜1号機は2月に作業が完了する予定。
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