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大飯原発の地質調査で、『活断層か地滑りか、専門家の意見が分かれる』
というまとめ方がされて、大手メディアでは報道されている。
しかし、『活断層か地滑りか、専門家の意見が分かれる』
という内容を一皮むいてみれば、
地滑り説は、海側から山側へと“滑り上がる”というものだ。
ど素人の私が考えても、“フツー”じゃないだろうことは直ぐに理解できる。
地滑りとは、“滑り上がる”のではなく、“滑り落ちる”ものだということを。
重力があるのだから、自らの重みで、自然の摂理により、“滑り落ちる”
もちろん、“他に力が働かなければ”という<条件>はつくだろう。
自重で“滑り落ちる”よりも、より大きな力が、
逆方向のベクトルで働けばという<条件>下においてなら、
“滑り上がる”ということも“無くはない”のだろう。
まあそんな“稀少”な現象がないとまで
ど素人の私が断言できるわけもない。
しかし、“特殊・稀少”であろうことくらいは理解できる。
だから、“特殊・稀少”な例外を除けば、
海側から山側へと“滑り上がる”ことは、『フツーには考えられない』
大飯原発:地滑り説の虚構:海側から山側へ"滑り上がる"?!
http://www.youtube.com/watch?v=5QeS_hWfurY
仮に地滑りが起きたとすると、
海側である右側が下がるはずだが、実際は逆に上がっている。
「地滑りですという説明もありましたが、これはほとんど不可能。
海から山へ地滑りが起こることはあり得ませんので、これは無しだと」
「海から山に地すべりが起こるということは、ちょっと考えにくい。
低い海の方から高い山の方に地すべりが起こるわけはない。
動きが逆なので、これを簡単に地すべりで説明するのは無理だろう」
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大飯原発:地滑り説の虚構・緊急用取水路と非常用ディーゼル発電機の脆弱性:小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=yXufH8Uo-AM
小出裕章
「非常用ディーゼル発電機というものも巨大な発電機です。
それを動かすためには発電機そのものを冷却しないと動かないのです。
そのディーゼル発電機を冷却するための水も
またそこ(緊急用取水路)から供給されているのです。
その水がなくなってしまえばディーゼル発電機を起動することができない
つまり電気が供給できないということになってしまうのです」
山を切り開いて建設した大飯原発は、
狭い敷地内に建物がぎっしりと詰め込まれている。
大飯原発の敷地の映像と比べれば、福島第一原発の敷地の映像を見ると、
非常に“ゆったりしている”“余裕がある”と感じられる。
つまり大飯原発の敷地は余りにも狭くて、余裕がなさすぎる。
震災時に、あの巨大な崖が崩れたら、一体どうなるんだろうか。
福島第一原発の震災時がそうであったように
瓦礫が散乱し車両が直ぐには入れない可能性は高い。
急斜面の巨大な崖の真下の狭い一歩道に非常用電源車両が置かれていて、
震災時に崖崩れで使い物にならないという可能性もある。
そもそもアクセス道路が一本しかなく、トンネルを通るのだが、
震災時には外部とのアクセスが途絶する可能性は高い。
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「我々に求められているのは徹底的に学術的に
これが一体何であるかということが
求められているわけではなくて
今まさに動いている大飯の原子力発電所を
このまま動かしていいのかどうか
という判断だと思ってるんですよ。
もっとはっきり言えば
白なのか白以外なのかということを
僕らに求められていると思っているんですよ」
怒号も!原発“活断層”か激論の全容
http://www.youtube.com/watch?v=W_yj-n7qHLE
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