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JCO事故の真相から見える再稼働の理由 (とある原発の溶融貫通(メルトスルー)) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/534.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 11 月 06 日 15:20:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6725013.html
2012年11月06日11:15 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)


JCOの臨界事故は六フッ化ウラン転換中の事故だという記事からの引用です。
http://blogs.yahoo.co.jp/up5ch6/61934296.html


■JCOは六フッ化ウランの転換施設

1999年9月30日、茨城県那珂郡東海村の株式会社ジェーシーオー(以下JCOとする)の核燃料再転換処理施設で臨界事故が起きた。

この臨界事故を引き起こした施設は、原子力委員会に対して「転換試験棟の化学処理施設は六フッ化ウラン、スクラップ又は、イエローケーキから酸化ウラン粉末又は硝酸ウラニル溶液を製造するものである。」と、許可申請を行っている。言い換えると以下のようになる

1 転換試験棟の化学処理施設は、六フッ化ウランを製造するものである

2 転換試験棟の化学処理施設は、イエローケーキから酸化ウラン粉末又は硝酸ウラニル溶液を製造するものである

■臨界事故は六フッ化ウランの転換工程で起きた

臨界事故は、ウラン原料であるイエローケーキから硝酸ウラニル溶液にする過程でおきたとされるが、先の申請書類には、硝酸ウラニル溶液製品の製造方法が何ら記載されていない。

本事故の原因は、旧動燃が発注した高速増殖炉の研究炉「常陽」用核燃料の製造工程で起きたとされているが、核燃料棒に装填される二酸化ウランのペレットは、ウラン濃度が3%から5%の濃縮六フッ化ウランを転換した濃縮二酸化ウランであり、濃縮されていない六フッ化ウランや、イエローケーキから作られるものではない。

核燃料のサイクルは以下の通りである

1 天然ウランを精錬しウラン精鉱(イエローケーキ)をつくる。

2 ウラン精鉱(イエローケーキ)を八酸化三ウランに精錬したあと、転換して六フッ化ウランをつくる

3 六フッ化ウランにウラン濃度を3%から5%に濃縮した六フッ化ウランにする

4 濃縮された六フッ化ウランを濃縮二酸化ウランに転換する。

5 濃縮二酸化ウランをペレット状にして核燃料棒に装填する

1の工程をウランの粗製といい、2の工程をウランの転換という。3の工程はウラン濃縮といって、ウランの転換と濃縮は、核拡散条約によって規制されていて、日本にはどちらの施設もないことになっている。しかし、日本はウラン精鉱を輸入して、原子力発電の燃料棒の製造を、八酸化三ウランの転換からはじめている。

つまり、日本には、六フッ化ウランの転換施設と、ウラン濃縮施設があることを意味していて、JCOの核燃料再転換処理施設とは六フッ化ウランの転換施設であったことは明白だ。

JCOの臨界事故は、、ウランの転換工程で臨界が起きて、しかも、核分裂を制御できる原子炉外での臨界事故であったということである。

■世界は日本のウラン濃縮施設の存在を認めるだろうか

2012年、核開発問題でアメリカから圧力を受けているイランが、イラン国内の六フッ化ウランの転換施設、友人である日本のメディアだけに公開した。

日本は、濃縮ウラン事業国として登録はされているが、六ヶ所村の遠心分離プラントはトラブル続きで稼動停止中であり、原子力発電の燃料となる低濃縮ウランはアメリカから輸入していて、濃縮前の六フッ化ウランは必要なく、その設備もないとされている。

しかし、ウラン精鉱を輸入し、核燃料再転換処理施設で六フッ化ウランを生産していたのであり、しかも、前代未聞の臨界事故まで起こしていた。

日本の原子力発電所には、核燃料サイクルが一貫して行われているのが現実であり、ウラン濃縮は、ガス拡散法によって生産されている。ガス拡散法な巨大な電力を消費するので、原子力発電をしながらウラン濃縮をする必要がある。

だから、日本の原子力炉の設備稼働率は低いのであり、電力の需給能力など関係なく原発を再稼動しなけれなならないのだ。


 

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コメント
 
01. 2012年11月06日 18:02:03 : WsNDSdhQTA
また橋本さんブログからの引用ですか。ここ数日引用は無かったので「根拠のない情報である」と納得されたのかと思ったのですが、
http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/410.html#c4
「橋本さんのブログ」の言葉だけ抜いて引用を続けられているとは。

ウラン濃縮というのはウラン235とウラン237の僅かな質量差を使った分離法しかなく(化学的処理では分離はできません)原子炉の中で密かにやれるようなものではありません。
ましてや米国の裏の勢力と結託したウラン濃縮工場が日本の原発の真の姿である、という主張は荒唐無稽でしかなく、正統な脱原発運動運動をかく乱する目的で流されているデマゴーグの一種かと思われます。

引用の終了をお勧めしますし、続けられる場合は特定のブログだけからの引用ではなく、他の「ウラン濃縮工場」説の情報源も示していただきたいと思います。


02. 2012年11月06日 18:41:25 : moVoe7swLh
>ウラン235とウラン237の僅かな質量差を使った分離法しかなく
ウラン238な
ガス拡散法と書いてあるけど数mの圧縮機を千段くらい組まなきゃいけないから、こっそり原子炉の中でやるなんて無理だし、今は遠心分離器法に置き換わりつつある古い技術。
何で日本にそんなもん仕込む必要性があるんだかさっぱりわからん話だな。

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