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(回答先: 「大飯原発を止めるのではないか」との外した予測をして申し訳なし。狡賢く立ち回るのかと思ったが…やはり単なる無能バカだった 投稿者 福助 日時 2012 年 11 月 05 日 10:30:11)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/604004/
「断層」か「地滑り」か? 議論長期化も、大飯原発
産経新聞 2012/11/04 23:21
関西電力大飯原発(福井県)の敷地内を走る「F−6断層(破砕帯)」が活断層か否かについて議論した4日の評価会合では、現地調査で新たに確認された地層のずれが、断層が動いた形跡か、地滑りの痕跡かで議論が二分。「資料が足りない」などの意見が相次ぎ、結論は次回以降へ持ち越しとなったが、専門家でも意見が分かれる難解なテーマに、議論は長期化する可能性も出てきた。
評価会合で最大の焦点となったのは、原発の海側で行った調査で新たに見つかった地層のずれだ。関電が今回の調査で試掘溝を掘ったところ、F−6断層があるとみられていた場所とは異なる、試掘溝の東端部分で新たに地層がずれているのが見つかったのだ。このずれの上にある地層は12万5千年前に堆積したものとみられるが、ずれに合わせて変形していた。
ずれが断層であれば、12万5千年前よりも新しい時代に、断層が動いたことになる。国の指針では、13万〜12万年前以降に動いた断層を活断層としており、指針に照らせば、今回見つかったずれは活断層となり、大飯原発は停止させなければならなくなる。
「横ずれに伴う典型的な構図。断層面だ」
東洋大の渡辺満(みつ)久(ひさ)教授はそう断言し、大飯原発の即刻停止を求めた。渡辺教授は、最初にF−6断層が活断層である可能性を指摘した人物だ。
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記事本文の続き 一方で、立命館大の岡田篤正教授は「これまで多くの活断層を見てきたが、こういう構造はあまりない。違和感を覚える」と話す。岡田教授は日本活断層学会の元会長で日本を代表する活断層の専門家だ。「海側と山側でもずれ方が違う。むしろ地滑りに見える」との立場だ。
地層のずれについては関西電力も見解を示しておらず、他のメンバーからも明確な意見が聞かれないため、原子力規制委員会として調査団に加わった島崎邦彦委員長代理は「今日はこれ以上結論を出すのは無理。事業者の意見も聞くべきだろう」と述べ、結論は持ち越しとなった。
7日の次回会合では関電から見解を聞く予定だが、ずれの正体が断層か地滑りによるものかを判断する材料は乏しい。そもそも今回見つかったずれがF−6断層かどうかも不明だ。追加調査の必要性を訴える指摘も多く、結論はさらに先延ばしになる可能性もある。(原子力取材班)
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2012/11/04 23:21更新
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評価会合で最大の焦点となったのは、原発の海側で行った調査で新たに見つかった地層のずれだ。関電が今回の調査で試掘溝を掘ったところ、F−6断層があるとみられていた場所とは異なる、試掘溝の東端部分で新たに地層がずれているのが見つかったのだ。このずれの上にある地層は12万5千年前に堆積したものとみられるが、ずれに合わせて変形していた。
ずれが断層であれば、12万5千年前よりも新しい時代に、断層が動いたことになる。国の指針では、13万〜12万年前以降に動いた断層を活断層としており、指針に照らせば、今回見つかったずれは活断層となり、大飯原発は停止させなければならなくなる。
「横ずれに伴う典型的な構図。断層面だ」
東洋大の渡辺満(みつ)久(ひさ)教授はそう断言し、大飯原発の即刻停止を求めた。渡辺教授は、最初にF−6断層が活断層である可能性を指摘した人物だ。
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地層のずれについては関西電力も見解を示しておらず、他のメンバーからも明確な意見が聞かれないため、原子力規制委員会として調査団に加わった島崎邦彦委員長代理は「今日はこれ以上結論を出すのは無理。事業者の意見も聞くべきだろう」と述べ、結論は持ち越しとなった。
7日の次回会合では関電から見解を聞く予定だが、ずれの正体が断層か地滑りによるものかを判断する材料は乏しい。そもそも今回見つかったずれがF−6断層かどうかも不明だ。追加調査の必要性を訴える指摘も多く、結論はさらに先延ばしになる可能性もある。(原子力取材班)
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